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約600秒の秘め事 フィティングルーム編
作:企てる子(企てる造) 作品22 約600秒の秘め事フィティングルーム編 投稿日:2002/12/17(Tue) 16:04 Back Top Next

約600秒の秘め事 フィティングルーム編
出会いと、事の顛末は急激で、あまりにも短時間であった。
とあるデパートでスーツをオーダーしに行った時のことである。

生地の色はグレイを考えていた。無地で織のよいものと、あれこれ見たが、気にいったものがなかった。

その時、30半ば前後の店員が
「よろしかったら、お見立て申し上げます。」と、声をかけてきた。

私は振り向きざまに、店員の顔を見た。
綺麗に髪を清々しくカットし、仕立ての良いスーツを着こんで、笑顔を振り撒いていた。目元も涼しげな清潔感のある店員だった。

「お色はお決まりですか・・・・」
いやみのない言い方と、彼の声に人柄を感じて答えた。
「グレイなんだけど、チャコールグレイとシルバーグレイの以外のグレイなら・・」

彼はそれならと、生地のサンプル帳を広げ持ち寄ってきた。
「このグレイは少し、モスグリーンがかっていますが、お客様のような雰囲気の紳士の方なら、お似合いと思われますが。」

「少し、変わった色だね。」
「はあ、変わったというより、あまりない色味ですが・・・でも、織はしっかりとしていて、最高の生地です。イギリス製ですが。」

「似合うかなあ・・」
「お鏡で生地をお当てになり見られたらいかがでしょう。」

彼の一言で私は鏡の前に立ち、胸元に生地を当ててもらった。

「いかがでしょう。お似合いですよ。この生地は失礼ですが、40代後半以上の方でないと、似合わないと思いますが・・・」

「また・・・どうして。」
「はい。お客様は髪に白髪が少しありますが。ない方だと、くどく見える色だと思うのですが・・・私に当てて見ましょう。・・・どうですか・・・。」

「・・・そうだね・・・君にも似合うんじゃないのかなあ。爽やかな顔付きをしているから。」
「・・ご冗談を。いえ、ありがとうございます。でも、お客様のような肩幅が広くて、精悍な若々しい方のほうがお似合いですよ。」

彼は、嬉しい事を言ってくれたもんだ。
私は彼の誉め言葉で、その生地を購入してもいいと思っている。

「わかった。君の口車にのろうじゃないか。ハハハ・・・これでいいよ。」
「そんな、お客様。・・・いえ、ありがとうございます。・・では、こちらでサイズを測らせていただきますので・・」

私はフィティングルームに案内され、靴を脱ぎ入室した。

「只今、メジャーをお持ちしますでお待ちください。」
と、彼はドアを閉めた。

私はジャケットを脱ぎハンガーにかけた。

コンコン。ドアを叩く音がした。

「はい。・・・」   
「失礼します。」

彼も靴を脱ぎ、上がってきた。
私の後に立ち、肩幅、身ごろ、腕、胸幅とメジャーで測っていった。

「お客様、胸囲がおありなんですね。・・・」

「ああ。胸板が厚いんだよ。昔、水泳の選手でね。これでも・・」
「だからですか・・・お見かけした所、お年齢のわりには・・・失礼しました。逆三角形の体形なので・・・」

「ハハハ・・いいさ。年齢だもの・・・君の言うとおりだよ。」
「すみません。・・」

恥らい、顔を赤面している彼が可愛い。

「では、今度はウエストと、足の丈、ヒップを測らせていただきますので・・・・」
ウエストにメジャーが巻きつかれ、丁寧に詳細にメモしている。

「お客様、・・お客様のお直りはどちらでございますか。」
彼は膝まずいて、メジャーを足元から股間にかけて測定しながら、私の顔を見上げ聞いた。

お直りとは陰茎が右、左。どちらに収まるのかと聞いているのだ。店とか、人によっては、おさまりは・・・と聞いてくる場合がある。
もしくは、スラックスをオーダーする時は、聞くまでもなく、足元から延ばしたメジャーを股間まで持っていき、牟ジャーをもつ手の甲でどちらに収めているのか、確認する人もいる。

彼はそれを聞いたのだ。
しかし、私は彼が足元に膝まついてメジャーをもち、私の股間まで測ろうとしたとき、不覚にも・・・いや、その気が合ったといっても過言ではない。勃起していたのだ。

彼の手の甲が勃起した亀頭と陰茎に接触した。

「あっ・・・・・失礼しました。もう一度、測らせていただきます。」

彼は、気が付き触れないように測ろうとするが、何故か、手が震えていた。

私の陰茎は左よりにスラックス越しに、かなりの陰茎の形を映し出している。困ったような彼の顔を見下ろす。可愛いと思うと更に、勢いづいている。すでに左大腿部のスラックスは亀頭の先がわかるくらい、せり出している。


