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 ミーさん作品 04「中津城サウナ回顧録(4部作)」                                Back Top Next

 「中津城サウナの回顧録(4部作)」1
 「中津城サウナの男1」 
行橋市からJRで30分の所に大分県中津市がある。
福沢諭吉の里、近くでは青の洞門、耶馬渓で有名である。戦国大名の黒田家が福岡に移る前の居城が中津城である。その中津城を中心に、全体が公園になっている。その公園の一角に階建ての小さな会館があり、その横にサウナが隣接してあった。そこが『中津城サウナ』である。

小さいながらも男と女の両方のサウナが備えられていて、直ぐ側に大国川が流れていて環境は素晴らしく良い所でした。ただあまりにも小さなサウナだったので、誰もこんな所にサウナが有るとは思わず発見した人のほとんどが驚くような状況でした。

そこのサウナを知ったのは、小倉の発展映画館「名画座」で遊んだ男から聞いたのです。そのサウナは少人数だが熟年男が来るという情報を知らせてくれました。
土曜日と日曜日に数人集まるという情報を頼りに、土曜日の昼過ぎに出向きました。

サウナは会館の受付で料金を支払う訳です。そこからサウナまで30メートルほどの距離で、サウナ受付などはなく誰もいない無人のサウナ施設で、ロッカーが20ほどしかない。
もともと会館で催しものがある時に利用するだけだったのが一般にも開放されたものです。

ロッカーにバスタオルとタオルが入っていたが、サウナ用のパンツもガウンもない。
少し驚いた。ロッカー室に椅子が3脚あるだけで後は何もない、洗面台に整髪剤とブラシが置いてある。殺風景(良くいえばシンプル)でガランとしている。

普通のサウナのイメージをもって入ったのだが、少し期待外れでがっかりした。
ロッカーで裸になって中に続く扉を開けた。中は10畳位の広さで大小の二つの湯船がある。が、、誰もいない。直ぐ右にサウナ室と表示のあるドアーが見えた、ドアーを開けてサウナ室に入っていった。

2畳ほどの小さく狭いサウナ室の両側に2段式の台がある。
右側の下の台に、男が一人仰向けに寝ていた。
バスタオルを身体の下に敷き、タオルを下腹部にかけている。                                顔は少し面長で、年は50歳代かな、小太りの身体で腹が少し出っ張っている。

下腹部にかけているタオルの盛り上がり具合から可成りチンポが大きいと思われた。途端に今まで不満タラタラの感じがいっぺんに吹っ飛んだ、ミーの好みの男でした。
男は私が入ってからも全く動かず、そのままの姿勢でジッとしていた。

本当に眠っているのかとそっと男の顔に近づき様子を伺った。

どうも眠っている様子ではない。私を無視しているのか?、それだあれば、ノンケということになる。暫く様子を伺いながらタオルの盛り上がりに顔を近づけた。

フーと息を吹きかけてみる。
すると、僅かに盛り上がりが反応して小さくピクッと動いた。

今度は、そっと舌で盛り上がりの先端を舐めてみた。
ビクッ!と明らかに動いた。
それでも男はそのままの姿勢で動こうとはしない。
だが、私には、もう確信があった。

男は私の次の行動を待っていると考えたのです。
心臓がドキドキと早鐘のように高鳴るのを意識しながら、タオルの上から男の強ばりをゆっくりと含んでいった。
口の中でビクビクと強ばりが反応する。
タオルが唾液で濡れて、強ばりに張り付き、男の大きさを実感できた。

太い。

ついに私の頭の中でなにが白く弾けた。

いったん強ばりを口から出してタオルを右手で外しかけた。
それまで私の動きにもジッとしていた男がタオルを押さえてようとする。
何故だ! 何故ここで抵抗するんだ!
そう思いながらも無理にタオルを取ろうとした。

少しの間小競り合いがあった後、タオルの端から男の雁首が覗いた。
真っ赤に膨れ上がってエラの張った見事な亀頭が見えた。
瞬間、素早く口に含んだ。

男が「ウッウ」と低く呻いた。なおもしつこく抵抗しようとする。
男を含んだまま激しくストロークした。
はっきりと「ウーム」と男は呻き身悶えた。
それまで抵抗していた男の力がピタと止んだ。
それを機に一気にタオルを取り去った。

