■ ぱくりのお気に入りお宝集 ■11 ◆夏目さんの作品集◆
シリーズ:偶然の神様
作:夏目 作品04 偶然の神様・・・夏編  投稿日:2003/09/13(Sat) 13:03 Back Top Next


偶然の神様・・・夏編


夏木泰三は4年前かみさんを病気でなくしてから寂しい一人暮らし。
男に目覚めたのは、かみさんに先立たれたことと、海外赴任中、欧米人は巨体で、その時から彼らの体に憧れていた感はあった。
五十前で、また女性と恋愛するより、男性に興味あるならと、3年前、思い切ってホモバーへ足を踏み入れた。
最初の男は、そこで知り合った少し年上の中年だった。
その中年に、この世界のテクニックを教わったと言っても過言でない。

今夜は久しぶりにバーあさひに行くと、相変わらずのメンバーで席が埋まっている。
空いた席に座りビールを注文。私は席が隣り合うと会話する方だ。
しばらくして、新しい客が入ってきて、馬蹄形のカウンターの反対側に座った。
見慣れない方だと思うが、私だって月1回飲む程度だから知らない客も多い。
年齢は私より少し先輩か、日本人にしては体付きが大きい、好みでつい見てしまう。

1ヶ月ほどしてまた飲みに寄る。気になっていた客が、今日は私より先客だった。
残念、彼の隣は塞がっている。また向かい合う形になってしまった。
ボトルを盗み見て、名前を確かめようとするが、タグが斜めで見えない。
1時間ほどたった頃、その彼が勘定を申し出た。
「川さん、毎度、今日は○○○円です」
そうか川さんというのか。愛称はわかった。
次にバーあさひに寄った時、3回目の偶然は実現しなかった。

夏木は昨年からの仕事が一段落したしたので、早めの夏休みを取り、以前赴任していたシアトル郊外への一人旅に出かけることにした。
エコノミーでも足の伸ばせるドアサイトをリクエスト。
米国の航空会社はこのドアサイトをリクエストすると、英語が話せること、体力があり、非常時にはCAを補佐できる方と決まりがある。
女、子供と隣り合うこともなく大人の男性が多く快適であること知っていた。
リクエスト通りには滅多にゲットできない、私好みの席だが、運良くゲットできた。

搭乗を終え、指定の席に着き、新聞を読み、出発を待つ。
[どうか隣に、太った外人さんが着席しないように、できたら壮年の紳士で有るように]と願う。
そんな時、手荷物を棚に入れようとする、男性がいた。
[ついてる、日本の大人の男性だ。まさに願い通りにぴったりの人だ]

通路側の席に着く人を見て、私はびっくりした。
バーあさひで会った、川さんである。
ドアクローズしたが、二人の間の席は空席のままだ、離陸後ベルト着用のサインが、キャプテンによって消された。

ホモバーで飲むということは、お互い男好き、でも、川さんの好みもある。気やすく声も掛けられない。すると
「お仕事ですか?」と彼の方から声を掛けてきた。
「いえ、プライベートの一人旅です。マイレージが貯まっていたので」
「そうですよね、ビジネストリップでエコノミーはないか、失礼しました。実は、私も同じくマイレージを使っての一人旅、偶然ですね。最終目的地はシアトルから乗り換えですか」
「いえ、シアトルで降ります。以前赴任していたおり、お気に入りのホテルでのんびりしようかと」
「そうですか、私もシアトルでのんびりしたくって」
「あの隣の席へ移っていいですか」
「あっ、どうぞ」

席を移動しながら
「私は久保田と言います。あの、つかぬ事をお聞きしますが、バーあさひ、をご存じですよね」
「はい、たまに飲みに寄るバーです。この前、お会いしました、確か、マスターが川さんと、呼んでおられた方」
「はい、川さんと呼ばれています。川上寺近くに住まいがあり、あのような場所ではお寺をもじって「川」にしてます。あなたは、なっちゃんと、マスターが呼んでいたが?」
「申し遅れました。私くし、夏木と申します、私の場合ずばり、名前の頭取りで、芸がないです」
お互いの話をするうち、どうも二人の相性はマッチしていることが判明してきた。

