■ ぱくりのお気に入りお宝集 ■ ◆オリジナル作品シリーズ◆
二人の父親
作:企てる子 作品11二人の父親 1章2章3章  投稿者:企てる子 投稿日:2002/09/23(Mon) 14:39 No.171  Back Top Next

二人の父親 第1章
二人の父親 1章 投稿者:企てる子 投稿日:2002/09/23(Mon) 14:39 No.171 
「お父さんなんか、嫌いだっ・・」
一也は父親の哲也に憎しみの眼差し向けた。しかし、哲也の我が子に向ける目は困惑の中にも、引き締まった口元がほころんでいるようだった。
「一也・・・お母さんを頼むぞっ・・・・お父さんと離れて暮らしても、一也のお父さんだからなっ・・・・。泣くな。・・・・いつでも、一也をみまもっているからなっ・・・・。ごめんよ。・・・」

9歳の時に父と母は離婚をして以来、僕は父と会ってはいない。消息も解らないままである。
僕が中学二年の時、13年前に他界した母に聞き出す勇気も、母の口からも父の事は一切、言う事もなかった。
母方の伯父や伯母からも、教えてくれる事もなかった。僕は母の死後、伯母の所に養子として、迎え入れられた。伯母も伯父も子供が居なかったので、可愛がられ、厳しくも優しくも普通の家庭の親が子供を育てると、同じように大事にされて来た。
僕は父と母の離婚の原因や父の消息を不用意に伯父、伯母に聞き出すのは寂しい思いをさせることなのだろうと遠慮していた。

僕は今、26歳。外資系のメディア会社に勤務している。
もう、父の消息を知ろうとも思わなくなってきた。それよりも、父の顔もおぼろげに覚えていて、父のイメージも断片的でしかない。
急に、昔の事を思い出しながら、僕は会社の近くでランチを食べていた。
「お父さんかあ・・・。どんな、顔してたかなあ・・・思い出せないなあ。俺はお母さんに似てるし。伯母さんにも似てる。母方の血が濃いからなあ。似てないんだろうなあ、父さんに。・・・・・」

「おい、どうした。樫川。何、考えてるんだ。ぼーっとして。」
「あっ。お疲れ様です室長。なんでもないですよ。」
すかさず、笑顔を見せるのは、父が別れの時に見せた笑顔のおかげである。
僕は、いつもこうして来た。どんなに、苦しくても悲しくても人前では笑顔を見せて、何でもないと・・・。
父から受けたメッセージが僕のステイタスになっている。
父の血と、これだけが父との繋がりを結びつける確たることがらだ。他のことは、僕には何もない。何も、思い出せない。 

「おい。樫川・・・どうしたんだ。何で、泣いてるんだよ。・・・・」
「・・・別に、泣いてなんかありませんよ。・・・・泣いてなんかな・・ですよ。・・・・室長。・・・泣いては・・・・・駄目ですか。この、年齢になって泣いてはおかしいのかなあ・・・・・・・」
「・・・・・そ、そんな事はないさ。泣きたいときは泣く。笑いたい時は笑えばいいさ。・・・・・樫川。何でも、話せよ。なんでもな・・」
「・・・田口室長。ありがとう・・・・ございます。・・・えへへへ・・・もう、平気ですよーーーだ。えへへへへへ」 

このときの僕の笑顔は優しい笑顔の父親のとは明らかに違う。
ただ、解っていたのは、いつも人に気を遣い精一杯の笑顔だという事。でも、僕の最低限度サービスの笑顔は田口室長には通じなかった。

「よしっ。今夜、飲みに行こうか。君と最近話してないからなあ。」 
嬉しかった。憧れの室長と久々に飲みに行けるのだ。願ってもない事だった。

53歳になる、室長はX1で、娘二人を奥さんに託し独身状態。学生の頃にラグビーの選手だった室長は未だに、精悍な恰幅のよい、社内でも女子従業員の間でも人気の的。
男好きの僕にとっても、室長を思いながら欲望の吐けにしてきたことか。