男の全貌が露わになった。
黒々とした陰毛、ダラリと伸びた金玉、それにもまして隆々とそそり立つ男の分身。
…太くて長い… 
見事なまでに浮き出た血管が松の根のように巻き付いていた。

瞬間、わけの分からない声を上げて、私は口中深く吸い込んでいた。 
もっと奥へ、もっともっと奥へ。
涙を出し嘔吐感と戦いながらも、奥へ奥へと飲み込んでいった。

男の陰毛がジャリジャリと唇に触れる。
これ以上飲み込めなくなったところで男が再び、「ウーン ウウーン」と呻く。
さらに「アアー、気持ちエー」と大きくハッキリとよがった。

夢中で吸い込み続けていたが、ここで初めて冷静に返り、ズルズルと雁首まで戻した。
そのまま本格的な尺八技に入った。
ソフトにハードに、又は、バキュームのように吸い込みながら亀頭を舌でなぞり、唇で強く茎を締め付ける。
私が知り得た全ての技を駆使して責め続ける。

男は絶え間なく耐え難いように唸り、啜り泣く。
30分もしただろうか。
ついに男が身体をブルブルと震えだした。
身体をグーンと仰け反らせ、
「アッァァァ」とせっぱ詰まった声を出した。

はっと我に返った私が咄嗟に口からチンポを離した。
そして、右手でチンポの根本を強く握り、親指の腹で尿道を強く圧迫した。

男のチンポがビクビクとビクつく。
「ウッウッウー」
男が呻く射精直前の状態を呈していた。
だが射精しなかった。
危なかった……。

男の射精感が薄らぐのを待って、男に耳打ちした。
「待って、アナルに入れてあげるからね」
そう云って私はロッカー室に駆け込み戻った。
もどかしくロッカーを開けてバッグの中に入れていた潤滑油を取り出し、急いでサウナ室に戻った。

男は仰向けのまま大きく腹を波うたせ、ハーハーと荒い息を吐いていた。
素早く男のチンポと私のアナルに潤滑油を塗り込み、男に上から覆い被さった。
男の両脇に膝を付け、右手で男のチンポを握って菊門にあてがった。
そのまま、静かにユックリと腰を沈ませる。
菊門を押し広げながら少しづつ入ってくる。
鋭い痛みが襲ってくる。
それを我慢してさらに腰を沈ませる。

ズブズブ……と。
中ほどまで入った所で一旦抜き出した。再び、菊門に雁首を押し当てる。
今度は一気に深々と腰を沈ませた。
もう痛まない。
男の全てが収まった。
男の弾力ある腹に身体を預けた。
クッションのように身体が揺れて気持ちがいい。
そのままユックリと前後に腰を揺すり続ける。
男は再び淫靡な声を上げはじめていた。

アナルの中で、時々ビクつく強ばりが、敏感に感じられた。
私に何ともいえない感覚が襲ってくる。

…あっ気持ちがいい … 

やがて、痺れるような快感が全身を襲った。堪らず、呻きが口をついて出る。
男の呻きと私の呻きが重なり、狭い部屋に木霊のように切れ目無く続いた。                       

サウナの温度と男からうねりのように押し込まれてくる快感に、頭が痺れてボーとなった。
いけない!このままでは気が遠くなる。
そう感じはじめた時に、突然、男が激しく咆哮しはじめた。

男の身体が震えている。
痺れて感覚の薄れかかっているアナルの中で、強ばりがドクッドクッと動くのが感じられた。

あっ! 男が射精している。

そう感じて男の唇に私の唇を激しく重ねていった。
舌と舌を絡ませながら、激しく燃える自分を感じた。

そうしたまま、萎えた男の強ばりが自然にアナルから出るまで重なりあっていた。


その男とは これをキッカケに何度となくサウナの中で遊びました。 

中津城公園の全面改築の折りに会館とサウナが解体されて、残念ながら、男とは連絡が取れないまま今日に至っています。




 「中津城サウナの回顧録(4部作)」2
「中津城サウナの男2」
中津城サウナで出会った男(渡辺といいます)と数度の密会がつづいたある日。

その日も約束通り昼過ぎに中津城サウナに入った。
いつも、渡辺さんが早く来て私を待ってくれている。ロッカーで裸になりながらワクワクと心が踊った。
バスタオルとタオルを手に持ちルンルン気分でサウナ室のドアーを開けた。

