■ ぱくりのお気に入りお宝集 ■11 ◆夏目さんの作品集◆
シリーズ:天使のいたずら
作:夏目 作品09 天使のいたずら―違うかたちの報酬―  投稿日:2003/09/28(Sun) 10:06 Back Top Next


天使のいたずら
―違うかたちの報酬―


「工藤法律事務所の青山慎吾です。花崎さまのご依頼・・」
「あっそ、よろしくね、依頼者の山本美絵よ、あんた歳いくつ」
「はぁっ、46ですが、なにか」
何でもないと返事に説明を続ける。

「早速ですが、離婚調停管財にご不満があり、当事務所への調停依頼と」
「そうよ、あの、亭主から、なんぼか貰って、さっさと別れたいのよ」

「そう言われましても、奥様にはこのマンションを譲渡され、その時点で・・」
「私の今後の生活、どうすんのよ、亭主が貰う退職金から、一千万ほど戴きたいのよ、わかる」

「それは、多少無理が過ぎると・・」
「そのために、雇ったのよ、あなたを、何言ってるのよ」

「弁護士費用としまして、当所所定の依頼料45万円、調停報酬は30%で・・」
「なによ、その金額、2〜30万じゃないの、なんで、花崎の奥様とんでもない弁護士を紹介したわ」

「私どもは、花崎様の会社の顧問事務所の関係で、協力をと承っており」
「わかったわよ、お宅の費用の分、亭主から貰う金額に上乗せして頂戴、自分の取り分ぐらい稼いでよ、まったく」
「それと、亭主の浮気現場か、なにか、おさえて頂戴」
「それは、私どもの仕事ではなく、探偵事務所へご依頼ください」

山本家を後にしながら、青山は憤慨した。
なんて女だ、ケチで、見栄っ張りで、口の利き方も知らない、更に青山の嫌いなデブ女ときてる。
本来なら、イソ弁の担当する案件だが、工藤所長の補佐で、皆忙しい。所長も、通常なら断る離婚調停依頼だが、顧問会社の奥様に、どうしてもと頼まれ、門外の案件を受入れた経緯がある。

[これは、時間かかるぞ、亭主側はマンションの権利を放棄して、譲歩してるのに、更に貰ってもいない退職金まで、狙われちゃ、あーやだやだ]



後日、亭主である、山本康三との面談を決めて、指定のカフェで会った。
「工藤法律事務所の青山慎吾です。これは、調停依頼書です」
山本は渡された書類に、目を通し、あまりの内容に、青山に投げ返した。

「話しにならん。なんて奴だ、欲の皮もここまでくりゃ、情けないくなる」
「弁護士さん、あなたもプロなら判るだろう、私の権利以上のものを、与えてるのに、なーそうだろう」
「はい、山本様の、ご立腹わかります。ただ、依頼者奥様の意向を、第1回面談時提示し、そこから調停を始めますので」

「私達夫婦はね、50を過ぎた頃、5年前から家庭内別居、娘が嫁いだのを機会に、離婚を申し出た、私の浮気が原因とかじゃないんだよ」
「だらしなくて、見栄っ張りの女房なんか、見るのもいやだ、身分不相応のつき合いとかで、高い飯を食うから、見たでしょう、あのデブ」
「私の退職金からは、ビタ1文も出す気はない、そう伝えてくれ」

こんな訳で、調停は難航を極めた。
絵美との面談時、青山はきれそうになったが、仕事である以上、根気よく説明し何とか、譲歩案をまとめた。

亭主の山本との面談も、これで4回目になる。
青山は、山本との面談を、楽しみするようになっていた。体もハートも、青山の好みの紳士だからだ。

「譲歩案は、こちらの調停依頼書に記載してあります、500万円というご希望です」
「弁護士さん、私は家庭裁判所での調停でもいいんだ、でも、早く別れたいだ。これ以上、長引かせたくない」
「あのメス豚に百万円、貯金から即、払うからと伝えてくれ。あのメス豚、あんたら弁護士に支払ったら、残りは十万かそこらだろ、だろう?」
「えー、まー、そんなところか、不足もありえます。では申し伝えます」
「ざまあみろ、欲張るからそんなことになるんだ。でも弁護士さん、あんたには感謝してるよ、根気がいる商売だね」

絵美は、山本の申し出に、怒り、青山に当たりちらした。
最終調停で、山本が弁護士に支払う調停報酬を持ち、絵美には百万円出すことで、絵美は渋々納得した。

そして、山本は、はれて、独り身となり、解放された気分を味わっていた。

[でも、いい弁護士だったな、震いつきたくなるような体だ、もう会えないとなると、寂しいな、まあ、ノンケだろうし、忘れるこった]


   ☆

山本は、男だけの山登りのサークルに、所属していた。
このサークルは、全員、男好き40代以上の条件もあり、[中年山と男好き倶楽部]という。
今回の、山は八ヶ岳縦走、温泉旅館付き、2泊3日の、割と楽な計画だ。
最近、少し太り気味なので、ダイエットも兼ねて、またいい男に巡り会える、期待を込め、参加を決めた。
上田に9時集合し、後は登山道まで温泉旅館が手配した、マイクロバスの予定だ。

