私は、高山 明、35歳。
今年とある会社に入社した新入社員。
入社といっても、もちろん中途。
柔道をこよなく愛した、典型的な体育会系。
体育会系の私でもさすがに、前の大企業では辛くなり、中小だが、この会社に転勤した。
4月からの採用で、この前、歓迎会を開いてもらった。
うちの部署は全部で10人。
部長と男性6人。女性2人。と僕。
営業だけあり、豪快に飲めや騒げの、驚きの盛り上がりだった。
中でも片桐部長はすごい人だった・・・。
1次会は馴染みの居酒屋で盛り上がり、続いてカラオケへ。
酒が回っているので、みんなで大合唱。
そこで行動に出た一人の男、片桐部長。
大熱唱をしながら、脱ぎ始めた。
ジャケットを脱ぎ、ネクタイをはずし、
ワイシャツも脱ぎ、中のシャツまで脱いだ。上半身裸で大熱唱。
日ごろから豪快な人だが、ここまで豪快だとは・・・。
『おお!出ました部長の太鼓腹!』青木さんが叫んでる。
部長は満足気である。周りのみんなも盛り上がる。
サビの部分で更なる出来事が!
なんと!ベルトをはずし、ズボンも脱いだ!
下着一枚で熱唱し始めた。
さすがに女性社員が引くかと思いきや、
『もう、部長またですか〜。ははは。』笑っている。
聞くといつものことらしい。
でも、もう私はどきどきしていた。
こんな状況もびっくりだけど、部長の下着はなんと白の越中だった。
ただでさえ太鼓腹な体系の部長が気になっていたのに、もう興奮してしまい、部長の下腹部を凝視してしまった。
部長の歌が終わり、そんな私に気づいたらしく、
『おい高山!びっくりしてるのか〜? 営業ならな〜このくらい、できんといかんぞ〜。 どこでも脱げるようにならんとな〜!ははは。』
私に近づきながら、大声で言った。相当酔っている。
そのとき気づいてしまった!
越中が緩んでいて、部長のものが見えていた。
もう私は興奮して、返事もできなかった。
「部長〜。緩んでお宝さんが丸見えですよ〜。」
『俺のお宝さんも歓迎したいってよ〜。』
「はいはい、わかりましたから、早くしまいましょうね。」
『おお、悪いな〜。早くしないと勃起しちゃうぞ〜。』
青木さんの手をかりながら、部長は褌を直し、服も着た。
歓迎会も終わり、青木さんと部長を送りにタクシーへ。
『今日もすまんかったな〜。青木。今度、高山と一緒にうちに来い!歓迎会のやり直しだ!』
「はいはい、わかりましたよ。酔ってるんですから気をつけてくださいね〜」
『おう!』
そういうと部長はタクシーに乗り、行ってしまった。
部長は、すばらしかった。
太鼓腹の下に、ついてない同然の越中から全開に見える部長のもの。
短かったがとても太く、亀頭も大きく、これぞ日本の親父というものだった。
もう私の頭は、部長でいっぱいだった。
そしてその「今度」は、早くも訪れた。
|