そこで私は、川さんこと久保田氏に提案を持ちかけた。
「もし、久保田さんの都合がよければ、二人旅にしませんか」
「私の予約したホテルは、ルームチャージなので、二人で利用して、その浮いたお金でおいしい食事でも」
「いい考えですね、私の予約したホテルは空港に着いたら、さっそくキャンセルしますよ」
機内で二人はより親密な会話をして、目的地のシアトルに向かった。

空港に到着して、それぞれの用件を済ませ、借りたレンタカーでドライブしながら、私のお気に入りのホテルへ向かう。
この旅の財布は、すべて同じにすることに。一定の金額を同等に出し合い、お父さん財布をこしらえた。「お父さん財布」の名称に久保田さんは多いに笑った。
仲間内の旅行の際は、女性が持つので「お母さん財布」と言ってるが、今回は男同士なので、この名称にした。

彼も、このホテルにいたく気にいったらしく、お互い楽しい1週間に胸躍らせた。
ホテルのバーで軽く飲み、部屋に引き上げる。
実は、内緒で買ったシャンパンが飲み頃になってるはず、グラスは、安物だがシャンパングラスも買い込んでおいた。
シャワー終えた、久保田氏にシャンパンの入った、グラスを渡すと、
「へっ、どこでこんなの仕入れたの?、ホテルのルームサービス?」
久保田氏に、ばれないように、こっそり買ってきたことを告げると、感謝の気持ちか、私をぐっと抱きしめて、軽くキスをしてきた。

窓のカーテンを全開に、私がこのホテルを気に入ったのは、大きな窓いっぱいに、遠くの街の夜景だけが、まるで絵のように見えるからだ。

私は、この窓の前に立ち、ガウンを脱ぎ捨て、素っ裸になった。久保田氏も私にならい、ガウンを脱いで裸になった。
中年男二人が、シャンパングラスを持ち、素っ裸で、窓に写っている。この男二人には大変な、ごちそうである。お互い窓に浮かぶ、裸体を楽しんだ。

久保田氏は、少しお腹の出ているが、でもデブではない。筋肉質に多少、脂肪がついた程度。チンポはでかく長い、夏木の大好きなちんぽだ。窓に映った久保田氏に向かい
「いい体格ですね、それにチンポ、でかいですね」
「いやー、ちょっと中年太りで、はずかしい、健康のために体重を落としてるのですが、まだ80キロ、5キロオーバーですわ」
「私は、固そうな夏木さんのチンポがいいな、雁が張っていて、じつに美味しそう」
「それに、夏木さんはいい体付きだ、均整がとれ、私の理想体です。あなたの裸を見ているだけで、こんなになってる」
と言いながら、久保田は自分の肉棒をさすった。

私はそっとグラスを置き、彼の背後に回った。
そして背中から、彼を抱き込むようにそっと、乳首に触れる。胸毛をなぞり、お腹の膨らみを、なぜ、どっしりとした、肉棒と金玉へ。
彼が振り向こうとした。
「だめ、窓を向いたまま、グラスも持ったまま、そして窓に映る自分を見続けて」
私は、久保田氏の股間を、まさぐり続ける。大きな金玉を、そっと掴み刺激を与えると、逞しい肉棒は、さらに強く勃起した。

ゆっくりとこすりあげると、彼は声をあげた。久保田氏も空いてる左手で、私の勃起した肉棒に触れようとしたが、
「だめ、動かないで、そのまま、快楽だけに集中して」
「どうして、私もあなたの肉棒を、触りたい」
「今日は、私があなたを徹底的に」
彼の肉棒をこすりあげる、出てきたがまん汁を、亀頭に塗り込み、亀頭を攻める。
どんどん彼の息が早まり、あえぎ声をだし、もだえる。
そして、彼を立たせたまま、私は彼の前に屈み、彼の肉棒をくわえ、強く吸う。次に彼の前に立ち上がり、彼にキスをした。舌と舌が絡み合う。
久保田が再度、私の勃起した肉棒に、手を伸ばすが、手首を掴み制止させた。

そっとテーブルのシャンパングラスを取り、少し口に含み、首筋へ、冷たいシャンパンが、彼の胸毛に、スーーと流れる。同じ動作を乳首、お腹に繰り返す。
その冷たい刺激に、久保田氏が、たまらなく声を出す。シャンパンを含み、彼の肉棒をくわえて強く吸う。たまらず久保田氏が
「お願いです。ベッドへ、貴方の体が欲しい」
「だめです。今晩は、私があなたを攻める晩です。明日の晩はあなたが何をしてもいいです」
そういって、彼の肉棒にさらに刺激をくわえる。

