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チャレンジ・タイムトラベル
作:企てる子 作品28 チャレンジ・タイムトラベル 投稿日:2003/03/03(Mon) 17:15 Back Top Next

チャレンジ・タイムトラベル

見慣れた懐かしい町の風景がそこにはあった。
遠い記憶の中で、弾かれたような思いになる。
人の顔も服装も街のネオンサインや走りゆく車の車体も懐かしい時代、私が中学生の頃の様子だった。

銭湯の藍染めの白抜きの波模様と波の湯の文字で標(しる)された暖簾が黒南風(くろはえ)で揺れていた。
あの角を曲がれば、私が住んでいた家があるはず。
私は胸の鼓動が高まって来た。

角まで来ると、やはり見慣れた小さな貸し本屋の引き戸。そこを右に曲がると、幼友達の勇ちゃんの家とそれに続く明子ちゃんの家。
懐かしさが涙に変わる。
3軒隣がアメリカ人のスミスさんが住む瀟洒な家屋。
確か、スミスさんに子供がいなく、僕達を家に招いては、奥さんのロミーさんの手料理をご馳走してくれていた。
その隣に児童公園があり、行き止りの脇の道を20メートルほど歩けば、私の家だ。

私の住んでいた家。懐かしい我が家はやはり、そこにあった。
新緑が生える庭木と梔子の花の甘い香りもそのままだった。庭には洗濯物が干してあり、やはり黒南風で揺れていた。門の押戸も玄関の引き戸も開け放さられていた。

私は、そっと庭先の楠の木の影に歩み寄り、縁側の奥の和室に目をやる。
そこには、父が横向きに手枕で昼寝をしていた。
勇ましい、恰幅のある父。年齢より若々しい父の姿がそこにあった。

私は、縁側まで歩み寄り平行に裏庭に歩いた。台所の勝手口は閉められていた。母の姿は何処にも見えなかった。見慣れた私の体操着が裏庭に干されていた。白いジャージにオレンジの刺繍ネームが胸元に縫いこまれている。
[S中学校 2年A組 T・KUWADA]

私は、もう一度表の庭先に行き、寝ている父の様子を伺った。
父は寝返りをうったらしく、仰向けに寝ている。
5月だと言うのに父は未だ浴衣を着ていた。
浴衣の裾は乱れ、父の逞しい毛深い大腿部が覗いている。

私は靴を脱ぎ、そっと部屋に入り込んだ。
父の足元から覗くと、昔ながらの白い綿のトランクス越しに、勃起している父の陰茎が見てとれた。
私は手を延ばし、白い綿のトランクスの上からなぞるように触れた。
触れると、更にムクムクと陰茎が脈打っているのがわかった。
陰茎の黒さが布地越しにわかる。
かなりの重量感と雁首の括れも、サイズも布地越しに見る父の性器。

私は思う。ここから俺が生まれたんだと。
(嫌らしいくらいのふてぶてしい、父の精巣から陰茎の尿道を通り母の中で、選ばれてこの世に出たんだ。)
白い綿のトランクスの裾から父の陰茎を引き出し、亀頭を親指の指腹で擦る。

父は、う〜むと声を出したが目が覚めてはいないようだった。
大胆にも、私は父の亀頭を舌先で舐めてみた。
そうなると、エスカレートして、陰茎の根元まで口で舐め上げた。
そうすると、陰茎は更にサイズを変えて、ピーンと張ってそそり立ち、ピクピクと動いた。

父が目を覚ますのは当然のことで、私のほうに目をやり、言い放った。
「だ、誰だ。君は。ど、泥棒か・・・」

私は、父の方を見、構わずに陰茎に手を添えて、ひたすらしゃぶりあげた。
父は怖い顔をしながらも、私の舌技で根負けして、せつなそうなよがり声をあげ始めた。

「おっ・・おーーうっ・・・いい・・・何処の誰だか知らんが、・・あうっ・・・・私も男と昔こんなことをしたことがある。今回だけにしてくれよ。」

私は父の怒り狂ったようなどす黒い陰茎をしゃぶりながら驚いた。
父も男と経験があったのだという事と、高校の教師をしていて、厳粛で紳士的な父が男同士の味を知っていた事に。

