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奥さんを亡くした友人を寝室に
奥さんを亡くした友人を寝室に(1) 投稿者:徹雄 投稿日:2002/05/01(Wed) 21:30 No.33 
奥さんを亡くした友人を寝室に(1)
         土井道夫 広島県会社員54歳

 佐野さんは山口県出身で私と同郷、大学柔道部の先輩でもある。柔道部部長をしていた佐野さんに勧誘され私も柔道を始めた。
 卒業後も仕事での関係があり30年来のつきあいをさせて貰っている。年齢は3歳上の57歳、ほぼ同じ時期に結婚をしたこともあり家族ぐるみの交流を続け、お互いに家庭を訪れる親密な間柄である。現在は車で約一時間の隣県に住んでいる。

 佐野さんは27歳で結婚したが、その時のエピソードがある。
 結婚式も終った帰途、柔道部の仲間だけで喫茶店に寄った。その際友人が
「佐野さんがあの体力で寝技に持込み、例のでかいブツを押込んだら、今日は奥さん、すぐに『参った!』と言うだろうなぁ」と冗談を言った。
 佐野さんの得意技は寝技、また疲れを知らない精力的な体力はピカイチだった。そして練習後のシャワー室で見せる性器も一番だった。学生時代のそんな思い出を話題にしたのである。

 その佐野さんが、今では私たち夫婦にとって友人の域を越えた欠かせない人となった。土曜日の夕方から日曜日にかけて我が家をたずねて、一泊するようになったのは二年前からである。

 佐野さん夫婦は評判の仲のよいカップルで、夫人は若いころ地方都市での美人コンテストで準ミスに選ばれた美女だった。だが、美人薄命のことわざの如く5年前、子宮ガンの発見が遅れ、数回にわたる手術を繰り返したが転移がひどく、苦しい闘病生活の甲斐なく51歳で世を去った。発病からわずか1年2ヶ月後だった。

 一人息子も大学生となって上京したため佐野さんは三年前から独り暮らしを続けていた。一時的だったが生活も荒れたが、私たちは佐野さんを勇気づけ、やっと立ち直らせることが出来た。

 学生時代から精力的な佐野さんの悩みは男の性だ。
 ソープランドでは気が晴れないと、酒席で打ち明けられた事もあった。私たち夫婦も寝物語に、佐野さんの悩みを話題にすることも再三。

 ある夜、私の陰茎を両手でにぎり、さすっていた妻が、遠慮がちに、
「佐野さんのものもこうして、はけ口をつくってあげようか。本番は困るけど・・・」
 と問いかけてきた。唐突な話でドキッとしたが、妻の心情には思い当たることがあった。

 一ヵ月ほど前のこと。
 夕方早めに帰宅したその日、いつもは素早く玄関に迎える妻が、その日に限って遅く、靴をぬいで上がった時にようやく、髪を撫で、スカートを直しながら奥の和室から出てきた。
「佐野さんがおいでです。今日は早かったのね」と話す妻の口紅は乱れていた。

 アレーと思ったが無視し、「佐野さんいらっしゃい」と声を掛けて部屋に入った。
 佐野さんの隣には乱れた座布団があり、口元に紅がわずかに付いているのが目に入った。
「おじゃましてます。今日は息子のことでちょっと相談に乗って欲しくて」と神妙な表情だった。
 素知らぬ顔でしばらく雑談、妻の手料理の夕食後、佐野さんは帰って行った。

 その夜、妻は佐野さんの事は一切話題にせず、私が「佐野さんも大変だなー」と誘いをかけても、うなずくだけだった。しかし、ベットで妻は珍しく乱れ喘いだ。
 夫人を病いで失なった佐野さんを再三、夕食に招き、洗たく物を処理してやるなど気を配っていた妻は佐野さんを好ましく思い、心もゆらいでいるようだった。

 そんな妻の突然の具体的提案に私の心は動揺したが、ベットで佐野さんの話題をわざと出した私にも密かに期待する気持があり、妻の提言には異存がない。
「では、次の土曜日に佐野さんを連れて帰る」と宣言し、寝室に招くことに決まった。
 その日の妻は、陰茎を口にくわえ積極的にいどんできた。妻も刺激されたのだ。
「佐野さんのも口にくわえていいの?」との第二の提案に「そこまでなら」とうなずきながら燃えた。

