■ ぱくりのお気に入りお宝集 ■11 ◆夏目さんの作品集◆
偶然の神様・・・冬編
作:夏目 作品06 偶然の神様・・・冬編  投稿日:2003/09/19(Fri) 11:09 Back Top Next


偶然の神様・・・冬編(全)


前編

冬見は疲れていた。肉体的な疲れではない。精神的疲れだ。
2年前から準備を重ねてきた、このプロジェクトの担当として働きづめ
今回のプロジェクトは、イタリアのメーカーと、クライアントのベスト社でのライセンス生産だ。
出張は快適で、そのことで疲れは感じないが、ベスト社販促部長の浅野が原因だった。度重なる会議を終え、実行に移すと、浅野部長が決まって問題を持ち込む。
このチーム内では「ちんけな熊おやじ」で通っている。合い言葉は「定年まであと1年」である。
あと受注会まで半年という頃、ベスト社の担当が入院した。原因はちんけな熊おやじのせいだ。

イタリアのメーカーから、フリップ担当が来日し、連日打ち合わせが続く。
フリップは、我が社の営業担当に自らゲイであることを告げ、せまったらしい。
営業担当は、俳優の小野さんに似ており、私も興味を持ったことがある。

ある夜、フリップ担当を交え、酒の席が催された。その酒の席で、ちんけな熊おやじこと、浅野部長が自慢げに言った。
「60歳近い私は、この年でも週1回かみさんとやるんだ、かみさんがせがむもんだから」
何を言い出すのか、部下もいれば、女性もいるというのに。更に
「フリップさんはゲイなんだってね、男の何処がいいのかな」
私は通訳の子に首を振り、フリップに伝えないよう合図した。場はしらけ、最悪の状況に。

12月なんとか、受注会までこぎ着け、セッティング完了したころ、浅野部長が顔を出し、案の定、問題が勃発。

全て無事終了し、撤収後に、関係者で慰労会を催すことに、
冬見はビール1杯目飲んだ時、椅子ごと後ろに倒れ、意識を失った。
救急車が手配され搬送、意識を取り戻した冬見の要請で、母校の付属病院へ入院した。
脳波やCTスキャンなどの検査の結果、脳には異常ないことが判り後日退院。医者の薦めで心療内科の受診を薦められ、予約日時に病院へ向かった。
診察室では、若い医者から診察コースの説明を受ける。本来なら冬見は逆の立場にいる。患者じゃなく、医師としてだが。

催眠治療のコースを選択し、指定の日に再度訪れることに。
催眠治療の診察室は、患者をリラックスさせる目的で、特殊なデザインが施されており、重厚な扉を開けた。
診察室のはいると、冬見よりひと回り大きな体の医者がいた。どこかで合ったような記憶があるが、同級生にしては、冬見より年が上である。

「冬見さんですね」
「はい、冬見 智です」
「私は轟です。あの、おわかりになりませんか」
冬見は轟と言う姓と、まじまじと顔をみて気がついた
「まさか、轟 渉先生の御次男、響さんですか、またなんでここに」
「私も冬見さんの予約カードを見て、びっくりしました。それはそうと、お礼が遅れましたが。父の葬儀の折には、ご足労頂きありがとうございました」
「あっ、いえ、でもアメリカの大学にお勤めでは?それにいつ日本に」
「2年前に要請を受け、心療内科、催眠治療の専門医として赴任しました」

「カルテを見て今回の経緯は理解してますが、なぜ貴方のような方が、診察を受けようと」
「私の知識は20年前の錆びてしまったのも、自らを知るためにも、治療を受けてみようかと」
「錆びるとはご謙遜を、父は私に手紙や電話で、私の後継者は冬見君だと、口癖のように聞かされ、当時嫉妬したぐらいです、あなたに」
「それで、あなたの論文読みました。父の説が正しいことを証明していましたよ」
「恐れ入ります。学者として残るよう何度も説得されましたが、販促に興味がわいて」