途端に私の目に信じられない光景が写った。

男が仰向けに寝ている。
その股間にうずくまって盛んに頭を上下に動かしているもう一人の男が見えた。
仰向けに寝ていた男と股間にうずくまっていた男が同時に、こちらを見た。

仰向けに寝ていた男は渡辺さんだった。
そして、もう一人は、全く知らない男だった。

晴天の霹靂とはこのことなんだろう。
驚愕と同時に襲ってきた嫉妬で呆然と立ちすくんだ。
渡辺さんと目が合った。
瞬間、渡辺さんが照れたように笑って、私に手招きした
そして、「おいで」と呼んだ。

私がなおもそこに立ちすくんだままでると、さらに、
「待っていたよ ここにおいで」と手招きする。
すると、知らない男も笑いながら、
「おいでよ 一緒にやろうよ」と同じように手招きする。

私は逡巡した。
このままサウナから出ようか、どうしょうか迷った。
もし、私が3Pの経験がなく、また、ウブな男であれば、直ぐにそこを立ち去ったはずである。

渡辺さんの真意は理解できなかったが、なぜかそのまま立ち去れなかった。

やがて、フラフラと二人に近づいていった。

渡辺さんの太いチンポが見えた。
つい先ほどまで尺八されていたからだろう、雁首がテラテラと光り、垂直にそそり立っている。
それを見た途端に、嫉妬と怒りで張り裂けそうだった気持ちが消し飛んだ。

「ウワー」
声を上げてむしゃぶりつくと、狂ったように激しく上下にストロークした。

渡辺さんが耳元で
「3人でユックリやろうな いいやろ」と囁く。

ストロークしながら、
「うんうん」と答えた。

私が少し冷静になれたのは、さらに暫く尺八を続けた後でした。
その間、渡辺さんと男は、くぐもった声を出しながら激しく接吻を交わしていた。
やっと 私が渡辺さんの強ばりから口を離して顔を上げて
「酷いねー もうあのまま帰ろうかと思ったよ」と云うと、
口づけを中断して渡辺さんが、
「ご免ご免 この人はあんたと知り合うずっと前からの馴染みなんだよ」という。

見知らぬ男も、
「鉢合わせしたようだね、これからも仲良くやろうよ 頼むよ」
と云いながらほほえんでいる。

私は、まだ少しわだかまりを感じながらも
「はい そうねー」
と返事にならない応えを返していた。

何か私がいいたそうな感じを察したのか、渡辺さんが私の身体を抱いて押し倒すように仰向けにすると、やにわに顔を跨いで、いきなり口を割込むようにしてチンポを押し入れてきた。
思わず大きく口を開けると、すかさずググーと喉奥深く挿入する。

いきなりだったのでゲホゲホと咽せた。
半ばまで引き抜くと、私の咽せるのが治まるまで待って、ギシギシと力強く腰の律動を開始した。

その時だった。
私のチンポが、ネトッと柔らかいものに包まれた。
雁首から根本までネロネロと舐め回されて、グングンとチンポが勃ち上がった。
同時に胸や腹、下腹部をなで回され全身に快感が襲ってきた。    

あぁー 気持ちがいい。口を犯されながら尺八されている。
そう意識した時、わけもなく大きく声がでた。
その声が、犯される口端からくぐもった呻きとなって狭いサウナ室に反響する。
さらには、渡辺さんも男も、それぞれが心地よい呻きをあげはじめていて、淫靡な雰囲気がたち込みはじめていた。

私の口を犯しているチンポが、太く太く膨れあがり、接合部から「ぴちゃぴちゃ」と淫音があがる。
私もこれ以上はならないと思うほど、太く長くなって接合部から「ネチャネチャ」と発する音が重なり合い、さらに淫猥さを増長させる。