 それ以来、どうしたら三人がスムーズにプレー出来るか、いろんなパターンを描きながら刺激を楽しんでいたが、これだという案がまとまらぬまま土曜日となった。
 我家は長男が独立して他市に別居、長女も嫁ぎ、日ごろは二人だけの生活。それだけに来客は大歓迎である。期待が大きいのか妻も朝から上気嫌。美容院で髪をセットして来た。

 佐野さんは柄にもなく花束を抱えてやってきた。食卓にはすでに妻の自慢の手料理が並び、早速ビールを抜いてにぎやかな夕食が始まった。日本酒も追加し三人とも酔い心地は最高。ことに妻は心の高まりを隠すかのようにグラスをよく傾けた。食事も終り、ひと息いれると、「お風呂にどうぞ」と妻に促された佐野さんは浴室に消えた。

 残された私たちは顔を見合わせて、お互いに目でうなずき合った。
 妻を引き寄せてキスをし左手をスカートの下にもぐらせると、下着をつけておらず秘所はすでにしとどに濡れていた。
 「佐野さんが待っているぞ、お風呂を一緒にしたら・・・」と言うと黙ってうなずき、いそいそと浴室に向かった。

 残された私は一人で杯を重ねた。
 話し声やカン高い妻の笑い声がもれていた浴室が急に静かになった。
 私はさきほどからずっと浴室に聞き耳を立てていた。胸が痛むようなしこりに突き上がってくる。股間は固くいきり立っている。
 足音をしのばせながら浴室に向うと濡れたすりガラスに二人のシルエットが浮かび上がっていた。

 仁王立ちの佐野さんの前にひざまづく妻は、陰茎を口にふくんで頭を激しく動かしていた。
 やがて、今度は妻を浴槽に腰を下ろさせ、佐野さんが前にうずくまった。
 妻の股間に顔を埋める佐野さんの頭を両手で押さえていた妻のうめき声がもれ出した。
「ウーン、アー、イー、イー」としだいに高まっていった。
 
佐野さんの頭が離れた。浴槽に両手を支えて前かがみになった妻の後ろから、佐野さんが陰茎を突き入れた。
「ヒィーー」と妻が吠えた。
 円を描くように動く佐野さんに、「あとで、あとでゆっくりと……」と訴える妻の声も、佐野さんの動きが激しくなるとか細くなり、「イー、イー、どうしよう、イクー、イクー」と頂上に昇った。

 二人のシルエットが離れたのを見届けると股間を握りしめながら、忍び足で居間に戻った。
 カラカラの喉をビールで潤おしたが血は逆流し、頭はボーッとしたままだった。

 妻が浴室から出てきた。
 セットしていた髪は跡かたもなく乱れ、バスタオルで身体を覆っているが、たった今、浴室で繰り広げた性の狂宴の形跡は歴然。目はうるみ顔は上気して赤い。

 引き寄せてタオルを払い除けて、股間に手を伸してまさぐると、秘所は締りなく口を開け、ヌルヌルになっていた。佐野さんの白い液が残り、指にまとわりついてくる。
「どうだった」と問うと、
「よかったわ、佐野さんの、すごいわ。太くて固いのよ」とうっとりとして抱きついてきた。
 佐野さんも、バスタオルを腰に巻いて戻り、
「奥さんはすばらしい」と連発。
 私の手をにぎって涙ぐんだ。

 私たちに対する感謝の情が涙を呼んだのだろう。
 女体の秘所に挿入したのは二ヵ月ぶりだと言う。
 そんな佐野さんにうなずいて浴室に向かった私は、まだ二人の精のにおいが残る中でしばらく瞑目し、これからの三人のプレイに思いをめぐらせた。

    ★☆★

 風呂から出て居間に入ると妻も佐野さんも全裸。
 佐野さんはソファーに腰をおろし、その前に座った妻が佐野さんの陰茎を口にふくんでいた。
 佐野さんの陰茎は太い。
 長さは15cm位だが、太さは私のに比べ二廻りは太い。直径5センチ位か。更にズル剥けの亀頭がもう一段、太く張り出している。
 学生時代にシャワー室で平常時の佐野さんは見ていたが、勃起するとここまで立派になるとは知らなかった。
 浴室ではすりガラス越してよく分からなかったが、こうして間近で見ると佐野さんの男性の迫力に圧倒されそうだ。
 妻は口を大きく開けている。こんな太いモノが今夜は妻の秘所に突き刺さるのだ。