その日、室長は同僚の誘いを「だめだめ。今夜は樫川君の父親になって話を聞いてあげないと。」と、僕がはずかしい思いをするくらいかたくなに断っていた。

雰囲気のある、バラードの曲がかかるカフェバーで、昼間の事は一切、口に出さない室長だった。
他愛もない事を言い、僕を笑わせた。
こんなに、笑ったのは久しぶりだった。涙の理由も聞かずに、僕を楽しませようとする室長。
父さんとなら、こんな飲み方はできないんだろうなあ。ふと、また父を思う。

しかし、室長は勘がよく、僕の何気なくふさいだ目線から笑いに向けさせた。
室長の優しさが、胸に応える。散々飲んで、室長は酔っていた。大声やオーバーなりアクションをするような酔い方ではなかった。心地よい、酔いなのだろう。笑顔を絶やさなかった。
この人の性格の良さが十二分に解る気がしてきた。

「室長、タクシーでお送りしますから。」
「悪いなあ。・・・明日は土曜日だ。俺のとこに泊れ。泊れ。止まれ。おーい、タクシー止まれ。・・なんちゃんて。ははははは・・・親父ギャグだな。最低、最低な中年男だな、こりゃ。あはははははは」
止まったタクシーンに室長を押し込め、僕も脇のシートに座った。 

「成城学園なんですけど。お願いできますか。・・・室長、・・・・ありがとうございました。…本当に・・・・・」
「何だ・・・・俺は君にお礼を言われるような事はしてないぞ。それより、俺のほうが君にありがとうだ。ははは・・・息子を持つと言う事は、こんなにも楽しいという事がよーく、わかったよ。ありがとう。」

タクシーは滑るように夜の高速を走り抜けた。
町の灯は満点の星。宇宙船に乗って、瞬く星をこのままずっと、室長と。
ユーミンの中央フリーウェイを思い出す。♪〜流星にな〜って〜♪ 
「何を唄ってるんだー。君は・・・・・ははは・・・・・・」
「いえ、急に思いだした唄がありまして・・・・・・何を考えてるのか。僕は、・・・おかしいですね。へへへ・・・」

室長は、そんな僕に優しい眼で言った。 
「いいなあ。・・・・・若いという事は・・・・・」
タクシーの車内から、伯父と伯母に室長の家に泊まることを連絡し終えた。
タクシーは室長の道案内で、閑静な住宅街に入り込み、何世帯もあるマンションの前に止まった。

室長はドアーを開け、招いてくれた。
シャワーを浴び、室長の匂いが残る洗い立ての大きなパジャマに着替えた。
何故か、室長は浴衣に着替えていた。浴衣から覗いている胸毛。たぶん腹から陰毛までも続くように生え繋がっているのだろう。がっしりとした腕。夏の名残の日焼けした裸体を想像してしまう。

「一也。・・・・・あっ・・・すまん・つい、呼び捨ててしまった。樫川君。ビール飲むかい。まあ、座れよ。ソファーに。」
「なんか、気恥ずかしいです。室長の家で室長のパジャマ着て、面と向かうと・・・・・」
「何、言ってるんだよ。親子みたいなもんだろう。君とは。遠慮するなっ。あいにく、可愛い、パジャマは持ち合わせてないから、すまんが。ベッドも、ないぞ。ふとん。蒲団だ。俺の家は。ははははは・・・」 
「すみません。ご馳走になりながら、泊らせてもらい。ありがとう、ございます。・・・」
「もう、いいよ。飲んだら、お寝んねとしようか・・・」

リビングの奥には部屋が3つあり、蒲団は6畳の和室に二組、敷かれていた。
枕元のランプの常夜灯が部屋を薄く照らし、ベランダに置かれているのだろう、鉢植えの樹木の葉が外の明かりで障子に影となり、映し出されている。

「君は、こっちだ。すまんな。別の部屋に寝て貰った方が良かったかな。蒲団がこの部屋に置いてあるからつい、ここに敷いたけど。」
「構いません。気になさらないでください。室長。」
「そうか、・・・・じゃあ。お休み・・・」
ランプの明かりを消し、室長は夏掛け蒲団をかけた。

「・・・・・おやすみなさい。」 
「・・・・・・なんだなあ。君・・」
「はい。なんですか。室長・・・」
「いや、すまん。なんでもない。・・・・」 
「言ってください。・・・なんですか。」
「いや、俺が離婚してから、君が初めてなんだよ。人がここに泊るのは。・・・なんか、うれしくてなあ。・・子供みたいだろう。俺は・・・・ははははは・・・」 