どのくらい経過したのか、もう誰も言葉を発しない。
「ハーハー」「はぁ……はぁ……」
と同じ様なくぐもった声だけが部屋を支配していた。

突然、渡辺さんが私の口からチンポを引き抜いた。
そして男に、
「限界が近いからアナルにいれる」
と短い言葉を発して、私の両足を持ち上げ、身体を割り込ませて菊門に強ばりをおしつけてきた。

一瞬の後、ズブーと菊門を押し開きながら、強ばりが押し入ってきた。
同時に鋭い痛みが襲う。
痛みに耐えて呻きが口をついてでる。
容赦なくそのままズブズブ根本まで押し込まれて、さらに呻吟した。
痛みが取れぬまま渡辺さんが律動を開始した。

「ウーン」
と顔をしかめて耐えていたが、直ぐにスーと痛みが消えた。
それを見届けるように 男が私に逆向きに覆い被さり、私のチンポを銜えてきた。
目の前に男の長いチンポが見えた。
思わず右手で口元に引き寄せ、下からしゃぶりつく。

男の口の動きに合わるように、私もどんどん男のチンポに快感を送り込んだ。
やがて、私のアナルとチンポからくる、めくるめく気持ち良さで激しく呻いた。
男のチンポを銜えながら、男の股間の間から渡辺さんの顔を覗くと、苦悶の表情に似た顔が見えた。

「ウッウッゥゥゥ」
呻く声で、苦しいのではなく、快感に耐えきれないんだと察せられた。
あぁ 渡辺さんが気持ちよがってる!
私もイイ 堪らなくイイ
どんどん上り詰める自分をはっきりと意識できた。

男の口の動きが早くなって快感が脳天を突き抜ける。
私の口を責めている男の動きも一段と早くなり、腰の動きも乱れがちになって、時々喉奥に突き入れるのでその都度咽せそうになる。
三人とも汗みどろになって獣のように唸りながら、まるで格闘しているように絡み合った。

急激に登り詰め、頭が弾けた…
火花が散ったように感じた瞬間。
男の口中に激しくほとぼらせた。

2度 3度と。

それが引き金のように渡辺さんが吼え、男も唸った。
口の中の強ばりが、ビクッビクッと動き、栗の花の香りががった、ドクッドクッと出す男の精液で口中はネトネトとしてきた。
溜まるだけ溜めてゆっくりと飲み込んだ。

渡辺さんが痙攣しながら噴射している。
顔がクシャクシャに歪んで、泣いているように見えた。
私はその顔を見ながら、アナルを強烈に締め付ける。
これでもかこれでもかと。

段々と覚めてゆく自分を感じながらもそのまま動けなかった。

渡辺さんと男との3Pは、その時が最初で最後でした。
男がウケだったからなんです。

私が渡辺さんと遊ぶ時はウケになるので、具合が悪かったんでしょう。
男は、日曜日にくるからといって。2度と土曜日には来ませんでした。

私も日曜日にはサウナにはなるだけ行きませんでしたから逢うことも無くなりました。
私は渡辺さん一人で良かったんですから。


 「中津城サウナの回顧録(4部作)」3
「中津城サウナの男 3」
中津城サウナへは渡辺さんと逢い引きするために毎週土曜日に出向いたのですが、いつも逢えるとは限りませんでした。 
渡辺さんどころか誰にも会うこともなく、トボトボと惨めな悲哀を抱きながら家路につくことも多かった。
もともと発展場といっても、極僅かの仲間が集まる小さなサウナなので当然なことであったが、そのような時には一段と自分が馬鹿な男に見えて萎れたものです。

小倉に行けばなんぼでも遊べる所があるのになんでこんな所に来るんだろうと悔やんだ。
反対に思う存分のプレーが出来た時は、このサウナが宝物のように感じて心が沸き立った。

その数少ない仲間の一人と初めて遊んだ話です。
その男は完全なウケ男で、アナルセックスの後 腸内に残った精液を洗い流すのに仰天技を持っていた。
初めてその技を見た時は、長い経験と数え切れないほどの男を見てきた私も、流石に驚いて開いた口が塞がりませんでした。