 佐野さんは目を細め妻の頭を押えている。
 妻は口元から唾液をたらしながら頭を上下させ、両手で佐野さんの袋をさすり懸命に愛撫している。
 二人とも私に気付かぬようだ。私は無視された思いで嫉妬の黒い固まりが胸を突き上げてきた。
 佐野さんが投げ出していた両足がつっ張りはじめた。
 妻の両手に握られた陰茎がピクピクと痙攣している。
 !
 佐野さんが爆発し、口中に射出した。
 咥えたまま両手でしごいている妻の唇のわきから、精液がこぼれ長い糸を引いて流れ出ている。妻のノドが動き飲み込んだ。
 すっかり飲み下だした妻は、射精後の少し柔らかくなった佐野さんの巨大な亀頭部分を含くんだまま、上目使いに私を見た。

 こんな時の妻の秘所は、うずいているはずだ。
 精液を飲み込む時の妻は極度に燃える。そのうっとりする姿態はたまらなく愛おしい。
 私は妻をじゅうたんの上に押し倒し、秘所の愛液をすくい上げるように花蕾に舌をはわせた。
 すぐに「早く、早く、入れて」と叫び始めた妻に、私は陰茎を突き立てた。
 再び妻が狂った。
「イー、しびれる、とける、とける」とよがり、叫び続けながら一気に昇りつめてた。

 佐野さんはとなりで食入るように見つめている。
 伏せたまま荒い息をしていた妻がやっと動き出した。
 はずれたバスタオルを引きずり、這うようにして隣の和室に入り、私達も後に続いた。

  ★☆★

 和室には二枚の敷き布団が延べてある。
 枕が三つ並び水差しとガーゼのハンカチが四、五枚用意してある。万全の準備で妻の心情がうかがわれる。
 妻を中心に川の字になった。
 最初に動き出したのは妻だった。右手がそっと私の股間に伸びて陰茎をにぎりさすり始めた。頭を起こして目をやると左手は佐野さんの方に伸びていた。両手に花ならぬ陰茎二本だ。
 佐野さんが妻を横から抱きしめて乳首に舌をはわせ、左手で妻の股間をまさぐり始めた。

 佐野さんの左手の指は秘所にもぐっている。
 妻があえぎ出した。
 私は妻に覆いかぶさるようにしてキスし、舌を首すじから乳房にはわせ乳首を舌でころがし続けた。佐野さんは秘所に顔を埋めて花びらを吸い舌ですくい上げている。上半身は私、下半身は佐野さんが責めた。
 佐野さんの舌で秘所が「クチャ、クチャ」と湿った音を発している。
「イー、イー、とける、イー」と妻はうめき続け、「おちる、おちる」と連発しながら眉間にしわを寄せのけぞった。

 佐野さんは身を起こして、妻の口にいきり立つ太くてたくましい陰茎を押し入れた。
 妻の口にいっぱい、やっと納まっている感じだ。
 妻は両手で佐野さんの陰茎を支えて舌を使っている。ひたいから汗が流れて出ている。
「すごい。佐野さんすごい、佐野さんの大きい」と口走っては再びくわえる。
 私は流れ出る愛液でシーツを濡らしている妻の花びらを舌ですくい上げながら攻めて、勃起し光っている蕾を舌でころがす。妻の腹が大きく波打っている。

 妻の秘所に嵌め込んだ私の陰茎は右に左に、深く円を描くように暴れ回った。
 それに合わせて妻も動く。私はあっけなく果てた。
 それを待っていたかのように佐野さんが妻の秘所に舌をはわせた。
 妻が動くたびに流れ出る私の精液と妻の愛液の混った液を佐野さんはすくい上げている。

 秘所をきれいに舐め終えると、佐野さんは妻の両足を肩にかついで、巨大な陰茎を突き立てた。
「ウゥー」とうめいた妻は、また狂い出した。
 佐野さんの腰の動きに合わせるように妻は吠え出した。
「またとける、またとける。おちる、おちる」とよがり続け、「ウグァー」と動物的な奇声を発してケイレンを繰り返しながら果てた。
 佐野さんは、まだそのまま力強く抽送をくり返す。
 さきほど既に二回射出しながらも、衰えをみせない。佐野さんは二ヵ月ぶりと言っていたが、まさしく溜まっていたようだ。