そんな二人は、偶然の再会と、身の上話をしていたが、制約された治療時間もあり、轟医師は早速治療の説明を開始した。
「では、冬見さんですので、倫理の部分は割愛させて頂き、治療法について説明します」
「わかりました、お願いします」
「治療に際し、治療行為をすべてVTRにとります。後日、患者さんとの治療方を模索するためと、他の医師の意見を得るためです。ご了承願いますか」
「もちろんです」
20分ほど細かな説明を受ける。

その最中、冬見は向かい合わせの椅子に座る、轟医師の股間が気になった。金玉が左側のズボンの中で、くっきりと形をなしている。轟医師に惹かれる自分に、はっとした。恩師の息子さんに、男の興味を抱くなんて、
ここ数年男の体に触れてない、欲求は高まるばかり。轟医師は冬見好みの男性である。触れてみたい妄想からか、冬見のチンポは大きくなり始めた。気を静め説明に集中する。

「診察着に着替えてもらえますか、リラックスするため、体を締め付ける物は避けたいので」(注)
(注)実際は着衣のままです。フィクションですのでご了承を・・・・
診察着に着替え戻る、パンツがないので股間が落ち着かない。

「では催眠治療を始めます。椅子に深く掛けリラックスしてください」
冬見は次第に無意識の世界にいざなわれ、1時間後に普段の自分に戻ったが、彼の中では、3分後程度の感じだった。
なんとなく、股間がスーーとする、パンツを履いてないからかな。

「はい、冬見さん本日はここまで、次回は、今回のVTRを見ながらの治療になります。今回の治療の解説と、次回の治療ため2時間ほど予定してください」

次の指定の日時に診察室を訪れ、今日の診察方法の説明を受けたあと、前回の治療風景のVTRが映し出された。次第にリラックスする私が、映し出され、質問に答える、自分がいた。
一連の仕事の時の話しなど、ちんけな熊おやじの表現には、轟医師も笑っていた。
私生活面に入り、次にセックスの質問が交わされた。

『冬見さん、セックスはしてますか?』
『いいえ、ここ数年ありません』
『では、どのように処理されてますか?』
『自慰です』
私はそう答えるVTRの自分を見て、赤くなった。
『何を想像して自慰をしますか?』
一瞬躊躇してるが
『男性の体を・・』
VTRの中の顔は、恥ずかしそうな表情だ。それを見ている私は、もうどうしていいか判らないほど、恥ずかしい気持ちだ。

『そうですか、女性ではないのですね』
『ではどんな男性ですか、容姿や年齢など具体的に話してください』
またも、考え迷った顔の私が映っている。すると
『轟先生、貴方のような方です』

私は、もう息もできない。なんてことを言ったんだ。隣いるのに、どうしよう。轟医師は平然とVTRを見ている。

『ほう、私ですか、こんな中年のおでぶさんですか』
『いえ、先生はデブではありません。たくましい体つきです。私の理想の・・』
『あなたの恋い描く男性は、私のようなタイプなんですね』
『はい、先ほどお会いした時に、惹かれました』
『では、私が貴方の目の前にいます。どうしたいですか?』
『抱かれたいです。そしてあなたのチンポに触れたいです』

聞いてられない。冬見は映像に映る自分を正視できなく、耳を塞ぎ、VTRを止めるよう依頼した。
「冬見さん、治療の一環として、正直になりましょう。貴方の真の姿です。今後の為にも目をそらさないで、続けますよ」
画像は冬見の制止も聞かず、流れ続ける

『では、そうしましょう。想像してください。貴方も私も裸でいます・・』
『貴方の性器は完全に勃起してますね』

VTRの中の私はガウンの前をはだけ、実際にギンギンに勃起させ、先走りまで垂らしてる映像が、映し出された。
そして、画像の中の私は、夢中でオナニーをして、先走りを亀頭に塗り込め、喘ぎだした。
「轟先生、お願い止めてください。到底耐えられません」
「冬見さん真の姿を、正視できないと、今後の治療にもさし支えます、辛抱して」

