■ ぱくりのお気に入りお宝集 ■11 ◆夏目さんの作品集◆
「君」と「お父さん」
作:夏目 作品02 「君」と「お父さん」  投稿日:2003/09/06(Sat) 19:44 Back Top Next


「君」と「お父さん」


「君」と「お父さん」

私はあの日のお礼と、かすかな期待を込め、
携帯に記憶させた紙切れに書いてあった、福田さんの番号を選び電話した。
「こんにちは、福田さんですか、先日はごちそうさまでした。楽しかったです」
「おう君か、次の日に電話してくるじゃないかと思ったが1週間後とはな・・」の声に「あっ、すみません、いろいろあるもんで」と濁す。
「別にいいだよ、あれから君から電話がかかってこないから、嫌われたんじゃないかと心配したよ」
「いいえ、そんなことありません。福田さんとのプレイすごくよくて・・・・」
「そうか、そんなに良かったか、儂も良かったよ、で、今日は閑か?」
「はい」と答える私
「そう、じゃこの前の家の近くの駅は知ってるよね」
「はい、どこかは解ります・・」すると駅に迎えに来てくれると返事が返ってきた。

私は電車を乗り継ぎ福田さんの近くの駅に向かう。
改札を抜けると福田さんがいた。
背は私と同じ175センチ前後でガッチリとした体つき、つい魅入られてしまう。
すこし頭髪が薄いせいか老けて見えるが56歳と聞いていた。
我が輩が特に気に入ったのはメガネである。
普通中高年のメガネといえば四角で大きめだが、福田さんのメガネは丸っこく小振りで、彼の顔や雰囲気によくマッチしている。
早めの夕食とビールを飲み終え、この前交えた福田さん宅に向かう。

「立派な家ですね、失礼なこと聞きますがご家族は?」
「息子も娘も独立した、妻は4年ほど前病気で亡くなったので、今は儂一人暮らしだ」
「私は子供はいません、10年前離婚し、私も一人暮らしです」
「それと丸山さんとはどういう」気になっていたので素直に聞いた。
「あっ、丸山君か、彼は家族持ちでね2年前からの知り合いじゃ、気になるかね?」
「はい、やはり丸山さんのことは気になります」
「君が気にすることはない、今日誘ったのは儂の方からだ」
「それに丸山君は儂の男じゃない」
「この前、君と元校長の鈴木さんを交えたプレイを提案したのは丸山君だ」
「おかげで儂は君と会えたから感謝してるが・・・」
「ありがとうございます。私も福田さんに会えてよかった。同じく感謝です」

お互いのことを話しながら会話が続いた。
「ここに来て座らんか」と彼のソファーの前を指定してきた。
私は命令調の言葉に弱い。素直に彼の広げた膝の間にちょこんと座った。
私の臀部に福田さんのすこし固くなりかけた肉棒があたる。
福田さんが耳を軽く噛んできた。感じやすい我が輩はそれだけで期待もあり勃起してしまう。
上半身の服は脱がされ、彼の指が唇が、私の背中を撫でまわす。
乳首を軽く摘まれ、思わず歓喜の声を漏らした。
福田さんの手は次第に我が輩の股間へ、
ベルトを外され、ファスナーを下ろされ、パンツの上から肉棒をさすってくる。
先走りでパンツに一点のシミが。
「儂の方を向いて立ってくれんか」またまた命令口調だ、素直に応じる私、
パンツも脱がされ全裸に剥かれた彼の目前に天を向いた私の肉棒、
すると、浅くかけ直した福田さんは金玉を軽くなぜ、肉棒に触れてきた。
「いい体だ、チンポの形がいい、儂の好きなタイプだ」
私はその言葉で更に燃えた。
「福田さんの体、チンポすべて私のタイプです」と私も素直に言うと、
福田さんは私を抱きしめ私の肉棒パックとくわえて刺激してきた。
あまりの気持ちよさについ、あえいでしまう。

「今度は福田さんの裸をじっくり見せて欲しい」とせがむと
彼は素早く服を脱ぎ我が輩の目前に立った。
福田さんの雁の張った太く長い肉棒も同じように天を向きくが、年のせいか幾分私の方を向く
どっしりとした金玉が肉棒の根にぶら下がっている。
軽く出たお腹、白髪交じりの薄めに生えた胸毛、鍛えられた胸板や肩、
年を感じさせない脚、どこを見ても惚れ惚れする。
金玉は卵ほどもあり、そして彼の股間の前に、金玉を軽くふれた、
舌で亀頭を舐めると福田さんが私の頭を持ち、深く飲み込むよう促してきた。