クスっと僕は笑ってしまった。
「あっ、笑ったなあ。こいつ・・・」
室長は僕の方に寄り、頭をコツン。
そして、この野郎とばかりに、僕の脇腹をくすぐった。

「室長。…グッ・・・っははは・・ひーーはは・・やめてください。くすぐったいですよー。がははははは・・・・・・ひーーー室・・長・ク、苦しい。。がははははは・・・」
くすがる僕をわざと余計に困らせて、謝れという、室長。のたまわり、身体を室長の方に向けた時。
僕の顔の前に、室長の顔が。

僕は、室長の顔を鼻の先ほどの目の前で、みつめてしまった。

「ご・ごめんなさ・い。笑って・・・」
「俺も、・・・・ごめんなさい・・だっ」
と、言いながら室長は僕の唇を奪った。
激しく、僕の舌を引き出し室長の舌が、僕の口中を舐めまわす。吸い付くような、デイープなキッス。

室長の舌は僕のおでこから瞼、頬、耳を軽く歯でかじり、耳全体を舌で愛撫する。耳を吸い付くような舌技。首筋から胸、乳首、腕、手のひら、指を吸い、わき腹を室長の指が遊ぶ。
「ああ・・・室長・・・」
「室長なんて言うなっ・・・お父さんと、言ってくれ。…頼む。」

室長は、僕の背中に片腕で抱きしめ睨むように言った。
「俺は、お前を息子みたいに思えて・・・入社以来、お前を見てきた。好きで、大好きで、いとおしかったんだっ・・・俺の息子だったら、どんなにいいかって・・・・すまん。父親がするような事じゃないけど、息子という、お前の身体を愛したいんだ・・・いいか。」

僕は、室長の目を見つめ深く頷いた。
「嬉しいです。僕も、室長の事をずーっと思ってました。好きだったんです。以前から。逢ったときから。・・・・」
「初めての親子の契りだ。今日は。親子になる、儀式だ。」
「はい。お父さん。・・・・僕を…僕を愛して、めちゃくちゃにして、お父さんの好きなようにしてください」

お父さんは、鋭い目を僕に向け、観念しろとばかりに、僕の腕を上にし、大きな手で、それも片手で僕を押さえつけた。そして、ねっとりと、じっくりと、僕の身体をくまなく頭から足の指までも丹念に愛撫した。
僕は、体中の力が抜けて抵抗できないというのは、こういうことなのかと思った。
そして、大人の男の魅力と、女を抱くように僕を官能の波のように寄せる快感の嵐を僕に与えた。

「いいんだよ。気持ちいいなら、声を出してごらん。お父さんはお前の白い肌、体毛がない綺麗な身体、端正な顔が好きなんだ。それに、可愛い、お尻と女の子のように括れた腰。・・・・綺麗だよ。とても。お父さんとは、違うタイプのお前が好きなんだ。あああ・・一也・・・・おとうさん、嬉しいよ。息子が出来て嬉しい」

僕は、お父さん、お父さんと呼びながら、怒り狂ったような黒々とした、陰茎を舐めてあげる。
熱い血潮が脈うってるのがわかる。それは、太く筋張った血管が浮き出て、逞しい男そのものだった。

「お父さん、僕に飲ませてください・・出して・・・」
「飲んでくれるのか。・・・じゃ、お前のものむぞっ・・・」
父親と息子は、互いに、これでもかというほど陰茎をしゃぶり、同時に口の中に果てた。
「ああ・・いくっ。・・・」
「お父さん。僕も」 

     (続
く)
よし > 「二人の父親」の続きを早くみたい!! (9/23-23:42) No.172
◎◎◎ > なんで、改行せんの? (9/24-10:12) No.173



二人の父親 第2章
二人の父親 2章 親子の契り 投稿者:企てる子 投稿日:2002/09/24(Tue) 13:29 No.174 
田口室長の激しく、時にはソフトな愛撫とテクニックは僕を狂わせた。
憧れていた室長の太い腕や厚い胸板の下で悶え、怒涛のごとく寄せる快感。