 私は大きく腰を使う佐野さんの後ろに廻り、二人の結合部を間近に覗く。
 太い陰茎の抜き刺しに合わせて妻の秘所から「グッチョ、グッチョ」と卑わいな音がしている。
 腰の上下が早く、激しくなってきた。
 佐野さんのキンタマも大きく上下に暴れ回っている。
 佐野さんの性器はなにもかも大きい。キンタマも重量感のある立派な物だ。
 佐野さんの最後の激動に妻は再び燃えだした。
 佐野さんの背に指をつき立てながら、
「またイク、またイク、どうかなる、シヌ、シヌ」
 と叫び、佐野さんの射精と同時に妻は「グワァー」と何度目かの奇声を発した。

 ようやく佐野さんが身体を離したとき、妻の秘所は太い亀頭にくじられ通しでゆるみ、口を開けたまま、秘唇は両側にめくれ上がっている。精液がじわじわと流れだし、妻の身体は上も下も淫液にまみれたまま、投げ出されたように長々と横たわった。
 やっと三人がシャワーを浴びて寝入ったのは、夜も白みかけたころだった。

    ★☆★

 私が目を醒ました時、陽はすっかり高くなっていた。
 隣に寝ていたはずの妻と佐野さんの姿がなかった。
 居間で二人の気配がした。
 そっと覗くと、窓のカーテンは閉め切ったまま、二人が全裸でもつれ合っていた。
 前夜あれだけ狂った三人なのに、一夜明ければ、また新鮮なのか。二人はすでに果てた直後で、妻は佐野さんの陰茎に頬をすり寄せ、口にふくんで余韻を楽しんでいた。
 佐野さんのタフさに感心しながら狸寝入りしていた私は、しばらくして起こしに来た妻を引きずり込んで抱きかかえ、スカートの下に手をくぐらせた。
 
 思った通り下着をつけていなかった。
 顔を埋めると股間は精液独特の臭いがした。
 妻は、「居間のじゅうたんを少し汚しちゃった。佐野さんはすごいの。三十分間も突きまくるのよ。太いのがわたしのにぴったしで、窮屈なぐらい。それが動きまくるのだから肉の壁がめくれるようで気が遠くなるの。まぶたの裏が真白になるみたい。昨夜から何回も白くなったの。」と話す。

 朝と昼兼用の食卓で、佐野さんは、昨夜からの行為を許した私たち夫婦に感謝し、私たちも佐野さんに、毎週土曜日の夜の来訪を大歓迎すると伝えた。
 佐野さんは感激しながら喜んで招待に応じることになった。

 こうして佐野さんは、妻の土曜日の夫となった。
 以来、ほとんどの土曜日は激しい三人の夜となり、妻はのめり込んでいった。佐野さんと私たち夫婦とのつながりは、しだいに深くなり、もう家族同様。土曜日をお互いに心待ちするようになった。

 妻は土曜日の朝などは、台所で鼻歌を口ずさむほど浮き浮きしている。
 私も「あすは土曜日だ」「ああ、今夜だ」「今日また、佐野さんのあの大きな陰茎で妻が燃えるのだ。カリの張った大きな亀頭が妻の秘部を思う存分くじるのだ。」と週末を待つようになった。
 それほど土曜日の我が家は刺激的だ。
 佐野さんも最初の夜以来、プレゼントの花束持参だ。それが妻にとっては心よいものらしい。
 刺激的で狂うほどの三人の性宴は続いた。妻も若やいできた。私も青春を取り戻した。