私は口一杯に頬ばった。長いので半分しかくわえられない。
指でしごくと福田さんは腰を使い、よがり声をあげた。
しばらくその体制で私は思いっきり福田さんの肉棒と金玉を味わった。
その後彼の太い腕に抱きかかえられ布団まで運ばれる私。
こんどは私の肉棒や体を福田さんの口が這う。
菊門をそっとなぞられ思わず声を出てしまう。
福田さんの愛し方に私の体は強く反応し、
私の肉棒はたまらずザーメンを福田さんの口にふきだした。
福田さんは出さないという。
「後のお楽しみだ、ゆっくり時間を掛けて君をよがらせたい」
「明日は休みだ、今日はここに泊まってくだろう」
私は即答「はい」
「ではその時は福田さんもいかせますよ、私も福田さんのよがる声と反応を見たいし」
酒を飲みながら談笑した。
「私はバックは苦手で・・・」と言うと
「儂も好きじゃない、君の体やチンポをさわり、君が喜ぶ姿がいいんだ」
二人の相性はお互いぴったりだ。

福田さんは私の名前ではなく君とかあんたとかいう。その呼ばれ方は私も好きである。
夜も更けた時間に再び体を合わせた。
今度は彼の到達する姿を見たかったので、私はおおいに奉仕した、
乳首を舐めながら、亀頭を刺激して強く弱くこすりあげると
「いくぞ、いく〜〜、もっと強く、いく〜〜」といって
そして彼は大量のザーメンを噴出させ、私を強く抱きしめた。

その後、週末にはいつも二人で過ごし愛し合う。
福田さんからの申し出「お父さんと呼んでくれ」と言われ、
「君」と「お父さん」と呼び合うあいだ柄に。
普段はベストフレンドとしてゴルフや旅行などに出かけ、
お互いノンケの友達を紹介したり、二人だけの秘密以外の時間も共有する。
「二人はどういう関係?、何処で知り合ったの・・」とたまに質問されるが
「ゴルフ仲間さ、以前知り合いと一緒にラウンドした時からの・・」とお互い口裏を合わせている。
そして4年過ぎた今、お父さんは還暦を迎えたが元気で、二人のいい関係は続いている。

PS
丸山さんには新たなパートナーができ、元教師の近くへ出張の折り、私と福田さんがいい仲だと報告したみたいだ。
元教師鈴木先生はその後こちらに来たらしいが電話をかけてこなかった。

ついでに、「我が輩は○○」の番外編

我が輩は猫である。名前は「そら」だ。でももうこの世界に存在しない。
昨年天命を全うしているからだ。
我が輩の主は「夏目」である。
でも最初に捨て猫であった我が輩を拾ってくれてのは、夏目の元かみさんだ。
15年前、我がご主人と元かみさんと我が輩は仲良くドライブしたもんだ。
残念ながら我が輩を拾った女性は我が輩が4つの時出て行った。
月日がたち、我が輩も猫の年齢で言うとご主人と同じ年37歳だ。男女友人が来ることはあったが。

ある遅い夜ご主人と見知らぬ男の人が玄関から入ってきた。
いつものようにご主人の足にじゃれる。すると我が輩を抱き上げ、
「そら、今日も留守番ありがとうね」と言って我が輩ののど元をなぞってくれる。
後ろの客人も我が輩の頭を覆い被されるほどの大きな手で頭をなぜお愛想してくれた。
「山さんビールまだ飲む?」その大きな手の持ち主は山さんと言うらしい。
「そうだね、めぐさんは飲まないの?」
めぐさん??だれのこと??
なんだご主人のことか、でも夏目だし、後日判ったが夏目をもじって「ナツメグ」更に「めぐ」にしたらしい。
本当に人間ってややこしいことが好きらしい。
二人の会話は我が輩には判らないが、めぐこと我が輩のご主人が山さんの手の大きさに惚れたらしい。
そんな会話もとぎれ、男二人はベッドルームへと消えた。
いつものようにドアは開けっ放し。
「ほらね、やはりでかいよ山さんは、私はでかいチンポに惹かれるんです」
「この雁の張りといい玉のでかさといい、好きだな・・」
「そうか、気の済むまでしゃぶってくれ」・・
会話はとぎれご主人が山さんの肉棒をしゃぶる音がチュパ、ジュバ・・と
山さんの「いいーー、気持ちいいよ、あっ〜〜」しか聞こえない。
しばらくして「いく〜〜」「俺もいく〜〜」と二人の声が聞こえた。
2年後そんな山さんが訪れなくなった。

