甘い香りとむせ返るような臭いの花園は、僕にとってはセクシーなシークレットプレイス。
僕はここにいるよ。
・・・・だから、早く捜して。
僕のお気に入りの場所は南側のあずまやだ。
合歓の木はそよ風と共に揺らいで、あずまやの茅の屋根に触れながら木陰をつくっている。
僕の家の庭は敷地が広く、この、あずまやの前には小さい池に蓮の葉がゆれて時折、水面に日差しが反射して僕の裸体を金色に染める。
僕は、新緑の季節に取り囲まれ、埋もれてゆく自分を確認していく。
陰茎を握り、上下にストローク。
小刻みにリズムを変えながら扱いていく。
目を閉じると、いつもの裸体の男が僕の想像をかきたてる。
ゆ・っ・く・り・と男の厚い胸板の下に抱かれ溶けてゆく。 男の引き締まった毛深い体に舌を這わせる。男の黒く太い血管が浮き出た陰茎が僕の口にゆっくりと・・・
「はうっ・・muuuGuu・・・」
僕は歓喜の声と共に果てる。
パキッ。
木が折れた音だ。
「誰・・」
こんもりとした大きな紫陽花の木陰からスーッと逃げる人影。
見られていたのか、誰だろう。庭師のおじさんだろうか。僕は、庭師のおじさんを数年前から見ている。いつも、春夏秋冬、必ずくるのだ。
何故、見ているのかというといなせなしるし半纏に太い大腿部にピタットしたパッチを穿いて、去年の夏には上半身剥き出しで太い腕に厚い胸板に、たぶん陰毛からすね毛までつずいてると思う毛深い体。日に焼けて白い歯が、目立つ端正な顔付き。粋なおじさんなのだ。あの、おじさんが今日着てるのは承知している。だから、わざとここで危険なゲームをし、裸体を露出してるのだ。
僕は、うとうとと居眠りをしていたようだ。
Tシャツと薄めのジョギングパンツを穿きバスタオルを首にかけ、東側の松林に移動した。何故なら、庭師のおじさんが松葉の選定をしにくるということも、母から聞いていたのだ。
緑の臭いと土の香りがむせかえるのが僕の淫靡な快楽を呼び起こさせる。
庭師のおじさんは、見当たらない。しかし、どこかで声が聞こえる。辺りを見合わせてもいない。
僕は松林の中の小道を登った。
すると、日に焼けた(おじさんであろう)、裸体の男が松の木に背を後ろ向きにもたれかかっていた。
「ああ・・・そこだ。いいぞー。もっと、根元まで咥えて・・・美味いか。椋。」
「はい。親父さんうまいよー。奥さんにこんなことさせてないよね。ウッ・・・muuuGuu」
「ほら、今度はいつものだ。後向け。椋・・」
おじさんとおじさんのところで使われてる椋さんだった。
二人の関係を知った僕は、口惜しいのと、やはりという安堵感と興奮にとまどった。
が、僕のいつもの企てで・・・・。
僕はいつも、カメラを持ち歩いてるんだ。今日も、自分の裸体を撮ろうと持っていた。
静かに、後ずさりしながらサイドから見えるところまで移動した。
40代後半から50代前半の男にしてはオジサンの体はその気がある奴ならば興奮するぐらいのボデイー。精悍な顔付きにぴったりの陰茎。黒黒として太い血管が浮き出てるのも遠目でも、よくわかる。
涼さんの臀部を大きな手でわしずかみにして、今まさにおじさんの陰茎が涼さんのアナルに入ろうとしている。
「力抜け。入るぞ。・・・ああ・・おお・・おっ・・・おおおやっぱり、女房よりいい・・・・ほら、全部うめるぞー。・・・」
「親父さん。きてください。あああああ・・・いい・・・・女になっちまうよー。」
「なれ。なって見せろ。お前の体は俺がこう、させたんだからな。・・・いいぞ。いい具合だ。お前のまんこは・・・あああたまらん・・・」
「はっはっ・・うーーんうれしいよ。おやじさん。おやじさんのどろどろの濃いのをだして・・・・・あ・ああ・・いい・・・」
静かな松林にはおじさんと涼さんの肉が密着してこすり合わさる音だけが聞こえる。
「ぐっちゃぐっちゃ・・ぬっちゃぬっちゃ・・・びちゃびちゃ」
激しくストロークして、涼さんのアナルからおじさんのいきり立った陰茎が出たり入ったりするたびに嫌らしい音が出てる。
涼さんもオジサンの腰の打ちつけのリズムに合わせて腰を跳ね返す。
涼さんも30半ばにしては、いい体をしているのだが、顔はいい顔なのだが、何処か頼りない優しい顔つきである。色黒の中年男、175以上はあるだろう。優男の涼さんはおじさんに較べれば小柄な方で、男と女に見える。
僕は興奮しながらも、シャッターをきった。
「ああああ・・・いくぞー。涼。・・・ああっいい・・いくいく・・いくっ。・・あっあっつ・・つつで、でる。」
おじさんの言葉で涼さんは自らアナルからおじさんの陰茎を抜き出し、口にあてた。
おじさんの多量の精液が涼さんの口の端からとろーりとたれている。
おじさんは、すかさず涼さんの口から垂れた自分の精液を舌で舐めとって、涼さんと精液を味あうかのようにディ―プキッスをした。
涼さんもオジサンからのキスを受けると同時に松の木肌に射精した。
用意周到に、涼さんはミネラルウオ―ター取り出して、おじさんの陰茎を水で綺麗に洗ってあげていた。
僕は、終わりと同時に引き返そうと思った時だった。
折れた枯れ枝を踏み音を立ててしまったのだ。
ポキッ。
