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部長との週末 投稿者:get 投稿日:2003/05/20(Tue) 10:48
■getさん作品集 bP8 部長との週末(1)(2)                  Back Top Next

部長との週末(1)


「部長との一夜」「部長との休日その壱・弐」を読んだ後に読まれると分かり易いと思います。



 部長と違う部署になり、営業会議でしか顔を合わす事がなくなっていたが、その週末、仕事が遅くなり、部長の部署を覗くと部長一人が残っていた。
 真面目一本と言う感じで、小太りでふくよかな、田舎の役場のおじさん的顔(どんなんだ?)。
 一緒の部署のときも猥談に入ってくるような人ではないが、私は、社内で一番仲がいいと自負している。
 何度か個人的にも酒を飲んだことがあり、仕事以外の顔も知っている。
 それに私は一番の営業マンだし。ウッシッシ(これは余計な話かぁ)。


 「お疲れさん」と声をかけると「俺も帰るから一緒にどう?」と嬉しい返答。
 いつもは電車通勤だが、月曜は仕事先に直行とのことで車で帰るとのこと。
 車中で「物語だと、ココで手ぇ出してうはうはっつうことになるんだけど」などと考える。

 「一杯」という事になり、私のマンションを通り過ぎ部長のマンションに車を置き、部長がよく行くと言う居酒屋へ。
 少しのあいだ仕事の話をして、私の見合い話も出るが、半ば強引に「ゴールデンウィーク帰ったんですか?」と切り出す。

 「一泊二日で帰った」
 との返答にすかさず、
 「じゃ、さっぱりして来たんですね」。

 「あたりまえだろ」。

  年に数回しか帰らないので、実家に帰ったときは「する」と言う話を酔ったとき聞いていたのだが、部長から直接聞くその言葉はなかなかこーふんモノ。

 少し酔った勢いもあって、

 「はぁはぁ、晩と朝と別れ際に?」

 「そんなにできるか」。

 「夜だけ」

 「そんなんだろ」
 
 とつれない返答。



 その日しこたま飲み部長のマンションへ泊まることに。
 うきうきしながら部長の部屋に入ったのだが、酒が強くない私はすぐに眠りについてしまった。
 なんともったいない・・・・

 目が覚めると6時前。
 休みだが、私は一度会社に行く用がある。
 部長もソファーで寝ている。

 「部長、風邪引きますよ」
 と声をかけ、ゆすってみる。
 「んんー」と小さい声。

 昨夜のアルコールが残っている私は、
 「ズボンしわになりますよ」
 とベルトを緩め、パンツと一緒に脱がした。

 それでも寝ている。
 
 カッターシャツ姿で、下半身さらけ出してベッドに横たわる部長はなんともいやらしい。

 何かしたいが、一番の電車には乗って会社に行きたい。

 昨夜、居酒屋からおにぎりを持ってきていたのだが、その包装の輪ゴムが目に入る。


 私は、部長のくっつけた太ももの間から毛に紛れ包皮だけが出ているその先を、輪ゴムでぐるぐる巻きにして先を閉じ部長の部屋を出た。

部長との週末(2)

 会社での仕事はすぐに片付き、10時に帰宅していると部長から電話。
 
 「おまえ・・・・もう、何したんだァ」
 とテレてるような怒ってる様な。

 「はっはっは、スイマセン」と冗談で交わす。
 ま、ワシのちんちんも見られたことがあるし。

 「なんや、今日は彼女と会わんのか?」
 私は見合い相手と最近はまったく約束を交わしていない。

 「んんんんっと。まだビデオ持っとる?」と部長。

 おぉ、持って行く、持って行く!!
 1時間後に約束し電話を切ったものの、本当は私は新しいビデオを持っていない。
 会社の後輩、友人と持っていそうなのに片っ端から電話し、一人見つかって、慌てて借りに行った。