シャンパンを潤滑剤に、グチョグチョ音をたて、こする。彼がいきそうになる、肉棒への刺激をやめ、手と口とシャンパンで、お腹や胸、さらに、大きなふぐり金玉を刺激する。
「もうだめ、こんな経験、初めて、いかせてくださ〜い」
久保田氏の悲痛の声が。私は、パンパンに興奮した亀頭を、舌で刺激し、指でしごく。
彼の脚は、小刻みに振るえ、最後の頂点を向かえた。
「いく、いく、いっちゃ〜〜う」
言葉と同時に、私の口に、大量のザーメンをぶち放した。

シャンパンでべとついた体をシャワーで流し、浴室から戻った、久保田氏が
「今晩は一方的に攻められたが、明日の晩は、あなたの体も股間も、私の意のままですね、楽しみだな」

そして次の晩、二人は前日同様、全裸で窓の前に立ち、2本目のシャンパンを飲む。
もうそれだけで私の肉棒は、期待で勃起し天を向いた。

「夏木さんは、いたずら好き、だから手を、不自由にします」
彼は私の両方の手首を軽く、ネクタイで縛った。
「私が昨夜、どんだけ、あなたの肉棒を、触りたかったか、実感させますから」
隙を見て、私はぱくりと、久保田氏の肉棒をほおばった。
「ほらもう、油断もスキもあったもんじゃない、あ〜でも気持ちいい」
「ほら、立って、両足を軽く開いて、じゃ、昨日のお返しです」

昨晩同様、窓に向かって立つ、私の体と股間を、愛撫してきた。
私のギンギンに勃起した肉棒は、長い時間かけて、昨晩のお返し、とばかりに、久保田氏の執拗な攻めに、何度も、がまん汁を出した。たまらず

「もう、立っていられません。お願いですベッドで横に〜、」
「だめですよ、昨晩、私の願いをあなたは、聞き入れなかったでしょう」
「頭がくらくらして、変になりそう」
「あなたが決めたこと、無条件ですよ、立ってられないなら、私に身をあずけなさい」
久保田氏は、私を更に攻めたてた。
「あなたにも、シャンパン、とろりをしますか」
亀頭に塗られたシャンパンが、グチョグチョ音をたて、しごかれるその刺激に耐えかね、私は久保田氏の口へ、ドピューとザーメンを放出した。
久保田氏は、絞り出すように肉棒をくわえ、最後のしるを味わうが、私は、ついに腰がくだけて、その場に座り込んだ。

だが、ネクタイをほどく際、私は、ふたたび彼の肉棒を、ぱくりとくわえた。
「ほら、また〜、このいたずら中年め、こらしめてやる」
と言い、私の頭をもち、太く長い肉棒を、口一杯に押し込んできて、腰を使ってきた
「どうだ、苦しいだろう、おしきだ」
久保田氏が頭から、手を放した空きに、口から放した。すこし咽せたので
「あっ、ごめん、大丈夫」
「こんなでかいのが、口の中であばれりゃ、たまんないが、美味しかった。好物のこれ、明日のお楽しみに、とって置きま〜す」

昼間は森を散策したり、ドライブしながら景色を楽しみ、マーケットでシャンパンを買い足し、初夏のシアトルを堪能し、昨晩はお互い、シックスナインで肉棒を、味会いあいつつ、同時に果てた。

「夏木さん、失礼なこと聞いていいですか」
「どうぞ、なんでしょう」
「夏木さんはバックできますか?、いや、こんな事聞いたら失礼ですね、この話無しに」
「平気ですよ、バックですか、まだ男の経験が浅いもので、どちらも経験有りません、でも、なんで、こんなことを?」
「いや、なんでって、昨晩貴方のおしりを触った時、あなたが激しく反応されたから、それを望まれているんじゃないかと、思いまして」

「正直、私は、どちらの経験もあります。どうです、今日は私が受けて、明日は貴方が受ける、なんて如何でしょう?」
久保田は、夏木が初めての晩にした、行為からして、このような提案を、受け入れてくれることを、察して聞いた。
「そうですね、今度の旅は初めてづくしで、でも、私は入れられた経験がない。それに、久保田さんの肉棒太いし、巧くいかない時は、勘弁してくださいね」