またある晩ご主人の夏目の後に新たな客人が。
いつものように帰宅の挨拶を我が輩にするご主人。暑い夏早々に客人は浴室へ、
すると我がご主人も同じように浴室へ消えた。
我が輩はおしっこをもよおしたくなり、浴室のドアの前で「みゃ〜〜=おしっこ」と言いドアを爪でガリガリする。
いつもなら即開けてくれるのだが今夜は違う。
曇りガラス越しに二人の男が抱き合っている。「はあ〜〜、いいよ」と声のほかにジュッパ、ジュッパと石鹸のこする音がする。
いつか見たご主人が自らの肉棒に石鹸を付けゴシゴシしてる時の音と同じだ。
ご主人一人の入浴時も同じ音がしていたのだが、今は二人だ、
二人の男がお互いの肉棒をこすり合ってる音らしい。
おしっこは後にしていつもの場所で丸くなる。

浴室から出てきた二人はベッドルームへ我が輩を無視して消えた。
今晩に限りご主人の声は聞こえない。
「ハッ、ハッ、ハッ」の声とベッドのきしむ音ぐらい。
その後この客人に逢うことはなかった。

しばらく我が家を訪れる客人もない。
時にはテレビに、山さんの様な男と男が浴室の曇りガラスを通したのよう写っていのを見ながらご主人は己の股間をさすっている。
我が輩はこんな映像より、鳥が飛んでる映像に興味を引かれるが、人間と猫の違いだと思いあきらめる。
ましてや我が輩は飼われた身であり、人間の思考は判らない。

またある日に、ご主人の夏目と大男の会話である。
いつも我が輩にかける言葉ではない。
なんかやたらシッツとかワオウとか聞き慣れない言葉で我が輩は面食らった、
主人の夏目があんな言葉を話しているのを始めて聞いた。
その大男はやたらでかいわ、肌は変に赤白いわ、髪の色も違う、体臭もご主人と違い、背中もいっぱい毛がある。なんか好きになれなかった。
その大男が我が輩を拾い上げ股間に乗せたとき、ふと爪を立てやった。2度と会うこともなかった。我が輩を嫌ったらしい。

またまた時は過ぎ秋も深まり、老齢の我が輩を気遣いながらの夏目との生活が続いた中、最近よくみかける我が輩の好きな客人が来た。
ついつい、その客人の脚にじゃれると、我が輩をいたく可愛がってくれた。
我が輩のご主人の夏目はその人を「お父さん」と呼んでいた。
そのお父さんという人は我が輩をなぜながら
「そらや、本当にお前はいい子だね」我が輩はご主人夏目以上に安心して身をゆだね、ゴロゴロとあまえた。
正月には「そらへお年玉だ」といい、我が輩にお年玉をくれたが、我が輩は何のことかさっぱり分からない。
ご主人はそれに対し我が輩にかわり厚く礼をしていた。
二人の営みは我が輩にはわからないが。ご主人の機嫌がたいそう良い
今までの客人とは雰囲気が違う。ご主人の夏目のあの時の発する声が違う。
「お父さん、いい〜よ、すごくいい〜〜」
「そうだもっとよがれ、儂が君のよがり声が嬉しい」
何がいいのかわからないが、その声が聞こえたあとの二人は、我が輩にいつも以上にやさしいので我が輩も満足している。
そしてお父さんに会った1年後、我が輩は天命を全うしてあの世へ、ご主人とお父さんに見送られながら。
今年も秋も深まる頃になると、ご主人とお父さんが連れだって我が輩の葬られた寺に来てくれる。
我が輩は二人がいつまでも幸せにいることを天から見守っている。

これにて「我が輩は○○」シリーズは終了です。御拝読感謝です。これ以上私とお父さんの営みを書くと、お父さんにばれてしまうと怖いので、この程度にします。ご了承を次回からはフィクションで投稿させて頂きます。いっぱい書きためていますのでよろしくです。

[673へのレス] 無題 投稿者:夏目 投稿日:9/6-19:45
元教師鈴木がきっかけで、知り合った二人の「愛の賛歌」なんちゃってね。一連のながれははじめての掲示の「我が輩は○○である」をご参照くだされ。なお、番外編をデザート代わり付けてあります。「いらないって」そんなこと言わずに

[673へのレス] 無題 投稿者:Bimylove 投稿日:9/7-15:47
番外編も良かったですよ。でもいろんな方を招き入れてたんですね(笑)。本編については『お互いにノンケの友達を紹介したり二人の秘密の時間を共有』が理想的、かつ自然体で二人の関係を羨ましく思った次第です

[673へのレス] 無題 投稿者:夏目 投稿日:9/9-08:47
Bimyloveさん、感想文感謝です。この世界10年、経験は両手の数にも満たない(笑)引っ張り込んだ数は片手にも満たない、未熟者、でも妄想はいっぱいできるので、また、投稿しますので、その時もお読みくださいね。m(_ _)m



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作:夏目 作品02 「君」と「お父さん」  投稿日:2003/09/06(Sat) 19:44 Back Top Next
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