    ★☆★

 佐野さんは年齢相応、いやそれ以上に充実した性生活を送ってきたようである。
 寝物語にきいた佐野さん夫婦の性生活は、まさしく絶倫である。新婚当時は会社から帰ってすぐ一回。寝る前に一回。そして起き抜けに一回。一日三回という生活がしばらく続いたという。
 52歳当時でも週に2回は時間をかけてゆっくり楽しんでいたという。
 充実した性生活を証明するように、佐野さんの陰茎は淫水でよく焼けて黒くなっていた。若いうちから頻繁に使うとよく発達するのか、陰茎は茎が太いだけでなく、特に亀頭が発達していた。睾丸も大きな二つの玉がゆったりと袋の中に収まっている。
 こんなベテランの佐野さんと妻の交接を間近に見ると、テクニシャンの性技には感心してしまう。私も遅まきながら性技巧の開発におおいに興味と関心が湧いてきた。

 佐野さんの来る土曜日は、その技巧に見惚れた。妻と佐野さんの挿入を間近に見、射出する佐野さんの精液のしぶきがかかるほど、二人の交接部分に顔を近づけて大きな陰茎が機能している所を見つめるのである。
 佐野さんの腰の動きに合わせて、前後する大きな亀頭、ぶらぶらと揺れる睾丸。

 妻が佐野さんを招くことを承知して本当に良かった。
 妻も佐野さんも純粋にセックスを楽しんでいるが、私もその交接を間近に見つめ、佐野さんの陰茎が自分の陰茎であるがごとく思いこみ、太い亀頭が挿入され、妻がイク時、あたかも自分の陰茎で妻をイカせたかのように思い満足するのである。

 三人それぞれの思いで、ともに妻を愛し、狂ったように挿入し、不思議な性生活を満喫する関係が続いた。
 ところが、約半年前からしだいに変容してきた。


Angel pakuri > 相変わらず、徹雄さんの書き込みはおいらのアソコを直撃!っす。

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続 き
奥さんを亡くした友人を寝室に(2) 投稿者:徹雄 投稿日:2002/05/01(Wed) 21:31 No.34 
奥さんを亡くした友人を寝室に(2)
         土井道夫 広島県会社員54歳

 半年ほど前に妻は、佐野さんに誘われて昼間デートした。初めは私にも内密のデートだったようだが、数日後、妻が一切を告白した。
 それによると、前週の木曜日の昼前に、突然たずねてきた佐野さんに誘われて、ドライブを楽んだ。
 海岸線を走り松林に乗り入れた二人は、人目のない中でキスを繰り返しながらたわむれた。車に戻るとシートを倒して抱き合った。
 妻は佐野さんのファスナーをおろして、ズボンから引き出した陰茎を口にふくんだ。佐野さんも興奮していた。妻のパンティーを引きおろして手を差入れた。狭い車の中で二人はもつれ合ったが、そのままでは納まりそうにない。無言のうちに佐野さんは車を発進させ、近くのラブホテルに入ったと言う。

 車の中の興奮が中断されていただけに火の付くのは早い。
 妻は二人きりになったというだけで燃えたという。シャワーも浴びずに、そのままベッドにもつれ倒れた二人は全裸でからみ合った。
 自分からデートに誘ったその日の佐野さんは、エネルギッシュですごかったという。
 佐野さんは妻の足指から舌をはわせ、指一本一本をくわえてしゃぶり、しだいに上に移動、全身に舌をはわせ、アヌスにも舌を突き入れた。
「もうそれだけで昇りつめた」という。

 妻も佐野さんの巨大なものを口にふくんだ。お互いに肌のなじんでいる男と女。
 なじみの佐野さんの太い陰茎、そして妻の秘所も佐野さんにとってはなじんだ膣である。お互いに性愛は燃えさかる。
 その時も、佐野さんは妻の口中にまず射出したという。
 ノドを下だる佐野さんの精液は妻にとっても最高の興奮剤である。

 いつも復元力の早い佐野さんは、妻の「早く欲しい」の声に、巨大さを取り戻したものを再び、妻の中に突き立てた。回わし、突き、回わしの連続に妻はイキ放しだったという。
「とにかく、一度出している佐野さんは、その後は射精しないで、入れっ放してくじられた。頭の中を突き貫ける快感は、今までに体験したことのない巨大なものが貫き抜けるようだった。こんな深い快感は初めてだった」と。
「全身が何か白いものに覆われて、包み込まれる思いだった」
「太い性器を長時間嵌められ攻められるともう何も分らなくなる」とも。

 おそらく三十分か、一時間も佐野さんは突き立てていたのだろうと話す。
「終っても起き上がる気力も失せていたのだから」と言う。
 すさまじい二人のセックスが思われる。 ホテルを出たのは五時間後だった。