やがて、互いの口の中に果てた。
飲みほした精液の味と香りが消えぬまま、室長は僕の口中を拭うように舌で舐めまわした。
室長と僕の精液がお互いの口中で混じりあってる。すかさず、室長は僕の下腹部へ舌を滑らせた。まだ、萎えきってはいない陰茎にまとわりついた精液を綺麗に舐め取った。

さらに、足の付け根から股に舌を這わせてきた。
僕の足首を片手で持ち上げ、菊の花の中心を舌先ですくい上げるように舐め、快感の声を張り上げると、むしゃぶりつくように臀部の双丘から菊の花へと愛撫してくる。大人の男の性による丹念な愛撫。酔いしれていく自分がそこに居る。

「し、室長・・・あっ・・・あう〜〜〜ん。・・・いや・・・」
「お父さんと、言えといったろう。一也・・・・。ここ、初めてか。」と、お父さんの舌が責めまくる。
「ぉ、お父さん。・・気が…気が変に・・・なりそう・・・」
「なりなさい。なって、いいんだぞ。お父さんはお前を狂わせたいんだ。ずーっと、今日の日を待っていた・・・・。変になれっ・・」

「あ・・・あ〜・・・・・・・ん。おとうさん、そこ、そこがいいの」
「ここ・・・かっ。こうかあ・・・」
ペロペロ・・・グチョグチョ・・・ビチャビチャ・・・・・・
お父さんの唾液が卑猥な音を立てている。
薄明かりの中での淫靡で甘い、親子の契り。思いもよらぬ、めくるめく恍惚の快感。

「一也・・・・お父さんのを舐めてくれ。」
お父さんは、すかさず立ち上がり、僕は足元に膝まずく。
お父さんの、陰茎の根元を握り、黒々とした棹とえらの張った亀頭。

僕はむしゃぶりつくように。
ヌポポポチュッパ・・・・・・ビチョヌチャッ・・   

「ああ・・上手だぞ。一也。お父さん、気持ちいいよ。さっき、出したばかりなのに・・・あっ・・・こ、こんなに、硬く・・・。お前の口は小さくて、可愛い。おとうさんの美味しいかア・・・」
「おいし・・い。お父さんの美味しい。僕だけのおとうさん・・・」
「・・・そうだ・・・一也だけのお父さんだっ。」 

お父さんはしゃぶるだけじゃなく、雁首や裏筋を舌先で舐める事を、教えてくれた。
お父さんを喜ばせるには、それも必要だと。お父さんの、胸毛から腹、陰毛からすね毛までの体毛の濃さは程よく、頬に刺激を与える。頬に性感帯があるかのように。
顔を埋めて、陰茎をゆっくりと、ストロークさせる。 

「あああ・・・あっ・・一也〜・・・いい・・」
言い終わると同時に、ひょいっと僕を抱き上げあぐらを組んで、僕の手を首にまわさせた。
互いに見つめ、激しいキスの襲来の中にも、お父さんのそそりたった陰茎が僕の臀部に当たる。
おとうさんは無言、僕に眼で訴えていた。
(いいのか・・・入れていいのかと)
僕も無言で頷く。

「してください・・・お父さん・・・・・・・」
「はじめてか・・・・無理するなよ。・・・・・お父さんは、一也と一つになりたいけど、痛い思いはさせたくない。」 
「してください。お父さん。お父さんのは大きくて、不安だけど。……お父さんに女にしてもらいたい。お父さんと、親子の契りをしてほしい・・・」
「わかった。・・・嬉しいよ。一也・・・・」

お父さんは、僕の臀部の下で反り返った硬く熱い陰茎に手を添え、菊の花の中心に亀頭を当てた。
「入れるよ・・・・」
「・・・・・うっ・・・イ、痛いよー・・お父さん」
「やめようか・・・最初、痛いけど慣れて拡がってくるぞ。・・・・」
「・・・お父さんと一つになりたい。入れて・・・・・」

僕はアナルに挿入されるのは、初めてなのだ。
お父さんの陰茎がゆっくりと、僕のアナルに挿入されていく。
少しずつ、気を使うように時間をかけて。

「一也・・・力を抜いて。雁首まで入ったよ・・・。」
「・・・・はい。お父さん・・・」 
雁首から、太い棹が挿入されて行くのがわかる。

「ああ・・お父さん。僕。こんな事。こんな事を・・してる・・・僕の事、淫乱に思わないでえ〜・・・はずかしい」
「思うはずないだろう。親子の契りだ。男同士、する事は同じだよ。・・・ほら、一也・・お父さんのをもう、こんなにくわえ込んでるぞ。痛いか・・・ここからは、一也が自分で腰を沈めて行きなさい。」
「・・・あうっ・・・はあはあはあ・・」