私はスラックスの前開きから自分の一物を抜き出し、扱きながら、父の陰茎にゆっくりと、舌をまとわりつくように舐めた。

「・・・・女房よりいい。やはり、男のほうがいい。ああ・・・もっとしてくれ。・・君も裸になれ。・・」

私は父の言葉が信じられなかったが、何故か、安心したような心持になってもいた。

私は、素早く服を脱ぎ捨て父の横に添うように、厚い胸板に手を添えた。

父は私の頭を片手で引き寄せ、口に舌先を入れてきた。
煙草の匂いがした。
父の舌が私の口の中で蠢き遊ぶ。口から舌を引き離すと、私の乳首に父の舌先が触れた。
舌先で私の乳首をコロコロと舐める。
私は、乳首が張り詰め、硬くなるのが解る。
父の片腕は私の背中に廻る。もう、一方の手は私の胸や腹、臀部、股間、アナルへと延び遊ぶ。
父はくまなく足の指先をも使って、私の膝下からを愛撫するようになぞった。

さんざん、私の身体を悪戯したゆえに、今度は股間の間に分け入るように片膝を。
私の陰茎を根元まで手で引き下げ、ネットリとからみつくような舌技でしゃぶる父。

「あ・ああ・・う〜ん」
「いいのかい。気持ちいいなら声出していいんだよ。窓も玄関も閉めるからね。」
そう言うと、すくっと立ち上がり窓を閉め、玄関に回り鍵を閉める音がした。

「大丈夫だ。女房はお産で、病院にいる。楽しもう・・・」
そう言う父の立ち姿は雄々しく勇ましい野獣のような目をしていた。
直立した陰茎を下から見上げると、よりいっそうと、快楽と悦楽だけの父の姿だった。

私は、父の足元に膝を着いて父の陰茎を狂うように舐め始めた。
「おお・・・若造、うまいもんだなあ。何処で覚えた。こんな事を」
品の良い父の言う言葉ではなかった。

しかし、父のイメージに反する言葉で私は燃えていた。

グチャぐチャ、ピチャピチャ・・・ビチャビチャ・・・

締め切った部屋に卑猥な音だけが響いていた。

私は自ら、無言のまま四つん這いになり、臀部を父に見せつけた。
父は、くいるようにアナルを見ていた。
私の臀部に身を屈めて、アナルのすぼみに舌を這わせてきた。

ビチャビチャクチョクチョ・・・
そして、すくい上げるような舐め方でネットリと。
指をアナルのすぼみに差し込む父は、獰猛な性の野獣。
雄のライオンが貪るような。

「あっ・・・う〜ん。・・・」
ハアハアと息も荒くなりつつある私は、父にねだるように臀部を高くつきあげた。

「そうか。欲しいのか。何が欲しいのかね。言いなさい・・・・」
父の意地悪で諭すような言葉の裏腹が私をより、狂わせる。
「その、その黒い陰茎を・・入れてください」

「そうですか。入れて欲しいなら、その前にしなくてはいけないことがあるのでは・・・・・」
解りましたとばかりに、私は踵を返し父の陰茎にまた、喰らい付いた。

手を添え、口に収めようとすると、父は私の手を払いのけた。

「違いますね。そんなことじゃない。入れられる前に、一度、射精してもらわないと。・・・・・出した後の締まり具合と、君の精液をなすりつけて、入れたいのでね。・・・・」
私は、ここまで父が淫乱じみていたとは思わなかった。
とても、優しく物知りで、男らしい物静かな父であったのに。

私は、父の前で自慰をし始めた。

クチュクチュッ・・ぐチュグチュッ・・・ハアハア・・・う〜ん。

ヌチャヌチャ・・・ヌチョッヌチョッ・・・・アア・・・・イクッ

私は、腹に大量の精液を出した。
父は、私の腹の上に溜まった精液を手で拭い自分の陰茎に塗りこめ、私のアナルにも塗りこめた。
無言のまま、私に尻をむかせる父。

高く突上げ、挿入しやすくしようと思う隙もなく、父の陰茎が……。
ズブズブッ・・・・・
私のアナルの奥深く入り込んできたのが解かった。

奥まで父の亀頭の先が当たるのを確認する暇もなく、父は腰を打ち付けてきた。

「ああ・・いいですね。君のここは。締まっていて・・・」
父の腰が打ち付けられるたびに、私の精液の潤滑剤が父の陰茎に絡みつく。
ジュボジュボ・・・ジュボジュボッと音を立てる。