 この妻の告白に、私は黒いジェラシーが突き上がり、即座に妻を突き倒して、裸にしてのしかかった。
 妻も、佐野さんとの性を話したことでまた刺激がよみ返ったのか、しとどの秘所を私に押しつけてきた。
 妻と佐野さんとのデートには、私にとっては大きなジェラシーを感じると同時に、一種の”快感”めいたものを感じるのだ。ジェラシーは快感なのか。

 そんな思いから私は、妻と佐野さんのデートを月一回許すはめになった。
 妻にそう伝え、その後は妻から誘いかけることにした。
 しかし条件付きだ。その条件は二つ。
「デート時の結合の様子を、録音テープに納めて持ち帰ること」
「セックスの後でシャワーを浴びず、精液は流さず秘所に詰めたまま帰ること。そのためにガーゼのハンカチを秘所に当てておくこと」

 妻は佐野さんとのデートを期待しているのだから、この二条件はもちろん了解。
 次のデートは、隔週の週休二日の土曜日に決めた。
 三日前に妻が佐野さんに電話で誘い土曜日の午後と決まった。
 約束の土曜日がやってきた。妻は朝から機嫌がいい。台所から鼻歌が流れるほど浮わついている。許したとは言え、私は妻とは反対に重苦しい。
 私に見えないところで妻が佐野さんと交接するという複雑な気持ち。そんな気分の中でカセットテープを準備し、セットしてやる。
 美容院から帰った妻は若々しい表情で、髪もアップにセットしていた。

 約束の時間が迫ってきた。落ち合う予定の公園まで妻を車で送ってやる。
 途中、妻は、
「本当にデートしていいの。二人だけで逢ってもいいのね」と念を押す。
「いいとも。十分楽しんでおいで」
 と、口先ではものわかりの良い亭主ぶりだが、心中は決して隠やかではない。

 公園に着いた。まだ20分も早い。そっと妻の中に手を伸してみた。レースの下着をつけた妻の秘所は、すでに濡れていた。
「もう興奮しているのか」と非難がましく言う私も興奮気味である。
 十分前に妻を降ろして公園を離れ、約百メートル離れた路上に停車して妻を見守っていたら、やがて見覚えある佐野さんのマークUが近づいた。
 妻はいそいそと乗り込み走り出した。佐野さんと妻の車は国道を東進した。

 私は予定を変更して尾行することにした。
 約50メートル後ろを離れずに車を走らせた。その間には他の車を二台入れて、佐野さんには悟られないようにした。10分ほど走ったところで、車は海岸線沿いに建つファッションホテルと呼ばれるしゃれた建物に消えた。
 妻が最初に佐野さんとデートした時のホテルだ。松林に囲まれた静かなところ。海辺に近いので潮騒が聞こえる。私はホテル前を素通りして、近くの松林の中に車を止めて一息ついた。

 だが、妻と佐野さんの二人の事が気になって仕方がない。
 二人がホテルに入って、もう30分経過した。
“いまどうしているだろうか。二人で浴室にいるだろうか。浴室でどんなセックスしているだろうか”
“妻は佐野さんの陰茎を今、口にふくんでいるだろう。佐野さんの巨大な亀頭が妻を貫いているだろうか”
 と妄想が頭を次々によぎる。
“今はベットの上で妻が吠えているだろう”との想いが私を包んでくる。
 私のものもビンビンになっている。
 自分で手を差し込んでしごいてみるが、何とも空しい。
 思い直して帰路についた。帰宅してからも妻の事が頭を離れない。

 日が暮れてようやく、妻がタクシーで帰宅した。
 朝きれいにセットしていた髪も、すっかりくずれていた。激しかった佐野さんとのセックスを物語っている。
「ごめんね。私だけがいい想いをして」と妻は、そのまま玄関で私に抱きついてきた。
「条件は守ったか」と問い、私も力いっぱい妻を抱いてキスをした。
 テープ録音は成功していた。