僕が腰を沈め、もう少しでお父さんの陰茎の根元まで行きつくところだった。
お父さんが見計らうように、下から突き上げた。
「あう〜〜〜ん。あっ・・・・・イ・・・」
「一也・・入ったよ。お父さんのを全部、飲み込んでるぞ・・触ってごらん。…繋がってるよ。・・・ほら・・・」

お父さんは、僕の手を携えるように、陰茎の根元に持っていく。
「本当だ・・・お父さんと一つになってる。凄い。凄いよ。お父さん」
「一也・・まだ、一つじゃないぞ。繋がってはいるけど、おとうさんの、精液を一也の中に出さないと、本当の親子の契りにはならないんだ。お父さんの、子種をうけてくれるか・・・・・」
「うん。・・・お父さんの子種。ください・・・・・」

お父さんは、よしっ・・・とばかりに、僕の臀部をわしつかみにして、あぐらのまま下から突き上げるように、打ち付け始めた。
お父さんの、陰茎が僕のアナルから出し入れしてるのがわかる。
「一也・・いいよ。お父さん。一也のは名器だよ。」

田口は、締め付けてくる一也のアナルのバージンを奪ったという、男の征服感といとおしい、息子。一也の本質的な断片を垣間見てとった。 
「この子は女のようだ・・・・・」と。

「おとうさん、僕、段段と気持ちよくなってきた・・・・あああ・・・お父さん、お父さんがはい・・・って・・・・る・・・う〜ん。・・いいイ・…お父さん、お父さん。僕のお父さ〜ん・・・・・」
「いいよ、一也。凄いぞっ・・・お父さん、こ、こんなに、いいの初めてだよ。可愛いよ。もっと、もっと声だしていいぞ。・・・ほらっ」
グチョッ・・・ヌチョッグチャッグチャ・・
卑猥な親子の交わりの音が部屋中に響きわたっている。

「おとうさん。ボ、僕、なんか、変。出、出ちゃいそう。」
「・・おお、すばらしいぞっ。一也。お父さんに入れられて、出そうだなんて。お父さんと、一也は気が合うんだなあ・・・ああああいいいぞ。一也ーーーーーー・・・」

ヌチョグチョ・・・
淫靡な音はさらに大きく響き、二人の絶頂が近づきつつ、あるのがわかる。

「お父さん、来て〜ん・・・来て来て・・・僕の中に〜・・・」
「お父さん、行きそうだよ。お父さんの子種・・だすぞーーーーーーーー・・・いく、いくよー。か、一也ーーーーーーー・・・あっ・・・うっ・・・・おっ・・・いいいいいい・・・ああああああああ」

「僕も、僕もおとうさん、で、でちゃう〜・・・・・・・・ん・・・ああああああいいい・・・、おとう・・・・さ・・・ん」
僕の中に、お父さんの熱い精液が注ぎ込まれるのがわかる。

「・・・ふう・・・か、一也・・こ、これで、お父さんと、本当に一つになれたぞ・・・・もう、本当の親子だ。一也はお父さんの息子だ。」
お父さんは、僕に滑らかに舌を僕の口中に忍ばせた。

「お父さん・…僕、女になっちゃった気がしたよ・・・・」
「・・そうか。どうしても、ウケ身だとそう感じるんだろうなあ。でも、一也は女より、ずーっと、女性的になってたぞ・・・ははははは」
「はずかしいよー。・・・お父さんが、そうさせたんだよ。」 
「一也、・・・・」
「何…お父さん」
「ずーっと、お前のお父さんだぞ。」
「・・・・(頷きながら)僕も、お父さんの息子だよ。ずーっと・・」
「そうだ、ずーーーーーーーーっとだ。」
「うん。ずーーーーーーとっ・・・」


   続く(3章・憎しみの快楽 で完結です。)