『気持ちいいですか、あとはどうしたいですか?』
『先生にしごいて欲しい、くわえて欲しい、できれば先生の肉棒をしゃぶりたい』
『わかりました。では私があなたの性器に触れますよ』
すると、映像に轟医師の姿が映し出され、私の肉棒をしごきだした。

『気持ちいいですか、気持ちよかったら声を出していいですよ』
『いいー、気持ちいいーー、先生もっと強く〜〜、先生しゃぶってください』
『それはできません、手で触れてさしあげるのみです』
『じゃ、先生のチンポしゃぶらせてください』
『それもできません、次の機会に、ただし触ることはできますよ』
『どうです触りたいですか』

すると映像の中に勃起した轟医師のチンポが写し出された。丸っこい腹の下に、雁の張った亀頭と太い肉棒、たれた大きめの金玉だ。

『どうぞ、思う存分触っていいですよ』
VTRの映像を見せられた私は、唖然とした。治療とはいえ、ここまで、轟医師はなぜに?、ふと彼を見ると、轟医師も私を見た。
「なぜ、って思ってるでしょう今、あなたへの治療の一環です、今は気にしないで続きを見ましょう」
映像の中の私は、轟医師の肉棒と金玉をなぜ回しながら、轟医師の手によってしごかれている。

『先生、先生〜〜 いく、いくよ、いく〜〜』
映像の中で私は、久しぶりの男の体に触れたうれしさか、ザーメンを大量に射精した。
ティッシュで綺麗に拭き取られ、アルコール消毒液を浸したガーゼで、さっぱりと処理され、衣服を整えられ、次第に目覚める冬見の姿が映像で流れていた。

冬見は、先ほど写し出された映像の影響で、思考は宙を舞っていた。どうすべきか考えも及ばない。それを察し。
「冬見さん、貴方も昔は心理学を専攻し、ドクターまでなった方、客観的にどう判断しますか」
この言葉に、冬見は20年前の学者に戻った
「轟医師の行動に、腑に落ちない点はありますが、逆の立場なら同じように対処したでしょう」
そい言ってから顔から火を噴いた
「ごめんなさい、とんでもない発言でした、本当はわかりません、ただ治療中の行為、感謝します」
「冬見さん、ご存じのようにゲイは欧米では認知され始めています。日本ではカミングアウトの弊害が・・・・・・」
「でも、ここは閉ざされた場所です。あなたの本意が流出することはありません」

後半は引き続き、次の投稿をご覧ください。

偶然の神様・第4弾・冬編・・こりゃ長が〜〜い文章に、だから2つに割りました。でね、投稿の順序で前後読む順番が逆になるのでしょう、最初に後半を投稿、後で前半をにしてみました。そしたら続けて読める。「そんな気遣いいら〜ん」なんて怒らないで、夏目からのささやかな心づくし、素直になって

夏目 > 偶然の神様・第4弾・冬編・・こりゃ長が〜〜い文章に、だから2つに割りました。でね、投稿の順序で前後読む順番が逆になるのでしょう、最初に後半を投稿、後で前半をにしてみました。そしたら続けて読める。「そんな気遣いいら〜ん」なんて怒らないで、夏目からのささやかな心づくし、素直になって (9/19-11:10) No.701

夏目 > テキストで文章書いて流し込むから、最後と返信コメント、ダブってもうた、ごめんだす (9/19-11:32) No.704

Angel pakuri > ◎◎◎◎◎◎◎◎夏目殿って、ナニしてるヒト? (9/20-16:12) No.713
てる造 > たぶん、コピーライターだと思うよ。ぱくちゃん。私と同じ関係だと思うが違いますか。想像ですが夏目さん。◎◎◎◎◎☆☆☆☆☆じゃあ。 (9/21-15:29) No.717
夏目 > そうくるだろうと思っておりました。このあと完成している物語には次々と様々な職種が登場します。その中に夏目の本職が隠れているかも、それも楽しんでください。うふふふ (9/21-22:45) No.723