その日もいつものように昼過ぎにサウナ室に入った。
誰もいない。
1時間まっても 2時間経過しても一人としてやってこなかった。
焦れてそろそろ諦めて帰ろうかと思いはじめた時に、サウナ室のドアーを開けてその男が入ってきた。

知らぬ男だったのでノンケかも分からないと、警戒して様子を伺っていた。
発展場といえども、時々ノンケの男が来るので簡単に手は出せないのです。

サウナ室で仰向けに寝てチンポをさらけだしている男は大体その気の男なのだが、その男は俯せになって寝たのです。
ただ、身体を隠さず股を大きく開いていたので、金玉やチンポがよく見えたのです。

私が後ろから顔を近づけて見ていると、男がちらっと私の方を見たのがわかりました。
「あっ」
として、反射的に顔を上げて目を反らせました。

そのまま暫く無言の時間が過ぎて、本当に帰ろうかと思いはじめた時に、その男が、やっとという感じで動きはじめました。
後で考えると、その男も私の様子をそれとなく伺ってたみたいで、私が男の股に顔を近づけて見ているところを確認してホモと察したらしく、思い切って行動したようでした。

こんなところは初めて合う男同士の虚々実々の感情の交錯が面白いですね。
男はそろそろと腰を浮かし、膝をつくと、右手を腹の方からアナルにまわして、薬指と中指の2本でアナルをなで回し始めました。

私は「おっ」と声を出していました。
男は薬指をアナルに入れてゆっくり出し入れをはじめました。
アナルに蠢く指を見ている内に頭がカーとして、ドキッドキッと心臓の高鳴りがはっきりと感じられました。

そろそろ、じりじりと男に近づいて行き、間近で指の動きを見ているうちに男は、
「うっうっ」
と呻き、さらに激しく指を動かした。

私のチンポがムクムクと勃ち上がってくる。
ほどなく完全に反り返ってしまった。
男も「ハーハー」と息使いが激しくなっていて、溜まらずチンポを扱きはじめた。

再び男がちらっとこちらを見た。
こんどは躊躇わず勃起したチンポを見せつけた。

男が「にやっ」と笑った。
そして、左手に握っていたチューブ状の小さな容器の栓を外すと、アナルにチューブの先端を差し込み、指でチューブを押して、中のものをアナルに押し込んだ。
チューブをアナルから外すと、ねっとりとした粘りのある液体が、一筋「つー」と金玉に垂れた。

再び、男は薬指をアナルに挿入した。
男が指を出し入れするたびに「クチュクチュ」と音がして粘膜で濡れた指がテラテラと光って見えた。
凄く淫猥だった。
見ていて溜まらなくなり、激しく掻き上げながら、私は男の後ろに膝をついて貼り付いた。

そろそろとチンポをアナルに近づけていく。
とうとう雁首の先端がアナルに入っている指に触れた。
さらに押しつける。
男は瞬間、動きを止めた。
探るように、他の指で私のチンポを触ってきた。
そして、薬指をアナルから出すと、私のチンポを握りしめ、雁首を菊門にあてがった。

すかさず「グ グー」と腰を強く押し入れた。
雁首が歪に歪んで「クチャ」と音を立てて入った。

さらに、グーと押し込むと、苦もなく根本まで埋没してしまった。
瞬間 「ギュー」と締め付けてくる。
凄い締め付けで思わず「アー」と呻いた。

私が腰を律動させはじめると、接合部から「ねちゃネチャ」と淫猥な音を発して、真っ赤になったチンポが粘液でテラテラと光って見え、さらに私を興奮させる。

やがて、男も気持ち良さそうに「ウツゥゥゥゥ」と低く呻きだした。 
男が断続的に締め付けるので、喩えようもなく気持ちよく、私と男の呻きが交互に、または重なってサウナ室に響いた。

いつの間にか、男は腹這いになり、私も男に被さった状態で性交していた。
そのまま長い時間が経過した。
途中何度も弾けそうになったが、なんとか射精を押さえることができた。