当日、上田には新幹線で、集合時間前に着いた。
改札に向かっていると、後ろから、誰かが呼んでいるような。後ろを振り向くと、青山が小走りに向かってくる。

「山本さん、お久しぶり、その節は、大変でしたね」
「あれ、弁護士さん、こちらこそ、お世話になりました」
「今日は、上田へ何しに?、お仕事の格好じゃないし」
「私は、八ヶ岳に山登りに来ました。山本さんは、どうしてここに」
「私も、仲間と八ヶ岳に山登りに、お互い頑張りましょう。では」

別れたはずが、山本も青山も、同じ方向に向かっていた。
倶楽部長がきょろきょろ見ながら歩いてくる二人に声を掛けた。
「おはよう、康さん、あれ、あおちゃんも一緒だ、お知り合い?」

びっくりしたのは、当の本人二人だ。
二人はしどろもどろ。

「弁護、違う、あおさん、には、ちょっと、この前、お世話に、なった」
「そうです、やまも、いや、こう、さん、とは、改札で、あの、ばったりと」
このような倶楽部では、本名や職業は証さない。

二人は、まじまじと、見あってしまった。
まさかまさかの展開に

山本は登山の最中、びったりと青山の後に、続いた。あの震い付きたくなるような男が、男好きだったとは、ノンケと思いあきらめたのに、自然に笑みが出てしまう。

青山は、調停が済めば、もう会えないと、思っていた山本が今、後ろにいる。どんなタイプが、好きなんだろう。気になってしかたない。
たまに、振り向くと、山本は笑みを浮かべ、視線を感じるが、期待して裏切られるのもな。

山小屋での1泊、お互い隣同士に、狭く敷き詰められた布団、隣に触れないよう気遣う。
山本は、隣で眠る青山が気になって、寝付けない。そっと手を触ってみた。
青山も実は、眠ってはいなかった。
手を触れられ、暗い中、山本を見た。
そして手を握り替えした。

2泊目の温泉旅館に、到着、部屋割りが、倶楽部長から示された。
3名で1室利用、二人は倶楽部長の計らいもあり、同室になった。
もう一人の同室者は、潔さんと名乗った。彼は40前半で太っており、痩せた高齢が趣味らしい。タイプの人と同室になれなくて、がっかりしてる様子だ。
早速、温泉に入る事に、潔さんも誘ったが、ビールを飲んでる、後にするとかで、二人は浴室に向かった。

裸を見るのは、当然初めてだ、期待感で勃起しそうだが、そこはぐっと我慢。脱衣所で、お互い浴衣を脱いだ。
青山の体は、引き締まった中肉に、中年の腹だ、体毛は薄め、綺麗な肌、チンポは亀頭がむくれやや大きめ。
山本の体は、見た目青山を1割ほど大きく、体毛はやや濃いめ、お腹が出ているが、全体のバランスは良い。
チンポは青山と同じか、すこし大きめ、亀頭は大きい、玉袋はでかく、股にデーンとぶら下がっている。


   ☆

宴会後、夜も遅い時間、二人はまた、温泉につかった。
この時間は入浴客も少ない。都合良く、露天風呂には客はいない、二人はお互いの股間に、手を伸ばしす。二人とも、すぐに勃起した。

最初は湯船の中で、こすり合ったが、段々大胆に、浴槽からチンポを出して、しごくまでに。
さらに、大胆に、青山が湯船の縁に座り、浴槽内から山本が、ぱくりと口に含んだ。

「あ〜〜いい、とても気持ちいい」
つい、小さな声が出ていた。
お互い注意をしながら、今度は逆になる。
山本が座り、青山がチンポをしゃぶった。

「いいね、すごいよ、康さんのチンポ、雁がパンパンだよ」
「そうだね、念願叶ったからね、この辺にしないと、いきそうだよ。いつもはもっと長いが、震い付きたかった、あおさんが相手だもん」
二人は、勃起が鎮まるのを待ち、風呂から上がり、部屋に帰った。
鍵は康さんが持っていた。

同室の潔さんは、部屋にいなかった。閉め出すわけにも行かない。倶楽部員の部屋をノックして回る。
すると、酔いつぶれて、他の部屋で寝ている彼を見つけた。
「このまま、ここに寝かすから、布団も余ってるし、・・」

青山が部屋に戻る、そしてドアの鍵をロックした。
「彼、酔いつぶれて、他の部屋で寝てた、だから、康さん二人きりだ」

青山は、山本に歩み寄りながら、浴衣のひもをとき、浴衣を脱いで、全裸に、
「彼が飲んべーで、よかった、もっとよく見せて、あおさんの裸、いい体とチンポだ」
山本も浴衣を脱ぎ、全裸になった。