二人の父親 第3章
二人の父親 3章 憎しみの快楽 投稿者:企てる子 投稿日:2002/10/15(Tue) 13:11 No.214
お父さん(室長)の太い腕に抱かれ、お父さんの厚い胸に組敷かれ、僕はお父さんの背中に手を廻し、身体を仰け反らせている。いつのまにか、僕はお父さんの寵愛を全て受けいれている。

「どうだ。一也。・・・いいのか。お前が声をあげればお父さんが喜ぶのを知ってるだろう。」
そう、言われると僕は歓喜の声を思いきっり、あげてしまう。お父さんが興奮するのがわかる。

僕の中に挿入されているお父さんの太い男根が、いやらしい音をさせながら、責めて来る。
お父さんが、僕の中で暴れてる。もう直ぐ、絶頂に達しそうなのも解る。

お父さんの男根が脈を打ち、僕の中で熱く濃い、精液が僕の中で広がっていく。
お父さんの子種が僕の奥く深く流れている。それと同時に僕は、お父さんと僕の腹の間に、射精をした。

「良かったよ。一也。今夜は特別に感じたみたいだな。」
「お父さん。・・・・・」
お父さんは僕の射精した精液を舐めた。
僕は陰茎にまとわり着いたお父さんの精液を利用して、素股へ導く。
するっと、僕の内股に滑り込んだ。
お父さんが腰を上下する度に、僕はいわれもない快感を得る。

そして、お父さんは幾度もの腰の上下の動きで、さっき射精したばかりだというのに、僕の素股にまた射精した。
そして、自分の精液を舐め取り僕の舌に味合わせた。

淫靡で嫌らしい姿態のまま、親子はけだるさの中、玄関のチャイムの鳴る音で眼が覚めた。
「はい・・・どちら様でしょう・・・えっ。・・佐々木か。おう、久しぶりだ。今開けるよ。」
「いやあ。久しぶりだなあ。あの子は・・・一緒か・・・」
「今、・・・先ほど、別れて来たよ。日本に帰りたいというので。送ってきた。」
「トロントで何年だった。・・・あっごめん。まあ、あがれよ。」

佐々木とよばれる人は、お父さんの学生時代からの友人だった。
ドアの隙間から見る佐々木は、お父さんと同じ体躯で、お父さんとは違った品の良さが伺えた。
二人はソファーに座り、話していた。

「それで、佐々木。・・・いいのか。それで。お前が息子のように愛していた子だろう。」 
「ああ。いいんだ。あいつにとってもそのほうが。俺も、疲れたよ。」
「なら、いいんだが・・・・・なんか、せつないな・・・・・」

「それより、お前。取り込み中だったんじゃないか。バスローブの裾が開いてるぞ。相変わらずのご自慢のマラが見えてる。ははははは」
「あっ。・・・いけない。ばれたか。」
田口は観念したかのような顔付きで言った。

「解ったよ。紹介するよ。息子がいるんだ。あっちの部屋に。」
「本当か。そりゃあ、よかったなあ。いつからだい。・・」
「まだ、2ヶ月もたってない。でもな、会ったときから、こんな、息子が欲しいと思ってた子だから。・・・・・会社の部下だ。幸の息子だよ。ありがたい。神様に感謝という所だ・・・ははははは」
「そうか。出会って、見ていたんだ。その子を。お前らしいなあ。事実、そうだよな。こいつだって思っても、息子のように思い、年齢の差もある。簡単に、抱けないよな。遊びで終わってしまうのがオチだ。」

お父さんは、リビングから僕を呼んだ。
「かずや〜。来なさい。お父さんの友達だ。ご挨拶しなさい。」

僕は、照れくさかったが、お父さんに恥をかかしてはいけないと判断して、下向きかげんでリビングのドアを開けた。
「はじめまして。一也といいます。」
と、顔を上げた。

「・・・・一也・・・一也じゃないか。一也だよな。樫川・・・一也だよな。忘れたか。お父さんだよ。お父さん。お前の父親だ。・・一也。な、なんで、ここに。・・えっ。た、田口。お前、知っていてまさか・・・息子と」

「佐々木・・・・お前の。まさか・・・別れた息子か。嘘だ、ろう。」
僕は忘れていた父の顔を今、はっきりと思い出した。
別れた当時の面影とは違うが、見間違うわけはない、確かに父だった。
そして、僕は踵を返すように泣きながら怒鳴った。