二人共汗みどろで 少しでも動くと、全身からネチャネチャと濡れた音を発した。
頭がボーとして、フアフアとした感覚で、まるで宙に浮いたような気持ち良さが続いた。

男が何度目かの強烈な快感を送りこんできた時、たまらずに、
「ドクッ ドクッドクドクドクドク」
と男の腸内に注ぎ込んだ。

注ぎ込みながら
「あーアーあっあっあぁぁ」「ウーンウッウゥゥ」
と唸り続けていた。

全身に震えがきて、瘧のようにブルブルと震え続けた。頭が変になりそうで、このまま死ぬかな、と思うほどの激しい射精だった。

暫く男に被さったまま動けなかった。
余韻の中で、まだ男のアナルに入っているチンポを、男が締め付けるたびにビクッと動くのが心地よかった。

やがて、男から離れて風呂場に洗いに行った。
男も続いて洗いにくる。
私がシャワーで洗っていると、男が洗い場に膝立で仰向けになった。
なにをするんだろうと見いると、突然、アナルから真っ赤な、まるで赤いバラの花のようなものが現れた。

突然のことで なにがなんだかよく分からない。
よくよく見ると、なんと腸が肛門から押し出されていることに気づきました。
要するに、脱肛状態になっていたのです。
それがまるでバラの花のように見えたのです。

男は私に「シャワーをかけて洗ってくれ」と言います。
恐る恐るシャワーで洗いはじめました。
赤い腸に白い私の精液が付着しているのが見えました。
シャワーをかけると、白い精液がみるみる流れて、洗い場に落ちていきました。

綺麗に落として、私が「洗ったよ」と云うと、途端にそれまで見えていた赤いバラが、肛門内にツルと吸い込まれてしまいました。
吃驚仰天とはこのことを云うんでしょう。
男は自在に腸を出し入れ出来るようです。
これを技と呼ぶんでしょうか?
この男とは4〜5回遊びましたが、その都度、事後の洗いを手伝わされました。
 
私の長い男遍歴の中でも、こんなことが出来るのは、この男一人でした。


 「中津城サウナの回顧録(4部作)」4
「中津城サウナの男 4」
中津城サウナに集まる男の中で、最長老と思われる一人の老人がいる。
年齢は70歳位と推定しているが、実際はもっと若いかも知れない。と言うのも、熟年の男が良く総入れ歯をしているが、この男もそうだった。
入れ歯を外した顔から推定したので老けて見えるわけである。

この老人は、サウナに来ると必ず入れ歯を外して入ってくる。
「何故か?」と聞いたことがあった。
老人曰わく、
「プレイの途中で入れ歯を外して尺八すると気を削がれるからだ。入れ歯を外してものを云うと喋りにくいが気を削ぐよりもましだ」と云う。

老人のような年寄りを相手にしてくれる男の為に、細かい所まで気配りする人だった。
そんな心根に感動したこともあって、タイプではないけれど、老人がアタックしてきた時は必ず応えてやるようにしていた。

老人の一方的な尺八奉仕がほとんどだったが、入れ歯を外した老人の尺八技は、感嘆するほどの巧さで、射精の瞬間はいつも凄まじく噴き上げてしまい、文字通り悶絶するような射精感を味わえた。

この老人は、日曜日の午後4時頃に決まったようにサウナにくる。
その時間帯が一番男が集まるのだそうである。
それでも多くて3〜4人くらいなので、いかに小さな発展場だったか分かります。

渡辺さんとはウケ専門でネコになるので、私が射精しないで帰ることも多かった。
そんな私が抜きたくて堪らなくなる時は、この老人に逢うためにサウナに行くのです。

この老人のことは渡辺さんから聞きいていました。
ある日曜日の夕方。
サウナ室に入ると、その老人が50歳位の太った男の股倉に蹲っていた。
明らかに、尺八していると分かる光景だった。

尺八をされている太った男がこちらを見て、老人を振りほどこうとしたが、老人が太った男の腰に両手を回して、しっかりと引き寄せて掴ンでいて、離さない。

太った男は、仕方ないなぁ、という感じでそのまま目を瞑った。

私が二人の横に座っても、老人は中断することなく尺八を続行した。

老人がストロークする度に、可成り太いチンポが見え隠れした。
接合部から「ネチャネチャ」と卑猥な音がして、老人の口端は白く濁った唾液がこびれ付いて見えた。
それがすでに長い時間尺八していることを証明していた。

