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泌尿器科医の独り言 投稿者:徹雄 投稿日:2002/06/01(Sat) 21:35 No.87 
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泌尿器科医の独り言
都合に固有名詞の部分を少し修正しました。
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泌尿器科医の独り言  徹雄
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 私は大阪の某市で泌尿器科を営む59歳の医者である。
JRの駅近くの雑居ビルで開業している。この4階建てビルはすべて医院である。

 私の父親も医者で皮膚科/泌尿器科を診療科目としていた。
 長男の私は若い頃から、いずれは親の医院を継ぐことを当然の事と考えていた。病弱な父は50代で隠居し、私が医院を引き継ぐことになった。
 当初はそのまま皮膚科/泌尿器科の診療をしていたが、父が亡くなってからは自分の嗜好を貫くため、皮膚科の診療をやめ、泌尿器科専門になった。

 私は中学生の頃から男の体に強い興味があることに気が付いていた。
 そして、その対象は自分よりかなり年長者、父親くらいの年齢で体型的には太めのがっしりした体躯の男らしい人に限られていた。そんなたくましい男性に憧れを感じていた。若すぎたり、弱々しかったり、痩身体型にはまったく魅力を感じなかった。父親が細身で小柄なため逞しい男性に父親を感じ憧れていたのかも知れない。

 何か用があって待合室を通ったおりに父親くらいの年齢の患者さんを見かけることもたびたびあった。それが逞しいお父さんという感じの患者さんであった場合は、あの患者さんは皮膚科だろうか、泌尿器科だろうか? 診察室のカーテンの中で父からどのような診察をうけるのだろうか? と胸が締め付けられたものであった。

 幼い頃から診察室には決して入ってきてはいけないと言われていた。
診察室で行われている事は興味があったが、後ろめたい気持ちがあり父には聞けなかった。しかし父の医学書を見れば診察手順のおよその事は想像がついた。
 
 待合室で見かけた患者さんはおそらく、そのがっしりした体躯にふさわしい逞しく立派な男性生殖器を持っている事だろう。
 太く長い陰茎と、その下に大きな睾丸がゆっくり揺れてぶら下がっている。陰茎の先端には、私の興味をそそってやまない亀頭冠が大きな段差をつけて張り出している。その大きな亀頭を父がいじり回している診察風景を想像しながら一人興奮を収めていた。

 そんな私も父の医院を継ぐことを周囲から望まれ、それ以上に自分自身が強く望んでいた通りに泌尿器科医となった。誰に遠慮する事もなく、逞しい生殖器をじっくり診て、触る事を生業とするようになったのである。

 泌尿器科は男性専門という訳ではなく、女性患者ももちろんいる。
 女性の場合は職務上の興味しかないので、ごくあたりまえの医者として十分に誠意を尽くして診察している。
 男性患者の場合、生殖器の大小、形状などが目に付きやすいため看護婦に下腹部を見られることを嫌がる場合が多い。
 私の診療所では経費節減の為、看護婦は二人しかおらず、雑用も多くて看護婦は忙しい。それで男性患者を診るときには呼び鈴を押すまでは看護婦は泌尿器科用の診察室には入ってこないようにしている。

 男性患者の場合は丁寧に診察する。特に年齢や体型などの条件が合致した患者の場合はよりていねいに診る。しかし、あまり丁寧に診ると患者に嫌がられる事があるので適当なところで切り上げざるを得ない。

 診察室にはベッドがある。患者には上半身は上着を脱いで肌着だけ、下半身はパンツも脱いで寝てもらう。診察用ベッドは患者の胸の所でカーテンを引いて顔を隠せるようになっている。このカーテンは患者の顔が直接見えないようにして、羞恥心を抑える為であるが同時に、医者の顔も患者から見られる事がないため、私にとっても心おきなく診察できる。

 最近、泌尿器科の仕事も変わった。特に私の所は最近、勃起不全を訴える患者が増えてきたのである。ハローページに『男性性機能の診療』と明記し、古くから勃起不全の治療をしていたのであるが、以前は勃起不全を理由に受診する患者はほとんどいなかった。