「僕には父親はいません。訳もわからず、僕の前からさって行きました。母は中学生の時他界し、母の兄の伯父夫婦に養子として入りました。とても、・・・・とても優しい両親です。別れた父親には憎しみと恨みしかありませんでしたっ。いつのまにか、父親の顔など忘れていて、社会人になって、4年。理想の父親に出会い、親子で愛し合い、父親の愛情を受けてます。・・・・・・・・だから、・・・・だから、今更、父親だと言われても僕はあなたを父親だ何て思ってませんっ・・」
涙が止まらなかった。
「見たくなんかなかった。あなたに、何の権利があって僕を息子と言えるんですかっ・・父親面しないでくれっ・・」
そのとき、田口の平手が僕の頬を打った。

「止めてくれ。田口。この子の言うとおりだ。俺が今更、父親面して・・・」
「いいのか。佐々木。お前、あれほどにこの子の運動会やら、高校の入学式にもそっと、見に行ったと言ってただろう。俺は・・・お前の息子だなんて思いもよらなかった。佐々木と言う苗字なら、幾分お前を思い出し、・・・こう見ると、似てる。すまん。佐々木。」
「いいんだ。俺の息子ではない。お前の息子だろう。俺がとやかく言うことじゃない。・・・・・・・」

「二人とも、仲良しごっこですか。いいですねえ。いい友人がいて、たすかるでしょうね。お互いに・・・・」
僕は皮肉たっぷりに言い捨てた。
そして、もう一度、田口が頬を打とうとして父がその手を静止した。
父に腕をつかまれたまま、田口は言った。
「お前が、父親の愛情を知らなくて、俺に向けているのを知ってたよ。お前は、何も言わなかった。だから、俺も聞かない。せめて、お前の父親になりたくてお前に甘えさせたくて・・・・いいのかっ・・・やっと、会えたんだろう。お父さんに。お父さんの胸に抱きついて泣けばいい。泣いて、恨み辛みを言えばいいじゃないか。そうしたいんだろう。後悔する前に泣けっ・・・一也っ・・・・」

田口の愛情溢れる怒鳴り声が僕を責めた。
僕は、田口の言葉で、泣き崩れた。
ひたすら、泣いた。わめくように泣いた。座り込み、子供のように泣きじゃくた。
二人の父親は僕の側に座り、頭と背中を交互に撫でていた。

僕は二人の父親に戸惑いはなかった。
父親は5日間の滞在だと言う。
僕は、伯父に連絡をして、父に会ったことを告げた。
電話の伯父は怪訝な顔で言ってるのがわかった。
父に対する自分の妹と甥を不幸にした男と逢っている。つまらないのだろう。
父に受話器を渡すと、受話器の向こうから、怒鳴った非難の声が漏れていた。
父は、最後に伯父に「ありがとうございます。すみません。」 
伯父は父に「どうしたって、君の血の子だ。私よりも、思いはあるんだろう。いつかこんな日がくるだろう事は思ってたよ。」
たぶん、伯父と伯母は息子を取られるのではないかと言う事に危惧を抱いていたのだった。

その日は、父もお父さんの所に泊まることになった。
僕は、嬉しい気持ちを隠せずにはいられなかった。
まるで、子供のように床を敷き、川の字になり寝た。

「田口。ありがとう。・・・・・俺の息子だ。男が好きになっていてもおかしくないよな。お前でよかったよ。」
「佐々木・・・・そう、言ってくれると・・・すまん。大事にするよ一也を。」
「俺もお前に助けてもらったからなあ。一也・・お父さんはね、男が好きなのに、母さんと結婚してしまったんだ。お前が生まれてからは、お前が生きがいで、母さんもそうだった。唯、自分に嘘をついて暮らしてたろう。悪い男にひっかかり、母さんに知れてしまった。そのとき、田口が助けてくれたんだ。事実無根だと言ってね。自分のご主人を信用できないのかと・・・・お父さん、思ったんだよ。俺は卑怯だって。何も言わず、母さんと別れた。別れると言う事は自分を認めたと言う事だ。お前と母さんとは一緒には暮らせない。・・・・・ごめんよ。一也。」