「すまない。こんなになって・・」
「いえ・・こちらこそ。・・でも、相当な大きさで、女性を喜ばせてきたみたいですね。」

「いや、君があまりにも可愛いから、こうなってしまって・・」

「えっ・・」
「君が可愛いから、勃起してしまったんだと・・・言ったのだが。」
恥じらいながら、眼をそらしている、彼に私はこう言った。

「君、・・・人の勃起したものを見たことあるかい。」

いいえ、と、首を横に振る彼。

「私は君みたいな清潔感のある人が好きでね。・・・君は男に興味がないかな。」
「・・・・・・。同性とは経験はありませんが・・・でも。」

「でも・・・・なんだね。」
「自分の性器と違うなと思い。かなり、大きいので。見なくてもわかりますから。」

「見せてあげるよ。」
私は、ベルトの留め金を外しファスナーを下ろし、膝まで一気に下着と共にずり降ろした。

彼は、声にならないくらい、驚いたようだ。私は悪戯に、そそり立った陰茎を目の前で、ピクピクと動かしてみせる

「・・す、す、凄いですね。お客様・・・こんなに大きくて、色だって・・・私も、変になりそうですよ。」

私は彼の目の前で、陰茎に手を添えさせた。

「扱いてくれたまえ。」

彼は私の陰茎を震えながら、握り、ストロークしてくれた。

「君のも見せてくれないか。・・・声出さなければ、聞こえないよ。君と私の秘密だ。・・・」

彼はかなり、興奮しているらしく、ファスナーを降ろし、引きずり出した陰茎はすでに勃起しており、ピンク色した亀頭の鈴口からは透明の先走りが噴出していた。

小声で・・・・・・・
「ああ。いいよ。君のを舐めさせてくれ。」

私は、彼を立たせ膝を付き、彼の陰茎に喰らいついた。

「ああ・・お、お客様。い、いけません。そんな事なさっては・・」

私は、彼の言葉を無視し、気持ちとは裏腹な、正直になっている陰茎を扱きながら、口に当てた。

私は彼の陰茎を集中的に唾液と舌で虐め抜いた。
まさか、こんな所で男の陰茎をしゃぶっているとは思わないだろう。ましてや、デパートのフィテイングルームの中だ。

彼は私の舌技で声も出せずによがり狂っている。私は、彼を後ろ向きにさせ、アナルを見たいが為に、両手で臀部を押し広げた。
綺麗な、毛も無くピンク色だった。肌がきめ細かく白く浮だって見えた。
私は彼のアナルのすぼみを舌先で、チョロチョロと舐めた。
すると、彼は腰を自ら低くして、力が抜けるように崩れた。

鏡には、彼の快感的な顔と勃起した陰茎が映っている。
私は、今度は彼を横向きにし、私が彼のアナルを舐めているのを、わざと見るように促した。
彼は、自分の恥ずかしい姿と、中年男のいやらしい行為を見つめていた。
私の陰茎はもう、はちきれそうになっていた。

私は彼をもう一度、膝をつかせ、私の陰茎を彼の口に。

彼は、不慣れだが興奮の坩堝の中、私の陰茎を喉の奥深くまでしゃぶった。苦悶と快楽のどちらともいえぬ彼の顔を見ていると、場所柄と、店員と客と言う関係の醜態をさらけ出している実感。
いよいよ、私は彼の口に果てそうだ。

小声で、「出していいかい・・」
彼は、返事はしなかったが小声でこう、言った。

「仕事場で、こんな所で・・・こんな事を。興奮してます。わ、私を汚してください。お客様。・・・」

私は彼の顔を見、眼で頷いた。
「うっ・・・・あ、ああ・・・いい。で、でるっ・・・・はあは・あ・・・・・・」


私は彼の口中にたっぷりと、大量の精液を放出した。出した後も、彼の口を利用して、暫く抜き差していた。

彼は、精液など飲んだ事もないのだろう。口に含んだまま、どうしていいのか戸惑っている顔だった。

私は、すかさず彼の陰茎をまたしゃぶり、扱いた。

彼は出したいのだろう。
しかし、口をあけると私の精液がこぼれてしまう。
頭を振りながら、むぐっ・・・・ううううう・・

彼は私の口に濃い精液を出した。

私は立ち上がり、彼の精液を飲まずに、私の精液がたっぷりと残る彼の口にあわせ、混ぜ合わせた。
そして、互いに飲み込んだ。
これで、状況証拠は何も残らない。床も汚してもいない。

私は彼に、良かったよと、ウインクをし彼の唇に軽くキスをした。
スラックスを持ち上げ、ベルトを締め、彼に、スーツのオーダーを依頼した。 


案内のアナウンスが流れた。 

「毎度、ありがとうございます。ご案内をさせていただきます。・・港区からお出での、企 様〜。正面口1階ロビーで奥様がお待ちでございます。港区の・・・・企てる造様・・・・・」

たった、約10分間の淫乱で不埒なスーツオーダーと快楽のオーダーだった。



企てる造(企てる子) > 誤字・脱字が在りますがご容赦ください。 (12/17-16:10) No.127
汁子 > てる造さん、親子でなくても、恰幅の良い年輩紳士との精飲体験、抜けました。本人が精液好きじゃないとここまで書けんでしょうな。 (12/17-20:43) No.128
pin > 抜けたぁ!てる造さんLOVE!いいなぁ素敵なてる造おじさま大好き。バック攻めとはまた違った魅力でした。ごちそうさま (12/19-05:30) No.131


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