二人は抱き合い、初めての熱いキスをした。
青山は、指で山本の胸毛を、弄り、腹から股間へと這わせた。手の刺激で固さを増し、完全に勃起したチンポをこすりあげた。
山本は、指で青山の背中から脇腹、そしてチンポへと、這わせると、ビンビンに勃起した、青山の肉棒をおもいきり掴んだ。

年上の山本が、布団に誘い、青山の体を、口と手で攻め始めた。
「この体、諦めていた、この体が、今私の手の中にある。いい、もう離さない」
山本の声と、テクニックは、青山を更に興奮させ、肉棒は、はち切れんばかりに、カチカチに。

「あおさん、覚悟しろ、頭が真っ白になるまで、可愛がるからな」
金玉に手を這わせながら、軽く、亀頭を舌で舐める、左手は乳首から、脇へ這わせる、そしてぱくっと口にくわえた。さらに、湿った亀頭を指で、グリグリ、シコシコ、を繰り返す。

「どう、気持ちいいでしょ、ここはどうかな」
山本は菊門を刺激してきた、湿らせた指で、そっと這わせると、
「康さん、いい、はっ、はっ、はっ、ああ〜〜っ」
青山は音にならない声と、体をくねらせ、山本の攻めに応えた。

今度は青山が、山本を攻める。
こんな人は乳首とチンポ以外は、あまり感じないはず、その3点を集中して攻める。
存在感のあるでかい、金玉を軽く刺激しながら、強く吸い、肉棒をしゃぶり、舌を亀頭に舐める。
湿りを使い、今度は指で、大きく動かし肉棒をしごきあげ、口で胸毛の中の乳首を舐めると、
「あおさん、あおさん、ぐぅ〜〜〜」
山本は腰を上下に動かし、青山の指の動きに、さらに自ら刺激を強くした。

「康さん、いきそう、いきそうだよ」
「俺も、いきそうだ、あおさん、いい、いい、いく〜〜ぅ」
山本は、自らの腹の毛に、ザーメンを放出した。
すぐに青山もしごいかれ、山本の胸毛にザーメンを飛ばした。

「康さんの胸毛ベトベト、ごめんよ」
「ほんとだ、いっぱい出てる、私も気持ちよかった、もう離れないよ、いいね」
二人してまた、温泉に向かった。

深夜で、客はいない、射精後の、なえきらず膨らんだチンポのまま、二人は露天風呂に入る。
湯船の縁に二人並んで座り、向き合ってキスを交わした。
ゆっくりした時間が流れ、時間を忘れ露天風呂にいた二人は、自然にチンポへと指が動く。
さっきの行為の後なのに、二人とも勃起している。
「ここで、しごきあう?」
「いいね、第2ラウンド、いやさっきもここでしたから、3ラウンド目」
「でも、誰か、入浴しに来るかも」
「それなら、大丈夫、さっき入り口の扉、勝手に、カギ締めてきたから」
二人は、深夜の涼風の中、愛し合い、お互いを味わうが、さすがに射精はしなかった。そこは大衆の場であるから。

   ☆


帰京後、二人は、新しい山本の新居で、仕事の合間を縫って、愛し合った。
「その後、元デブ女房は、あおさんの事務所に、なんか言ってこないよね」
「懲りたんじゃないですか、あんだけ、騒いで、55万円しか残らないのだから」

「そうと、康さんの男好きなのが、ばれていたら、あの女の言い分を私どもは支持し、康さんは敗者だな」
「そうなんだよ、私は離婚すると決めた、ここ1年半、我慢して何処にも近寄らない、用心したんだ。それと、あおさんの事務所は、報酬が少なかったろう、悪かったね」

「そうね、事務所としては少なく、所長に注意されましたが、私個人は、康さんという、違うかたちの報酬を、得られましたから、グッ・ジョブでしたよ」




夏目 > どこにいるのいたずらな天使??・・「そんな殺生なこと聞かんといてな山の頂上にいます」「サブタイトルだけでえーやん」pakuriさんの大切な天使の怒りが聞こえる「夏目チンポ関連情報収集所長のただの思いこみ、私の天使を使うなんて百年早い」「えろ〜すんません、所長には早々伝えておきますよって」クシュン泣いて謝る夏目だす。 (9/28-10:06) No.755
Angel pakuri > ◎◎◎◎◎◎◎◎夏目殿って、ナニしてるヒト?って、いつか聞いたことがあるけど、益々謎でごじゃる。おいしいお話をありがとう!。  えーっと、次は、今回の話に名前だけ登場した『工藤法律事務所』の所長、工藤静香?←あほな?61歳、堅太り胸毛あり、太腕、知的親父(勝手にキャラ指定すんなってか)と、青山(夏目)弁護士の、やりやりオフィスラブ←古ぅ編です。お楽しみに。……夏目殿よろしく←またえんじぇるちゃんはおじさんを悩ませるでごじゃった (9/29-16:45) No.759
Angel pakuri > 追加!所長・青山夏目・山本の (9/29-16:47) No.760
Angel pakuri > 3Pも捨てがたいなぁ……。 (9/29-16:48) No.761




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