 ところが、いくつも発行されている健康情報雑誌に相次いで勃起不全治療の特集が掲載されるようになってから大きく変わってきた。
 健康情報誌の中でも、特に中高年者を対象にしているある雑誌は読者層を考えて、高齢者の為のEDという観点の特集を組んだ。
 そのなかに「高齢者、糖尿病患者も大丈夫、○○アグラを越える新勃起治療薬」という記事があった。その記事で私の所でも最近始めた新薬EBM(通称トラスト)の処方が診療所名入りで紹介された。また雑誌社からの勧めで、その新薬に対する治療実績と効果のデータを意見広告という形で掲載してもらった。
 このイギリスの製薬会社で開発された新しい薬は安全性が高く、大変よく効く薬であると確信しており、またデータもそれを裏付けている。

 その記事が原因か、健康誌が発行された翌週くらいから勃起不全を訴える年輩患者が増えた。
 また滋賀県や奈良、和歌山、さらに広島といった他県からも問い合わせの電話が多数寄せられた。しかしEBMがまだ新しい薬で、実績データを集めているという段階であるため、遠方の方や体力的に問題があると思われる方からの電話にはお断りしている。50歳以上で体力的には大きな問題がないがEDで悩んでいる男盛りの壮年の方を対象に治療を行っている。
 また、50歳より若い若年性ED患者の場合は従来からの治療の方が処方が簡単なのでそちらを行っている。

 新しい薬は心臓病や糖尿病などのため従来の経口薬が使えなかったり、十分な効果が得られない50代60代の患者に適している。ただ薬自体の安全性の問題点とは別に、年輩者の場合、体力的な問題があり十分に検査しないと身体に負担がかかる場合があるので診察は以下のように行う。

■検査・問診
 血圧、心電図、血液検査、尿検査など。
 次いで問診。現在かかっている病気や、服用している薬を聞く。
 肺や心臓に疾患ないか、性行為に耐えられるだけの体力があるかの確認をする。
 体力的に問題がある患者の場合、薬で勃起させても心臓など循環器系が弱ければ性行為は危険である。その場合は、処方は出来ない。
 そして性生活に関する質問。
 全く勃起しないのか、持続力がないのか、あるいはパートナーとの心理的な関係などを尋ねる。
 また性欲、射精、快感の状態、性歴については事前に問診票に記入してもらっている。

■触 診
 次に生殖器の触診を行う。
 勃起不全の原因が生殖器の器質に有るのか精神的な原因かを判断する必要がある。
 EBMも従来薬とおなじく勃起促進剤であるため、精神的に欲望自体がない場合や、物理的、器質的に勃起不可能で有ればいくら処方しても勃起しない。実際上は、触診した程度ではEDの原因は分からないことが多い。
 しかし、医者の義務として一応、患部の状態を確認しておかないといけないので生殖器の視診、触診が欠かせないのである。
 診断として陰茎や睾丸の大きさや機能の診断、触診検査を行う。

■勃起検査
 「視聴覚的性刺激」の反応を調べる。
 すなわちEBMを服用後、雑誌やアダルトビデオなどを見てもらい実際に勃起するかを検査する方法である。
 雑誌やビデオでは内容がマンネリで刺激がないのか、EBMが有効な場合でもわずかな勃起反応しかない患者もいる。

■強制的勃起検査
 陰茎に「プロスタグランジン」という血管拡張剤を直接注射して、人工的に勃起状態にさせる検査。
 これは強力な薬であるが薬自体は古くからよく使用されているごく普通の血管拡張剤である。直接1ccほどを静脈注射しても差しつかえのない薬剤であるが、検査では0.1cc程度を使用する。

 注射は29G程度の極細針を使用したオートイジェクタを使用するため、外部に針は見えず注射という感じは受けない。痛みもチクと感じる程度である。もし、この注射で勃起しなければ、EBMを飲んでも効果はない。
 95%以上の患者が注射後、5分もするとムクムクと勃起を初め、その効果に患者自身が驚嘆の声を上げる。とくに長年苦労し、いろいろやっても効果がなかった陰茎が何年かぶりに完全勃起の堅さで立ち上がると大変感動される。しかもおよそ1時間ほど若者並みに腹に付くほどの角度で、固い勃起が続くのである。
 長く悩んでいた患者ほど、この検査で自分の生殖器が何年ぶりかで力強く逞しく勃起する事に感動し、勃起不全診療を強く信頼するようになる。