「ダレダッ・・・」
僕は一目散に逃げようとしたが、土からむき出した根に足をひっかけて転んだ。
追いかけてきた涼さんが僕の目の前に。
「坊ちゃん。カメラで写したんだ。・・・いけないなあ。そんなことしちゃ。返してもらうよ。今の事を誰にも言わなければ、坊ちゃんのパンツにしみてる汚れとあずまやでしてたことは言わないよ。・・・どうだい。言って、欲しくないだろう。」
「ひどーい。僕の事見てたんだ。ひどいよ。・・・それに、仕事中にそんなことしてるんじゃ・・・・僕にも強みがあるんだ。・・・」
じっと、にらみつけるようにおじさんが僕の目の前にしゃがみこんだ。
「坊や。今の事秘密にしてくれないかなあ・・・頼むよ。」
「・・・・・わかんない。」
「駄目ですよ。おやじさん。この坊主いいふらすかも・・」
「・・・涼、お前は薔薇の選定をしてこい。坊やに頼み込むから。・・・お前が坊やのせんずり見たこと言ったから、強気になっちゃうんだ。ごめんよ。坊や。見たくて見たんじゃないよ。涼、とにかく薔薇園の方をして来い。」
涼さんは憮然とした顔で薔薇園の方に歩いていった。
おじさんは、僕に懇願した。言わないで欲しいという事とフイルムを返して欲しいと。
僕はふてくされて、言った。
「男同士で、それも家の庭で・・嫌らしい。ヘンターィっ・・・」
オジサンは一瞬、目を吊り上げたかのように見えた。
すると、僕のTシャツの襟をつかみ、つばきの植え込みと五月の植え込みの芝生に投げ飛ばされた。
そして、僕のTシャツを剥ぎ取り、ジョギングパンツを脱がされ、裸にされてしまった。
「こんな、ことをしたくは無いが口止めだ。・・・」
オジサンは僕の足を片手で開かせ、僕のアナルを舐めた。
ぐちゃぐちゃぬちゃぬちゃ・・・びちゃびちゃ・・・ぺろ・・・・
「嫌だー。おじさん、嫌だー。やめてー・・・あ・・・あうっ・・いやいややめて・・・・・」
「うるさい。こうしてやる。」
おじさんの陰茎が僕の口に押し込まれ、オジサンは僕のカメラでおじさんの陰茎を咥えているところを写したのだ。
「ひどいー。・・・ああ・・・ひくひく・・・」
オジサンは僕のアナルにいきなり陰茎を。
大きく張り出した亀頭が僕のアナルの入り口に。
「いや、やめて・・やめてください。お願いします。」
「駄目だよ。坊や。おじさんの秘密知っちゃったからね。・・・」
おじさんの陰茎は先程の遠目で見るより大きいのは解るが、しかしその大きさは勇に、18センチから20センチはある。黒黒と大人の陰茎。血管が浮き出てえらも、張り出して凄い。こんなのをはじめてみた。
「ほら、坊や、おじさんがしたこと坊やにも教えてあげるよ。・・ほら、入るぞ。・・・・・あっ。き・つ・い・・・・・雁首がし、し、締まる。おおおおおお・・・・若いのはよく、締まっている。いいい・・おおおお・・」
段段とおじさんの陰茎が根元まで入ってくるのが解る。
僕は実際オジサンのが入る時、痛くて死にそうなくらいの痛みがあり、泣き出したのだ。泣き出したことで、オジサンの性の欲望が油に火をつけたようだ。
「ほら、いい音してるだろう。坊や。おじさん。きもちいいぞー。坊やのも扱いてやるな・・」
ぐちゃぬちゃびちゃぐちゃ・・・・
ああ。
僕はおじさんに犯されてる。
「坊や。おじさん、こんないいおまんこ初めてだよ。具合が・・・・・おおおおおおいいい・・・・はっはっあああいい・・・・・」
オジサンの腰のうち付けが激しく繰り返されるたび、僕は歓喜と恨めしそうな目でおじさんを見つめ、口惜しそうな顔をする。
僕は、もちろんこれが目当てで、おじさんにこうしてもらうための、最初から仕組んだ事だ。
「おっ。・・・いい・・いく・・いく。坊主、いいよ。ああああああああいくーーーっ。」
オジサンの濃くてどろどろの精液が僕のアナルの奥深く射精されたのがわかった。
そして、僕はおじさんが果てると同時にところてん状態。
驚いた顔で僕を見たおじさんは、
「よかったよ。坊やも気持ちよかったんだろう・・・」
軽く、うなずき・・・わざと、
「でもこわいよ。、おじさん・・・」
「大丈夫だ。誰にも言わないし。そのかわり、オジサンのことも言わないでね。・・・よかったら、たまに、オジサンとHしないか。・・・」
ほら、来た。
僕の思惑どうり。
「・・・・・おじさん。僕のここ良かったの。・・・僕、おじさんにされた時、痛かったけど・・・・途中から、気持ちよくなっておじさんにもっとされたくなってきたんだ・・僕って・・おかしいの・僕って悪い子・・・変態になっちゃうよー。ぐすん・・・」
「おかしくなんか無いよ。おじさんも君野に入れたとき良くて、名器だと思ったよ。・・君から、離れなくなって、しまうかもなあ。・・」
しめしめ・・・僕の企て大成功だ。
でもね、おじさん僕は次の企てを考えてるからおじさんに飽きたらポィッと。言いそうな気持ちを押さえていた。
こんな、僕は本当に悪い子・・・・ですよね。
僕の家の庭に来てね。
僕が何処に隠れてるか捜しに、・・・・来てね。
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