そんな会話もあった夜、二人は体を重ねた。夏木は、初めての経験だが、久保田のリードで、彼の中に収まった。
初めて味わう感覚に、少し戸惑うが、女性との営みとそう変わるものではなく、腰を動かし次第に快楽へ。
久保田は、夏木の肉棒の刺激に反応した。声をあげ、自分の肉棒を、自らこすり勃起させた。
「あっ、ごめん、久保田さん私が・・・」
久保田の肉棒をこすりあげると、ビンビンに勃起した、久保田の肉棒からザーメンが、腹に飛んだ。
射精時の久保田の菊門は、激しく収縮し、夏木の肉棒を締め付ける。その力に夏木は、たまらなく声をあげた。
「久保田さん、いい〜、いっていい」
「えー、私の中に、おもいきり出してください」
「いく〜〜と」言うや同時に、私は初めて男性の中に放出した。

次の晩には、夏木にとって、初めてのうけである。
お互いを刺激し、興奮したところで、久保田は買ってきたクリームを塗り、指で少しずつ、夏木の菊門を広げていった。
久保田の提案で、寝そべる久保田の肉棒をもち、またがるように、上からゆっくりと沈み込むが、夏木の経験不足も相まって、巧くいかない。二人はその晩は諦めることにした。

シャワーを浴び、椅子に掛け、シャンパンを飲みながら、久保田は優しく言った。
「焦ることない、私も最初は、できなかった、それにバックを攻めることより、二人で楽しむのが良い、夏木さんは、お尻以上に、私を喜ばせるテクニックをお持ちだ」
「ありがとう、でも、できることなら、貴方の肉棒を受け入れたい」
「このあと二人の時間は、いっぱいあります。日本に帰国してから、また挑んでみましょう、気にしないで」
「そうですね、日本で二人の時をいっぱい持ちましょう」
二人は、そっと指を絡めて、お気に入りの窓の景色を堪能した。

そんな、めくるめく数日間を過ごし、帰路につくことに。
「また、あのホテルに二人で来ませんか?」
「そうですね、また偶然、同じ便に、乗り合わせたらね」
夏木の冗談に、久保田氏は腹を抱え笑った。
「夏木さん、バーあさひに飲みに行く時、お互い待ち合わせは無しで、偶然を待ちましょう」
「いいですね、その時の席の空き具合で、隣になることも、でも、やはり、隣同士に座りたいですから、バーあさひが混み合わない日を、お互いの感で」

「それと、その際マスターには、あくまで偶然に隣り合った、客のように振る舞いますか」
「私は川さんで、あなたはなっちゃんのままで、久保田と夏木に戻る二人きりの時間は、そっと秘密に大切にしましょう」
「賛成です、偶然の神様に見放されないように」
ここはアメリカ、中年男二人が空港の片隅で、唇をそっと重ねたことなど、誰も気にはしなかった。

[683へのレス] 無題 投稿者:夏目 投稿日:9/13-13:03
偶然の神様、春・夏・秋・冬各編の第2弾「夏編」です。中年男、夏目の妄想は留まるところをしらない、暴走列車のごとく、ひたすら書き続けています。

[683へのレス]
無題 投稿者:てる造 投稿日:9/13-13:29
夏目さんの人柄が文章でわかるような気がするなあ。もちろん、良い意味ですよ。お見受けするところ、(失礼)品の良い紳士がお好きですね。夏目さんのを読んで、てる造の頭の中は、更に妄想へと勝手に話しが続いてます。アア、いやらしい。こんな事あんな事。すんません。夏目さんの話の続きが勝手に。シコシコ・・・・・☆◎◎☆

[683へのレス]
無題 投稿者:夏目 投稿日:9/13-23:01
恐縮至極、てる造様、紳士が好き?そうかも、瞑想の限度も、経験不足でちと困っています。歩く性器こと、てる造様のようなパンチのある作風、大好きなんです、以前からこの板で何度も抜かせて頂きました、お礼が遅くなりました。謝謝。パンチの効いた作品は、てる造様や諸氏先輩にお任せってことで、若輩、夏目はソフトなタッチで、何とか抜かせる話を書きたいと思っています、よろしくお付き合いくださいませ。



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作:夏目 作品04 偶然の神様・・・夏編  投稿日:2003/09/13(Sat) 13:03 Back Top Next
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