 いままで生殖器を露出する事に羞恥心を持っていたのに急にすべてを医者に任せるという態度に変わる。こう言う気持ちになった患者の場合は丁寧すぎる触診でも素直に受け入れるようになり、医者としても扱いやすくなる。
 検査を終えてもまだ隆々と勃起を続けている事があり、その場合は、反対の血管収縮効果がある塩酸エチレフリンをわずかに使用して検査を終える。

 通常、若くて肉体的に問題がないと判断した患者の場合は視診および簡単な触診程度で処方する。しかし年齢、体型、容姿などの条件が好みに合致する患者に対しては触診をはじめ詳しい検査を受けてもらう。

 さて年配の患者にだけ行う実際の詳しい触診風景である。
 まず診察室に入り、上半身は上着を脱いで下着となり、下半身はパンツも脱いだ裸でベッドに寝てもらう。
 陰茎や睾丸の奇形がないか、あるいは異常に小さかったり大きかったりしないかなどをみる。また、触診時の感触に異常がないかなどもここで調べる。
 年齢や体型、生殖器の大きさなどの嗜好に合致しない患者の場合は、職業上の厳密さの範囲で診察するがそれ以上の触診はしない。すぐにパンツをはいてもらう。

 しかし、50代60代の男性的な体躯の患者や、重役タイプで少し髪の毛の薄くなった年代の患者の場合は、十分な時間をかけて、睾丸の大きさや陰茎の握り心地や堅さなどを握ったりさすったりといじり回し、触診を堪能させてもらう。
 毎日何人もの生殖器を触診するのは大変であるが、また好ましい年配の患者である場合はこの職業の大きな楽しみでもある。だからといって、あまりしつこくはできない。あくまで職業上の必要があると判断される範囲内の最大限の触診をするのである。

 通常の触診はここまでで終わりである。
 一度服を着てもらい、次の「視聴覚的性刺激」による勃起検査に進む。ただし患者によっては視聴覚刺激検査をパスして、「プロスタグランジン」による強制勃起検査を先に行う場合がある。

 まずEBMを標準の半量服用し待合室で待機させる。30分ほどしたら再度診察である。
 血圧などのチェックをした後、下半身裸のまま、検査衣をはおって、カーテンで隔離してあるコーナーに入ってもらい、ビデオと雑誌の置いてある机に座ってしばらくビデオなどを見てもらう。この時、恥ずかしがらずに遠慮なく勃起するように努めさせる。必要であれば自分で擦って勃起を促してもらう。

 勃起したところで再度触診し、陰茎の硬度や勃起角度、持続時間などを十分調べる。
 十分な勃起をしない場合は再度ベッドに寝てもらい、再び生殖器を触診する。この時はかなり時間をかけて、陰嚢部分を刺激したり、皮を剥いたり被せたりを繰り返すなどをして、勃起してくる様子がないかを丁寧に検査する。半勃起程度の状態で、ふくらみかけ、陰茎が太く大きくなってきているが、まだ柔らかいという状態の太めの生殖器は大変握り心地がよい物である。

 ここまでで強く勃起をした場合はEBMに十分な効果があるので、新薬を処方する。
 勃起しないか、不十分な効果しかない場合は血管拡張剤による強制勃起検査を行う。方法は前述の通りである。

 陰茎注射検査を行うのはEBM服用後の『視聴覚的性刺激』で勃起しなかった患者と、処方したEBMの効果が思わしくないと訴えた患者に対してである。
 もともと、物理的に勃起する能力のない患者にEBMを処方すると、効きが悪いと勝手に判断して規定以上に服用する可能性がある。そうなると、体に負担がかかって危険だから初回は2回分2錠と決めている。2回の服用の結果、効果が不十分だと訴える患者に対しては改めて強制勃起検査で陰茎硬度、角度、持続時間などの勃起能力を再度詳しく目で見て確認する。
 この様に一見、患者の生殖器をもて遊んでいるように見える強制的勃起検査も必要なのである。

 勃起を始めた生殖器が、立派な性器である場合、診ているこちらも大いに性的興奮をしてしまうことが有る。もちろん外見上はそんなそぶりは全く見せず、平然と診察しているがごとくに振る舞っている。
 私が好ましいと思う性器の形態は、陰茎全体が太いのに亀頭が茎部より更に大きく張り出したいわゆる「カリ高魔羅」なので、そのような性器をいじっていると大変興奮する。さらにその患者が男らしく好ましい年配の男性であればより一層医者の楽しみが増す。