 妻を和室に連れ込んで下半身を点検する。レースのパンティの中、ガーゼのハンカチで妻は秘所を押さえて帰っていた。折り込んだガーゼはべとべとに濡れている。
 佐野さんの精液と妻の愛液が混り合って、独特な臭いをただよわせている。かいでみるとまさしく佐野さんの精液だ。
「楽しかったか」と問うと妻は大きくうなずき、
「十分に楽しんだの。堪能した。おとうさんの許しを得ていることで、気分的に解放されているみたいで楽しめたの。佐野さんの太いモノと性技に参ったみたい」という。
 秘所に指を差し入れてみると、中は残った佐野さんの液でべとべと。妻の花びらは激しい佐野さんの巨大なものに長時間くじられ、まだめくれたまま、激闘の跡を示している。

 私のものも妻の口にくわえられ大きくなってきた。
 妻は私の上に腰をおろして再び燃え上がった。下から突き上げる私のものを、しっかりとくわえてゆする妻も私も一緒に果てた。

 妻と佐野さんのデートの録音テープは、完壁の出来だった。
 早速、再生してみる。
 妻が「イー、イクー、おちる、こわれる、シヌー、シヌー」と声を張り上げ、「グオー、グオー」という奇声を最後にテープは終った。
 こうしたテープはその後のデートのたびに増え、今ではもう6本もたまった。時折取り出して再生して、私は一人楽しんでいる。
 妻と佐野さんとのデートは、今でも月一回の条件を守って続いている。
 佐野さんは私には内密のデートだと、今でも思っている。
 私は知らないことになっている。今はやりの、”不倫”と思っている。

 より刺激的に我が家の三人の土曜日も続いている。
 先週の夜、佐野さんは、「刺激を強めたくて剃り落としました」と、いきなり下半身をむき出した。
 陰毛のない陰茎は少年のように初々しい。覆うものが無くなって一段と巨大さを増し、長さも伸びたよう。
 妻は、佐野さんの陰茎の初々しさに目を見張って興奮している。大いに気に入ったらしい。
「まあ、可愛い」と飛びつき、ほほをすり寄せ、口にくわえた。

 妻の舌でなでられた佐野さんの陰茎は、すぐに硬くさせた。
 それだけ妻の舌戯はすばらしいのか。妻は口を離して、佐野さんの上に腰をおろした。
 佐野さんの巨大なものが、ぬれた妻の花びらの中にすっぽりと埋め込まれた。
 花びらを割るようにして出入りする佐野さんの陰茎は、妻の愛液でぴかぴかに光り、ぬめっている。
 目の前の男女の様は、武芸者の真剣勝負のようであり、追いつ追われつの鬼ごっこのようでもある。一種の荘厳ささえ感じる。このままでは三人とも納まりそうにない。

 二人の背後から、陰茎をにぎりしめながら見守る私の目の前に、妻の色っぽい尻が揺れ続けている。
 妻の股間はピチャ、ピチピチ、クチャと小鳥のさえずりのような音色を発し、液がにじみ出る。太ももをぬらし下になった佐野さんの袋もぬれ光っている。

 妻が佐野さんの上に身体を伏せるようにして抱きついた。尻が浮いたのを見届けた私は、粘液を妻のアヌスにひろげて、ゆっくりと陰茎を埋めた。
 痛かったのか妻は一瞬、胸をそらしたが、私の陰茎は根元まで埋まった。
 意外にスムーズに挿入出来た。

 佐野さんの陰茎が秘所に、私のはお尻に。
 妻は陰茎二本を体内に納めた。
 妻の中で二本が暴れる。薄い内壁を隔てて私と佐野さんの陰茎が触れる。
 たまらぬ快感だ。二本はお互いに中であいさつを交わしているようだ。
 妻にとっても、同時に二本受け入れるのは初めての体験だ。
「イー、イイー。アウー」
 と叫ぶ妻は息もたえだえ。
「もっと、もっと」と叫び続け、
「イッテー、一緒に、一緒にイッテー・・・」と果てた。

 ほとんど相前後して、佐野さんが噴出した。
 私も耐え切れず果てた。
 妻は精も根もつき果てたのか、動かない。
 三人とも裸のまま、しばらく動けなかった。妻の秘所からは佐野さんの精液が、お尻からは私の精液が、前と後から流れ続けた。窓の障子はもう白みかけていた。

 土曜日の夫、佐野さんはもう私たちに欠かせない。
 明日は約束の土曜日だ。
 また燃える夜がやってくる。


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