「君の精液が溶けて、白い泡になって来てるよ。女みたいだ。・・」

またしても、父に似つかわしくない言葉に、私は興奮を覚え、自ら、アナルを締め付けた。
締め付けている私をより、いっそう激しく腰を打ち付け、時にはくねらせるように腰を廻し、アナルをかき回す。

グジュグジュ・・ジュボボッ・・・

父の陰茎が引き抜く際にはグジョジョ・・・・ジュボッボボ・・・と、一定のリズムの音が。

「アア、出そうだ。・・ああいい。いいおまんこですね。君のは。・・・・ああいい。」
またしても、父の卑猥で普段の父らしくない言葉。
私はそれだけで、体中の力が抜けきり、父のなすがままだった。

「あ・・・嫌らしい音・・・」
父の逞しい毛深い体が私の背にのしかかり腰を早く打ち付け始めた。

私の腰に両手を添え、臀部を引き寄せては繰り返す父。
「ああ・・君の精液が。ほら、アナルから零れ落ちて・・畳の上に・・アア。締まる。たまらないっ・・・」
私も、アナルのすぼみから、太ももの裏を滴り落ちる自分の融解した精液を肌に感じていた。

「アア・・いい・・いきそうだ。・・アア・・・イクッ」
と、言ったと同時に、父は陰茎を引き抜き私の前に立ちはだかり、私の顔めがけて、射精した。

「ああ・・っ・・イッ・・イクッ・・・あ・・あーーーーー」

私は父の精液のシャワーを浴びながら、さわる事もなく畳の上に2度目の射精をした。

父の精液は私の顔中にかけられ、私は父の精液の味を堪能した。
口中に広がるネットリとした父の精液の味はいとおしく、狂おしい味がしてならなかった。

私は暫くの間、呆然と力も抜け、横たわっていた。
気が付くと、畳の上に出した私の精液を父が狂ったように舐めつくしていた。
父の若々しい、毛深い身体に私は涙を流しながら、キスをして、縁側から庭に出て、靴を履いた。

声は出さずに
「さ よ う な ら」
父はいつも見ていた、穏やかな笑顔で私を送ってくれていた。


急いで、走り抜けた懐かしい子供の頃の町の風景は、私をも穏やかな心持にさせて、夕焼けが見送ってくれていた。
たぶん、明日にでも母から兄妹3人の第3子の妹が生まれるはずだ。
父に憧れていた昔の自分が父と過去で結ばれた事に私は喜びを隠せなかった。
時間旅行の一時は私に父の本当の姿を見られたことで、父に親近感を覚えたと同時に父に対する思いも捨てることが出来た。

最初で最後の父との交わり。

河原の草むらに隠したタイムマシンに乗り込む前に、河原で友人と遊ぶ子供の私を見送った。
現代に戻って家に着き、私は玄関のチャイムを鳴らした。

ドアを開けたのは父だった。

「お帰り。・・さあ、早く。裸になれっ。父さん、我慢できないぞ」
「え゛っ・・・・・」

どうやら、過去の運命は変えられなかったようだ。

と、言う事は今まで、父としてきたって事・・・・・。損をした・・



(今回は、SF仕立てにしてみました。)


[337へのレス] 無題 投稿者: 投稿日:3/3-18:40
なんと言うか、相変わらず抜ける上にオチがつくなんて。すごいなぁ◎
[337へのレス]
無題 投稿者:企 てる子 投稿日:3/3-20:09
いつも、誤字すみません。書き終わると、見直すのですが、結局、誤字の変換をしてなかったりで・・・・・これから、丁寧に、見直しまーす。
[337へのレス]
無題 投稿者:よろず 投稿日:3/4-02:43
良い感じです!抜けました。文章の中の空気感てか、卑猥なんだけど爽やか?なんだなこれが。[337へのレス]
無題 投稿者:ミー 投稿日:3/6-12:46
タイムトラベルって本当にできたらいいね、死んだ親父ともう一度逢ってミーを生んでくれた あのチンポ銜えたい。
[337へのレス]
無題 投稿者:bimylove 投稿日:3/8-17:37
確かに誤字が多いですね。でも発想がいい。感心しました。


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