偶然の神様・第4弾・冬編 投稿者:夏目 投稿日:2003/09/19(Fri) 11:08
後編(投稿の上に前編がございます)
冬見は指定日の治療に、再度診察室を訪れ、轟は、今日の治療法の説明を始めた。
「リラックスしてください。今日の治療は、浅めの催眠治療です。前回と違いあなたには、治療中の認識能力や、感情の現れはあります」
「ただし、催眠を解く合図とともに、催眠中のすべての記憶は消え、治療中の行為におきた感情も、すべて記憶されません。そして、私の合図と同時に、覚醒したあなたに戻ります」
そういうと轟医師は、私に催眠治療を開始した。

セックス以外の問診のあと、前回の治療の映像を見てどう感じたのか、轟医師は聞いてきた。

『数年ぶりに男のチンポに触れ、センズリされて気持ち良かった』
『では、今日はどうしたいですか?』
『轟先生としてではなく、好みの男性として、あなたの大きな肉棒をしゃぶりたい』
『では、あなたの意に添いましょう』
『冬見さん、今、貴方は患者ではありません、私も心療医師ではなく、お互い惹かれあう男と男同士です』

そういうと轟は冬見の唇を吸った。
二人はお互いを抱きしめ、激しくキスをする。轟によって冬見は裸にされる。
そして、轟は冬見の首筋から乳首へ、唇を這わせ、勃起した冬見の亀頭を舐めた

『轟さん、私のチンポもっとしゃぶってください』
轟は冬見の肉棒をくわえながら、自らの服を脱ぎにかかった、今日のことを想定し下着は付けていなかった。轟も全裸に
冬見は数年ぶりに、男に尺八をされ歓喜の声を出した。

『いい〜〜、気持ちいい、轟さん、しゃぶられてる音が〜〜』
『私も轟さんのでかい肉棒をしゃぶりたい』
『わかりました、ではソファーに行きましょう』

二人は大きなソファーへ
轟が寝そべると、冬見はつかざす、彼の肉棒にしゃぶりついた。解き放たれた冬見の心は、無心に轟の肉棒や金玉を、思う存分味わう。
冬見は対面時の、ふくらんだズボンの金玉を思い出し、おもいっきり触り、その感触を楽しみ、轟の肉棒を手と口でしごきあげる。冬見の激しいアタックに

『冬見さん、いい、気持ちいい、いく〜〜』
と言うと、轟は冬見の口に射精した。冬見は白液を味わい、ごくりと飲み込んだ。
轟も冬見の肉棒をこすりあげ、金玉を刺激すると、冬見も

『轟さん。私もいいちゃう、うぐぅ〜〜』
冬見は自分のお腹にザーメンを放出させた。
快楽の余韻が残る轟であったが、冬見を綺麗に拭い、自分のチンポもきれいに処理した。

服を着て催眠を解くか、このまま解くか迷った、轟は躊躇した。
今後の二人の展開を考え、あえて裸のまま、冬見の催眠を解いだ。

催眠から目覚めた冬見は、全裸で立つ轟医師をみておどろいた。
「なにがあったんでだ」
それと、轟医師の股間は、勃起前の様に、大きく膨らんでいる状態だ。
冬見は自分の股間も見た、同じように大きく膨らんでいる、そしてまた轟医師をみる。冬見の肉棒は完全に勃起した。
そう、冬見には先ほどの行為の記憶はなく、目前の全裸でチンポを膨らませている、轟医師をみて興奮したからである。
轟医師は、動揺した様子で、再び勃起した股間を、手で隠す冬見を、だまって静観していた。

「先生、何が行われたのですか?、私は前回のように自慰をしたのですか?また先生の性器を触りながら・・・・」
「冬見さん、今日は純粋に、男同士として、自然に愛し合いましたよ。そして、お互い満足して射精しました」
「まさか・・」
「でも、私はこんなに勃起してます。先ほど果てたなら、早々こんなにビンビンに勃起するはずがない」
「冬見さんには射精した記憶がないため、私の裸を見て、勃起しているのです」
「催眠状態でない、真の冬見 智が、私くし轟 響に興味を持ち、素直に反応しているからです」
「なぜです、そこまでして、私の心を満たしてくださる・・」
「それは・・・・冬見さん、あなたが好きだからです」
冬見は「好きの」意味の解釈を迷った。