目を瞑っている太った男の左乳首をそっと舐めてみた。
男は瞬間、目を開けて私を見た。
さらに乳首を強く吸うと「あっああ」と呻いた。
右手で男の右乳首をまさぐり、左乳首を口で愛撫すると、男は身体を退け反らせ、
「ウウーンイッイイイ」と激しくよがる。

老人と私の二人がかりの愛撫が始まった。
耐えきれずに太った男は、台の上に大の字に仰向けになった。
私が上半身、老人が下半身をさらに執拗に愛撫を繰り返した。
男は呻き、よがり、のたうって、愛撫に応えた。

男の反応を確かめながら、時には強く、時にはソフトに、男の淫声を楽しみながら愛撫を強めていった。
男が小刻みに身体を震わせはじめた。
一段と淫声が大きくなってきたと思う内に突然、

「ああ〜 イク〜イク〜 アッ出る出るアッァァァ」

激しくよがりながら身体をブルブルと震わせるや、全身をビクッビクッと断続的にビクつかせだした。

老人の方を見ると、男のチンポを深く飲み込んだまま、じっと動かないでいる。
男が射精する様はいつ見ても素晴らしい光景だ。
食い入るように見つめる中、
「ドクッドクッ」と老人の口中に噴き上げる様が、男のビクツキで手にとるように分かった。

私も男と同じように震えるのを意識していた。
太った男が完全に出し尽くして身体を洗いに出て行くと 興奮でビンビンになった私のチンポを見て、老人が「ニヤ」と笑い、食らいつくように銜えてきた。

直ぐにチンポから全身にグワーと快感が広がって、やがて耐えきれず、私も大の字に仰向けになった。

老人の尺八技は驚嘆するほど巧みだった。
口中にチンポを銜えたまま、根本を歯茎で強く噛み、雁首や鈴口を下の先で刺激する。
この刺激で私のチンポはこれ以上太く長くならないほど膨張した。
直後に激しく強く吸いながら雁首から根本までストロークさせる、バキュームストロークで一気に登りつめた。

「アッアアア」と呻きがでる。
このままでは出てしまうと思った時、老人が察して、バッと口からチンポを出した。
「ウウーン」と唸ったがかろうじて射精を免れた。

老人はこの後、私の反応をながら、繰り返し繰り返しこの技で責め立ててきた。
イキそうになると中断させ執拗に責められ、次第に頭も痺れてきて気持ち良さだけが全身を支配した。

私の呻き声だけが荒い息と共にサウナ室いっぱいに響き続けた。
何度射精を堪えたか分からない。
このまま死ぬまで快感が続くことを願った。
低温サウナだからよかったが、高温サウナだったら本当に死んでいたことでしょう。
あまりの気持ち良さで、サウナ室に一人の男が入って来たことも分からなかった。

老人はそれを潮に私をイカせることにしたんだと、終わった後で感じたが、凄いバキュームストロークで私が耐えきれなくなっても続けていたので、ついに頭が弾けた。

グワーと来た途端全身が瘧のように震え、
「ドピュドピッ」と老人の口中に噴き出す。
続けて「ドクドクドク」と連続で射精した。
射精の度に、ガクガクと痙攣して、身体を仰け反らせ、老人の頭を無意識に掻きむしっていた。
「アッアアアア」
「ウウ〜ン」
「ヒヤッヒヤッヒャッ」
と堪らない悲鳴に似た声が出る。
ボーとした痺れた感覚の中、時々「ビクッ」と全身にくるのがなんともいえない。

老人がやっと口からチンポを離した。
気怠い感覚でのろのろと起きると、見知らぬ男が私を見つめているのが分かった。
それまで全く気がつかなかったのが、急に恥ずかしくなってフラフラしながらサウナ室を出た。                             
冷たいシャワーを浴びながら、自分を急速に取り戻していくのを意識した。
太った男はもう居なかった。

サウナ室では、老人が先ほどの男を尺八しているなと思ったが、もう入る気にはならなく、そのままサウナを後にして家路に着いた。

この老人は このサウナの主みたいな人だと分かったのはそれから数ケ月後だった。




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