 
 マンションの前で部長のケータイに電話すると、また、この前のように605号、A氏の部屋にいるとのこと。
 部屋に入ると、部長、A氏とB氏。
 前回いたC氏は早朝から釣りに出かけて不参加。
 しかし、すぐ集まるって、中年の単身赴任者って暇なのね。

 A氏は銀行マン風と見ていたが、ホテルの営業をしている53歳。
 B氏は建築屋で地下鉄工事のため、単身赴任の56歳。

 皆さんすでに飲んでいる。

 「お、またせんづりするかぁ」とB氏。

 前回、酔って私は覚えていないのだが、このB氏に「若いもんがガマンするな」とはやしたたられ、ご丁寧にズボンまで脱がされたそうだ。
 調子に乗った私は、仰向けになって、4人の前でしごいたそうな。まったくお恥ずかしい。
 さすがに最後までしたかどうかは聞く勇気がない。

 
 モザイクなしと確認して借りてきていたものの、これが面白くないし画像もよくない。
 前回のように話が弾まない。
 
 早回しをして、何本目かで中年女性が一人でもだえてる姿。

 「女性もみんなこんなことしてるんですかねぇ」と私。
 「どうだろ」とつれない返答の部長。

 酒は結構減っているはずだが、やはり激しい面白いビデオでないと、中年には刺激がないのか。

 「俺は、ウチのとしあうことがあるよ」とB氏。
 おぉ、そうこなくっちゃ。

 「したいときにダンナがいないとするんですかね」と私。
 「いや、ウチのはしてないでしょう」とA氏。

 「この前チャットで主婦と知り合って会った」
 とのB氏の言葉に、私も、A氏も、部長も身を乗り出す。

 「で?」
 「いくつ?」
 「どんな感じの人?」
 「どこで?」
 「した?」
 矢継ぎ早の質問。

 「43歳でダンナが50歳。子供が中三と高二とか」

 「家族構成はいいから。で?」

 「喫茶店であって、ドライブと車に乗って箱崎ふ頭で車とめて」
 
 「で、で、で?」
 
 「ホテル行こうって言ったら、うんって」
 
 「おぉぉぉぉ!!」
 
 11時から4時の別れるまで、B氏は2度もしたそうだ。
 もう、その話がスケベでリアルで私は勃起モンだった。

 ビデオは流れているものの、みんな画面は見ずに飲みながらの話になる。

 「また会うの?」と部長。

 「いや、それっきり。また見つける」の言葉に

 「僕もチャットしたことあるけどなぁ」とA氏。

 「僕は素人さん、ないんですヨネェ」と部長。
 そうそう、前回のとき、部長は奥さんが最初だったと白状している。
 
 「浮気ないと?」とB氏。

 「そう言うのはないですねぇ」と部長。

 「僕は40過ぎの頃、20代の女性と付き合ったことがある」とA氏。
 こんな真面目そうな人も、やっぱ、そうなのね。

 「せんづりじゃつまらん、たまにせんと」と相変わらず露骨なB氏。

 「二回もする人だと、普段はしょちゅう出してるんですか」と私。

 「するかいな。たまにだからできる。」

 「どれくらいでしょ?」

 「週一回くらいやろ?」とB氏がA氏の顔を見る。

 「んーーそうかなぁ」とA氏が部長の顔を見る。

 「いや、僕はそんなに・・・」。

 あ、また部長そんな事言って水をさすんだからァ。




[541へのレス] 無題 投稿者:binbin 投稿日:5/21-09:25
getさんのこの部長シリーズ好きやなぁ。エロくないけど、ほんわかさがええなぁ。日記を覗き見してるような感じ、◎◎◎

[541へのレス]
無題 投稿者:get 投稿日:5/21-17:49
ねぇ、ヌケるお話でなくて申し訳ない。今度そぉゆー体験しておきます。

[541へのレス]
無題 投稿者: 投稿日:5/21-19:45
抜けなくても面白く読ませていただきました。


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部長との週末 投稿者:get 投稿日:2003/05/20(Tue) 10:48
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