「服を着てください」二人はそれぞれ服を着て、椅子に座り相対した。
「では、次回は場所を変えて治療しましょう。私の亡き父の住まいご存じですね」
「はい、存じてます。でもなぜ?」
「離れ屋があったことご存じですね、あすこは落ち着ける場所ですから」
「わかりました、では指定日に伺います」

後日、冬見は、早田町にある轟邸を訪ねた。インターホンを押すと、響が直接出て玄関で出迎えた。
「お待ちしてました、どうぞ」リビングへ案内されるが、人の気配がない、静かだ
「あの、奥様は?」
「娘の住むLAに、向こうでの生活がながく、年の半分は日本には居ないかな」
「ご不自由では?」
「かえって楽ですよ、契約の業者が家の掃除やら、庭木の手入れなどきちんとしてくれますし」

二人は談笑し、離れ屋へと移動。庭と空だけが見える窓のある茶室様式の小さな建物。
「冬見さん、前回の治療時のVTRをご覧になりますか?」
冬見は躊躇した。また露わもない自分の姿を見ると思うと、はいと言えない。
「先生はどう思われますか?」
「そうですね、冬見さんの気持ちが、どれほど素直になれるかによりますね」
「素直になります。今後の為にも」
「では、再生します。途中止めることも、見続けることも冬見さんが今日は決めてください」

前回治療中の二人の会話が流れ、そしてキスを始めたシーンが流れる頃には、冬見の股間は疼き、しだいに勃起し始めた。
冬見が裸になるシーンでは、目をそむけたが、
轟が冬見の亀頭を、舐めるシーンが映し出され、『轟さん、私のチンポもっとしゃぶってください』の声が流れた時、
冬見は自覚した。そして彼のチンポは、はち切れそうになるほど、ギンギンに勃起していた。

「先生VTR止めてください。正直になります」
と言うや冬見は服を脱ぎだし、全裸に、肉棒の先を天を向け、全てを轟の前に。
「先生、いや、轟 響さん、好きです。私を抱いてください。そして、心からおもいっきり、あなたのチンポをしゃぶらせてください」
「冬見さん、心放たれましたね。私はあなたの告白を3度も聞きました、私の気持ちも伝えたが、催眠から目覚めると、記憶に残っていないはず」
「今のあなたは、覚醒している、あなたにとっては初めて伝わる、私の心の言葉かな」
「私もあなたが好きだ、私もあなたを抱いて、あなたに思う存分しゃぶって欲しい」

轟も服を脱ぎ全裸になった。轟の太い肉棒も完全に勃起していた。
冬見は轟の言葉に感動し、彼に近寄り、股間をぶつけ、抱きしめ、優しくキスした。轟も冬見の愛に応えるべく、舌と舌を絡める激しいキスをかえした。

解き放たれた冬見の心は、一心不乱に轟の体を求める。
乳首を吸い、胸毛に指を絡め、ぽっこりでたお腹を撫で、内股に唇を這わせ、轟の亀頭に軽く触れた。おおきなふぐり金玉をそっと掴み、脚の間から菊門をさわった。
轟は、冬見の行為にそれぞれ反応し、冬見の心を満たす。

「冬見さん、たまらなくいい、ほらあんなにあなたが望んだ肉棒は、こんなに大きくなってる、しゃぶってください」
と言いながら、冬見の目の前で自らの肉棒をしごいて見せた。
冬見はそれに応じ、亀頭を舐め、ぱくりと口に含くみ、強く吸った。
轟は自分の指でしごき、冬見にしゃぶられ、たまらず声を出した
「気持ちいい〜〜、」

轟は、冬見が自分に施す行為を、記憶していった。
冬見の思うセックスは、自ら施す行為を、相手に同じようにして欲しい願望の現れを示す、鏡像行為だからだ。
轟は冬見を傍らにいざなった。
「今度は私が、貴方を気持ちよくさせる時だ」
轟は、冬見の性感帯を丁寧に探すように、耳や乳首、背中や脇、チンポを軽く刺激しながら、同時に唇を這わせた。
冬見は声を出し、体を動かし、轟の行為に反応した。菊門を触られた時、冬見は特に大きく反応し、気持ちよさに腰を浮かした。