 薬の効果で、天を突くような角度で強く勃起している太い陰茎を握り、腹から引き剥がすようにしてその堅さを確認する。また大きな睾丸がだらりと伸びた陰嚢に収まっているのも男性的でよいものである。
 手にすくい、重さを確かめるようにユッサユッサと上下に揺すると睾丸の大きさがより生々しく感じられる。
 滅多にないが数ヶ月に一人位こういう立派な生殖器の持ち主がいるのである。こういう稀にみる生殖器の場合、カルテに記号を書き他の患者と区別し、映像としても記録を残している。

 診察用のベッドには医学用ビデオカメラの設備がある。
 タイムラプスビデオと呼ばれる監視カメラの一種で、毎秒1枚程度の静止画を自動的に連続記録するデジタルシステムである。医学用カメラは本来、患者の快復具合を定期的に撮影するための設備である。勿論、この診療所でも主にはそういう目的で使われるのであるが、ときには患者の性器を撮影して、後でいろいろと比較、検討するために使われる事もある。

 カメラは2台あり患者と向かい合って問診しているときに、患者の顔や上半身を撮影できる位置に設置したカメラと、ベッド横にあり顔をカーテンで隠した後、下半身をクローズアップで撮影するためのカメラがある。
 医学用ビデオ本体は離れた棚に置いてあり、近くにあるのはフレシキブルアームに取り付けられた100円ライター程度の小型カメラだけなので患者はまったく気づかない。看護婦はカメラがあることはもちろん知っているが単純に医学用カメラと認識している。

 立派な生殖器をもった特別な患者の場合は処方するEBMの量を当初は、1回分に限定し頻繁に来院するようにさせている。
 初診時に、「プロスタグランジン」を使った強制勃起検査を体験させておくと、薬を飲めば自分の性器は逞しく勃起するという事に確信を持ち、治療を強く信頼している。しかし処方は1回分であるため、何度でも来院する。そして来院のたびに逞しい生殖器を何度も握らせてもらう。

 薬があまり効かなかったと訴えた場合は強制勃起検査を行い、よく効いたと訴えた場合も、その効き具合、持続時間を確認するため診療所内でEBMを飲んでもらい毎回勃起検査を行う。

 30年、40年と長年に渡ってよく使い込んだ年配者の淫水焼けして黒くなった陰茎、そして茎部から更に太く大きく張り出した亀頭にはところどころシミがあったりする。何千回となく妻の膣に挿入し、男としての威厳を発揮し続けた栄光を持つ大きな性器が目の前で逞しく勃起している。
 そんな逞しい勃起を触っていると、後頭部がうずくような興奮を覚える。この大きな陰茎でいままで一体どれほどの淫靡な楽しみを味わい尽くしたのか。その上、さらに薬の力を借りてより一層深い快楽を得ることだろう。

 ED治療が一般化するに従って、今までとは違った層の患者が泌尿器科を訪れるようになった。以前は病気のご老人が多かったが、ED治療が忙しくなったため最近、緊急以外は他の診療を断るようになってきた。

 高齢でED治療を希望する患者は、今まで十分に性生活を楽しみ、充実していたが、今後も年齢と関係なく楽しみたいという人が多い。それだけ豊かな性生活を送ってきた実績を裏付けるようにその陰茎は太くて、長くて、カリが張った「カリ高魔羅」である割合が高いのである。見るからにほれぼれとするほどの立派な性器もたくさん診察してきた。

 ED診療を希望する患者はいかにも健康そうで、男性的で、患者というより立派な「オス」という感じなのである。そんな患者が増えてきたのである。
 前立腺肥大の患者の場合は、性器がいくら立派で強く興味をひかれても勃起検査までする訳にはいかなかった。しかしED診療をするようになってから並はずれた性器を見て、興味をもてば勃起するまでいじり回すことも出来るのである。

 いじり回し何とかして勃起させることが泌尿器科医の仕事なのである。
 診断室のなかで毎日毎日、何人もの生殖器を握り、撫で、さすって勃起させた生殖器の逞しさや、堅さや、亀頭の大きさ、それも勃起時の亀頭の大きさを測ったり記録に残したり・・・・。

 医者になって本当によかった、泌尿器科医になって本当に良かったと思う。



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泌尿器科医の独り言 投稿者:徹雄 投稿日:2002/06/01(Sat) 21:35 No.87 
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