僕は黙って聞いていた。
田口は僕の頭をなでながら、父親を許すんだぞっと言う思いを僕に寄せていた。
「なあ。田口。・・・遠慮するなよ。俺がいるからといって、」
「なにがだ。」
「抱いてやってくれ。一也を・・・・・」
田口は父親と友人としての暗黙の了解を長年の間心得ていたのだろう。

田口は、僕のパジャマのボタンを外すと、乳首に愛撫してきた。
「一也。これは変な事じゃない。お父さんは、お前が好きだ、愛してる、息子としてもだ。父親の前で、こんな事をするのは、お前の父親が息子をどんなに大事にどんなに愛されているのか確認をしたいんだ。いいね。お父さんに見せてあげよう。」

僕は頷いた。
そして、いつものように僕を全身愛撫する、お父さん。いつもより、僕にじっくりと愛撫する。
僕は歓喜の声をあげる。
薄暗い部屋で息子がどんな風に愛されてるのか、父が眼を凝らして見ているのがわかった。

父は浴衣を着たまま、あぐらをかいた。
父の股間の陰茎が勃起しているのがわかった。
田口も、それを見て僕に耳打ちした。
「お父さんも、お前の姿を見て、嬉しくて喜んでるよ」と。

僕は、父に今までの思いをぶつけて、すがりたくなった。
そして、僕は、あぐらをかいて座っている父の浴衣の裾に手を伸ばし、父の陰茎を握った。

熱く熟していた。逞しい、父の陰茎。
父と10歳以来見ていない父の姿。どんなにか、父親を思ってきたか。
僕と別れていなくても僕は、父にこうしただろう。
別れていたからこそ、こうもしてしまった。

父の黒々とした陰茎を握るや否や、田口に愛撫されているにもかかわらず、父の陰茎を口中に含んだ。

「あっ・・・一也。な、なんてことを。離しなさい」

父の亀頭の鈴口から少し塩味のする、先走りの液を舌で味あった。
僕の唾液で、ぬめぬめと黒光している。
夢にまで見た父の男根。
僕がここから生まれたきっかけの父の性器なのだ。

「佐々木。思うようにさせてあげてくれ。お前に逢いたくて我慢してきたんだ。お前も一也に会いたかったんだろう。好きにさせてあげてくれ。なっ・・・頼む」
父は僕のフェラチオされたまま、田口に深く、頷いた。

「一也。いいぞ。たくさん、舐めなさい・・・お父さんの恨みを返せ。」                             父は僕の口中に、陰茎を抜き差ししつつ、更に二まわりも大きく勃起したかのようだった。
田口は、四つんばいになった僕の菊座に陰茎をあてがい、挿入しようとしている。

田口の熱い陰茎を後ろに、実の父の陰茎を口に。
僕は、二人の父親を愛し、二人の父親は、一人の息子を愛している。

父の陰茎の抜き差しが激しくなってきた。
田口の腰使いもいよいよと激しくなり、二人の父親は同時に、父は僕の口中奥深く、お父さんは僕のアナルの奥深く熱く、濃い粘液質の精液を射精した。
そして僕は、長年夢見ていた実の父の精液を、口中に溢れるくらいの多量の精液を口の端から垂らしながら飲んだ。

父が僕の中に生きづいている。
僕も、二人の父親がそれぞれ射精すると同時に、気も高ぶりシーツを濡らした。
お父さんと父はシーツの上の僕の精液を丁寧に残すことなく、二人で息子の味を満喫していた。 
僕は二人の父親の・・・・
・・・・・たった一人の息子です。 

 終わり

企てる子 > 企てる子です。いつも、読みにくくて、すみません。 (10/15-13:21) No.215
バックOK > はい、相変わらず読みにくいですけど、面白いです!好きだな、こういう落ちのある話。企てる子さんガンバってまた、読ませて下さい。 (10/16-07:08) No.216
汁子 > 企てる子さん、僕の好みのかゆいところに手の届く描写、大好きです。実の父親の精液を飲むシーンが一番。 (10/18-12:30) No.219

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作:企てる子 作品11二人の父親 1章2章3章  投稿者:企てる子 投稿日:2002/09/23(Mon) 14:39 No.171      Back Top Next
二人の父親
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