「入れて欲しいのかな?」
「気持ちは有っても経験がありません。それに轟さんの肉棒は太くて、入りませんよ。でも触られると気持ちいいです」
轟は、先走りを亀頭に塗り込めながら、菊門を舌と指で刺激する。ふぐり金玉を軽くくわえ、集中的に股間の3点を攻めていった。
冬見はあまりの快楽に、呼吸を乱し、あえいだ。
「もうだめ、いかせて〜」
冬見は言葉と体で訴えた。
「まだ、だめです。もっともっと貴方の心を、解放させます」
「お願い、・・・轟さんの美味しい肉棒をしゃぶらせて」

二人はシックスナインになり、お互いの肉棒をしゃぶり合った。
冬見は全て解放した。心と体が轟により満たされた中、彼の口の中に、思いの全てを射精した。
轟も同じだった。冬見とのセックスをこれ程、感じたことはなかった。彼も満たされ、冬見の口の中へ、射精した。

シャワーを浴びリビングで向かい合う二人
「今日は全て記憶に残りました。忘れないし、また同じ様に・・・」
「私も同じです。いつでもここに、訪ねてきてください。歓迎しますよ」
冬見は轟に抱きつきたい衝動に駆られたが、冷静に感謝の意を伝えた。
「ありがとうございます」
「そうだ、時間を調整して、雪の積もった、のどかな北の温泉宿に、ご一緒しませんか」
「いいですね、是非そうしましょう、冬見さんだけに、冬を見にいきますか、ワハハハ」
轟は下手なゴロ合わせを言い笑った。冬見も彼の笑いに誘われ、一緒に笑った。

そして、ちんけな熊おやじこと、浅野との、一連の出来事を思い出した。心労で倒れ、心療内科を薦められ、轟医師との出会いを思うと、浅野を許し、偶然の神様に感謝する気持ちになっていた。

「偶然の神様」・春夏秋冬の4編完了。次回からは「天使のいたずら」4編です。


[699へのレス] 無題 投稿者:夏目 投稿日:9/19-11:11
偶然の神様・冬編、夏目チンポ関連情報収集所長のねっちこさにウンザリてか・・はまりあがったな、思うつぼだ・・うほほほ。だって、登場の冬見イコール夏目であり私の実体験をフィクション仕立てで、再現した。催眠医師登場あたりからは、妄想の名手、夏目所長の願望もあり、大きくゆがめてある。だってある訳ないじゃん、そこまで、そんな医療あったら私も受けてみたい、もちろん好みの医師という条件付きだが。

[699へのレス]
無題 投稿者:熊太郎 投稿日:9/19-17:44
とっても興奮しました。こんな治療ならされたいですね〜。先生もおいらの好みですし・・。それにしても夏目さん文章お上手!

[699へのレス]
無題 投稿者:夏目 投稿日:9/21-22:44
熊太郎さんコメント感謝です。ぬける場面をできるだけ多くしたいのですが、どうしてもきっかけや、お互いの気持ちなど表現したくて、この編は特に長くなり、けっこう削除してもこの長さになりました。今後ともよろしくご拝読お願いします。

[699へのレス]
無題 投稿者:hightea 投稿日:9/23-00:03
春・夏・秋・冬。ゆっくり楽しませて戴きました〜。心地よいリズムで語られる自然な描写。特に夏編が(バー大好き)身近に感じ、楽しめました。◎◎◎◎◎ありがとうございました。



★作品の感想など書き込んでくださると励みになります→睦言掲示板
作:夏目 作品06 偶然の神様・・・冬編  投稿日:2003/09/19(Fri) 11:09 Back Top Next
偶然の神様・・・秋編
■ ぱくりのお気に入りお宝集 ■11 ◆夏目さんの作品集◆

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送